北上川のホオジロガモ
昨日(24日)は、大正橋(北上川・花巻市)下流で「ハクガン」を捜していたのですが、残念ながら見ることはできませんでした。あまりにも退屈だったもんんで、何気なく大正橋のたもとのコンクリート斜路を見ていたら、普通の車が河川敷にどんどん入っていくではありませんか。(3台ほどのセダンタイプ)「何をするんだろう?」と注意してみてたら、車から「お犬様(散歩するのに車でくるんですから、本当にお犬様です)」が降りてきて、なんと、愛犬との散歩でした。
川岸近くまで車が入れるのを双眼鏡で確認し、カモ類の動きも注意深く見ていました。「お犬様」が嫌いなのか、淡水系のコガモ、カルガモはすぐさま飛び立ち、オナガガモは対岸に非難していたのですが、なんと潜水系のホオジロガモは我かんせず、逃げ出すこともなく、川の中心あたりで、さかんに潜水行動をしてたんです。
直感的に「お犬様」の車がいなくなれば、「ホオジロガモは撮れる」と判断し、河川敷に道路も出来ていたので、私も河川敷に降りることにしました。橋の真下は、「ヨシの茶色」「橋の塗装(うす緑)色」「ゴミのブルーシートの色」と、水面がにぎやかで、あとはホオジロガモが寄ってくれるのを「車内で昼寝をして待つだけ」と決込みました。
曇天だったので、ホオジロガモの一番の魅力の「純白」がつぶれなかったので、天候に感謝です。
このポーズは、ホオジロガモの「定番写真」ですよね。カモの仲間のディスプレイは、どのカモも魅力のある被写体になってくれます。個人的なこだわりですが、他のカモ(コガモ、カルガモ、オナガガモ)を画面に入れないで撮ることに喜びを感じます。ハクチョウの給餌場ではまず不可能に近いので、大正橋のような所が一番撮影しやすいです。
パタパタ(羽ばたき)も、カモ類では「定番写真」ですよね。まずが定番写真(基本)を撮れてからの応用と思っているので、飽きるほど「ホオジロガモ」は撮ってますが、今冬シーズン、まだ「ホオジロガモ」を撮ってなかったので、基本に忠実に、まずはでっかく撮ってみました。
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