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「盛岡のアカアシチョウゲンボウ」の記録

盛岡在住の鳥友の白石さんから「アカチョウゲンの観察記録」のメールが(素敵な写真とともに)あったので、皆さんに紹介したいと思います。私も、白石さんも出張やらなんだかんだと忙しく、今日になってしまいました。それと、「アカチョウゲン」の観察場所がデリケートな場所だったので、第一発見者の白石さんからは、「情報の取り扱い」については判断にお任せすりと言われましたが、大勢の人が立ち入り出来ない場所だったので、今日まで「公開」を控えていました。

▼ メールの観察記録と写真をUPしますので、見てやって下さいませ。(A,Shiraishi記)

          「盛岡市内で観察されたアカアシチョウゲンボウ」

  A.Shiraisi 

  K.Yotsuya (日本野鳥の会盛岡支部)

 2009年5月15日の夕方から5月20日の朝にかけて、盛岡市下厨川字赤平4にある東北農業研究センター内でアカアシチョウゲンボウ雄成鳥が観察された。滞在中は、約150m×50mの草刈後の草地で採餌を行い、周囲の木陰等で休憩していた。

 採餌行動は、電柱や電線に止まって餌を探し、見つけ飛びたって捕獲するというもので、空中を飛び回ったり、ホバリングして餌を探すことはなかった。渡来した当初は飛翔しているガガンボをフライキャッチして空中で食べていたが、16日からは地面で芋虫やミミズを捕獲し、電線や電柱に止まって食べていた。

 一日中雨天であった、17日はほぼ一日中採餌を行っていたが、天気がよかった16日と19日は、朝夕に活発に採餌を行い、昼間は、木陰等で休憩することが多かった。また、風の強かった18日の午前中も木陰で休憩することが多く、風のやんだ夕方に採餌を行った。

 20日の朝は活発に採餌を行っていたが、7時45分に飛び去り、それ以後、観察されず終認となった。

 アカアシチョウゲンボウは主に大陸に生息する種類で、日本では希に観察される種類であるが、今春は、同時期に対馬、秋田でも観察されており、過去にも春の渡りの季節に宮城や北海道でも観察例があることから、少数の個体が渡りの途中に日本列島を通過しているものと考えられる。

 今回、盛岡で観察された個体は、6日間にわたって滞在した。これは渡りの途中の個体としてかなりの長期滞在と言える。この原因としては、草地が草刈直後で、地表のミミズや芋虫が見つけやすいうえに、草地の周囲に沿って張られた電線がちょうど良い餌の見張り場及び食事の場所となり、アカアシチョウゲンボウにとって絶好の採餌場所となったことと、風雨や強い日差しを避けることのできる林が隣接していたことが挙げられる。良好な採餌場所と休憩場所がごく狭い範囲に揃っていたことで、渡りの体力回復を図る中継地点として、これ以上ない条件であったものと考えられる。

Akaashi01  ▲ 撮影者はA、Shiraishiさんです。

 翼の上面、下面が全部見れて「識別にはもってこい」の飛翔写真ですね。

Akaashi02  ▲ 撮影者はA.Shiraishiさんです。

 ミミズでしょうか。凄い迫力の生態写真ですね。ここまでアップの写真は(画像がクリアです)中々見ることができません。

Akaashi03  ▲ 私(四ッ家)が撮影しました。2009年5月19日。

 電線の上に「ゴミみたいに見える」のがアカチョウゲンです。奥の山は「岩手山」ですよ。

Akaashi04  ▲ 私(四ッ家)が撮影しました。2009年5月19日。

 左隅に見える「白っぽい」のがアカチョウゲンです。電線の下にミミズでもあったのか、猛スピードで急降下、飛び込んできましたが私に気がつき急反転しました。けっして「餌付け」したわけではありませんよ~。写真には写ってませんが、鳥友のKさん、Sさんも直ぐ隣りにいました。私は「絵コンテ」を書いて撮影するので、この日は「短いレンズで撮影する。環境を入れたアカチョウゲンを撮影する」と決めていたので、なんの迷いもなくシャッターチャンスを待ってました。「ロバート・キャパ先生」の教えを忠実に守りました。(私の写真の理論的支えと言うか、キャパの写真哲学が好きです)

