矢巾のアネハヅルの嘴の色は・・・。
アネハヅルの写真整理をしたり、2冊の写真図鑑をながめて比べたりしているのですが・・・、どちらの図鑑解説でも「短めの嘴。色は黄色く先端は赤い」と・・・。
日本の鳥550/桐原政志・解説(文一総合出版)ですが、桐原さん(個人的には飛島で何度もお話をしています。偉大バーダーです)の解説文は、掲載写真を見て、解説したんじやないかな~と・・・。もしくは「コリンズ図鑑」(洋書)に、嘴は黄色とでも書いてあるのか・・・、こちらは、「英語は全然駄目」なので、よくわからんです。
■ 「矢巾のアネハヅル」の嘴は、黄色ではなく、薄い「青緑色」です。まあ嘴の色なんて、「どうでもいいじゃん」と言われそうですが、シギチ屋としては、嘴とか足の色に直ぐ目がいく習性なもんんで(笑)
▲ 上嘴(じょうし)、下嘴(かし)とも、黄色ではなく、「青緑色」で、頭部と同じ色あいに見えました。嘴の先端は「肉色(ピンク色)」なので、「赤い」と言う表現は許容範囲でしょう。
▲ 上の2枚の写真も、「黄色い嘴」には見えません。と言うか、「青緑色」です。それと、翼を開いた写真では、「長い3列風切」がこのように見えます。尾羽ねと間違われません。
▲ 「初列風切」、「次列風切」が真っ黒なのがわかりますよね。翼をたたんでしまうと、初列は次列の中に「折りたたんで隠れる」のでさっぱりわかりませんが、ツルの仲間の写真を撮る面白さでもありますね。(ソデグロヅルは真白く見えるが、初列は真っ黒ですよね)
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