「東北関東大震災」 その7
洋野町で、もっとも低い場所(人家あるところ)が「JR八戸線・大浜川橋梁」のある、宿戸(しゅくのへ)地区です。幹線道路の国道45号線も「大津波警報」が出れば、直ぐに「前面通行止(迂回路なし)」になります。ちょうど1年前に、この場所で通行止になりました。八木地区側だったら、8時間も足止めを食らうところですた。その時は、種市側にいたので、早々と「探鳥を切り上げ」、盛岡に帰ってきました。
※ 前にも書きましたが、気象庁の大津波警報(戦後初の発令)が出て、50センチでしたからね~。(大津波警報は3M、4M、5M、6M、10M以上と数字を入れて発令する)たしか5M以上、場わいによっては10M以上と言ってたような。50センチで「8時間の足止めをくらった人」なら頭にきますよね~。
「311大震災」の第一報のニュースで、「洋野町の鉄橋が流されました」と叫んでいたので、たぶん「大浜川橋梁」だろうと思っていました。実際「洋野町」に出かけてみたら、予想通りと言うか、簡単に流されてましたね~。どうしても「赤字ローカル線」なので、「耐震補強」とか「落橋防止」の工事は、新幹線や本線になるので、列車が走行してなくてよかったですね。走っていれば、間違いなく「人的被害」が出てたでしょう。(この場所は13:30~13:40分の間に上りと下りで2本通過します。その後は15:30分頃の1本の通過ありなので、地震で列車が停止したでしょうから、大惨事は免れました)
■ 「JR八戸線・大浜川橋梁(洋野町宿戸地区)」です。
▲ 道路橋に比べて、赤字ローカル線の鉄橋は「耐震対策」が貧弱ですね。ピア(橋脚)は残っているのだから、「耐震対策」をしていれば、レールは流されても、橋桁は大丈夫だったような気がします。橋桁さえ残っていれば、復旧は早いですよね。(1~2ヶ月)今回は年単位の時間が必要ではないでしょうか。(最優先は東北新幹線の全線開通でしょうから)
▲ 「JR八戸線」では、この場所が(大浜川橋梁)が一番好きな撮影ポイントでした。「鉄道」に興味がない人のは、ただの「風景写真」ですが、好きな人には「キハ40・48系の気動車」にぞくぞくってきます。たまらんバイ。
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