「見前水田」にムナグロ

久しぶりに時間が取れたので、気になっていた「水田のシギチ」観察に出かけてきました。この前(5月15日)は丹念に「矢巾・見前水田」を廻りましたが、シギチは1羽も観察出来ず、知らない内に「春のシギチのピーク」が終ったのかと思っていたのですが、例年より遅く到来しましたね。ただ、種類数が少ないので、そこがとても不満です。

309blog01  ▲ 2009年5月20日 盛岡市

 「見前水田」には珍しくムナグロの群(50±)が入ってました。やはり「ムナグロ」を見なければなんか落ち着かないですね。

309blog02  ▲ 2009年5月20日 盛岡市

 羽根模様は、濃いのや薄いのがあって、1羽、1羽微妙に違うので飽きがきません。

309blog03  ▲ 2009年5月20日 盛岡市

 黙っていれば、どんどん近寄ってきてくれます。

2009年の「ヨーロッパビンズイ」@飛島

2009年5月3日朝、酒田港からフェリーに乗船し、鳥友のIさんに電話して「2009年飛島の野鳥の按配」を聞いて見た。スーパー珍鳥は出現なしで、めぼしいところでは「ヨーロッパビンズイ」、「ヤツガシラ」、「オジロビタキ」位かな~とのことなので、旅館から一番近い「二の畑のヨーロッパビンズイ」からのスタートをする事にした。3種とも飛島で何回か見ているので慌てることはなく、ゆっくりお茶を飲んでからです。

「ヨーロッパビンズイ」は、2002年、2007年と、いずれも「5月の飛島」で見ているので、今回(2009年)見ることが出来れば(狭い飛島で、情報があっても、野鳥だから見れない事もあります)3回目か~と、興奮することなく、普通に「二の畑」に到着したら、10人弱の人が「ヨロビン待ち」で待機しておりました。待つこと5分位で畑の隅から登場してくれました。

300blog01  ▲ 2009年5月3日 飛島(酒田市)

 私の目の前に登場してくれました。警戒心がまったくなく、「珍鳥らしい」のですが、なんかジズでは「ヨロビンかな~?」と疑いの目で見てしまいましたね~。ムネアカタヒバリぽくも、ビンズイぽくにも見えてしまいました。最初に見た2002年のヨロビンのイメージが頭にあるので、(バフ色でした)ほんと、戸惑いました。

300blog02  ▲ 2009年5月3日 飛島(酒田市)

 胸の黒班が太く、脇もなんとなく太く感じたので、戸惑いました。撮影した画像を拡大してみたら、①上嘴が黒く、下嘴がピンク色。②背中が縦模様。③ほうの白丸がはっきりしない。※開放で撮影したので「初列はわかりませんでした」

 と言うことで、「ヨーロッパビンズイ」と同定しました。(※○○さんがヨロビンと言ったからヨロビンと言う見方は、初心者の頃からしてません。自分の目で見て、あ~だ、こ~だと言いながら見るのが好きです)

300blog03  ▲ 2002年5月3日 飛島(酒田市)

 一番最初に見た(ライファー)「ヨーロッパビンズイ」です。脇の黒班は小さく、羽根の色ぐわいもバフ色でした。この個体も警戒心がなく凄く撮影しやすかったですね。

300blog04  ▲ 2007年5月4日 飛島(酒田市)

 この個体も胸の黒班は小さいかったです。ほうの白丸もはっきりしてませんでした。それから、やっぱ警戒心がなく、撮影しやすかったですね。

 ◆ 「ヨーロッパビンズイ」を飛島(酒田市)で3回見れたのですが、色模様とか、胸の黒班は多少の違いがありますが、どの個体も「警戒心が無い」のが共通してます。やはり「大陸育ち(人間を見たことが無い)」なのでしょうかね~。

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