ハチクマの飛翔写真
「ハチクマの飛翔写真」は好んで撮ることはないのだが、気温が25度以上で晴天ならば、スズメバチが活発に活動する7月になれば、比較的簡単に巣撮影することができます。今日も「御所湖を横断する猛禽1羽」がいましたが、トビでもミサゴでもなく「ハチクマの♀」でした。飛び方から推測するのは、失速するほどゆっくり飛んでいたので、(蜂の巣は持っていなかった)餌を探しての飛翔だと思います。ハチクマって、なぜか「同じルートと飛ぶ」ことが多いので、「撮影ポイント」さえ決めれば、かなりの確率で撮影することができます。餌を探して飛びまわるハチクマは、地上30Mほどの高さを飛ぶので、(人間を怖がらない)、肉眼でも簡単に雄、雌がわかるし、体色のバリエーションもわかりますね。
■ ハチクマの飛翔写真はあまり撮らないのだが、少しばかり撮り貯めてた「雫石のハチクマ飛翔写真」を貼り付けておきます。1ヶ所は「営巣地」付近で、後の5ヶ所は、今日の御所湖のように「餌を探し出す飛行ルート」で撮影しました。渡りのハチクマの飛翔写真ではないので、ほとんど1羽です。なぜか7月になると、♀が多くなるような気が個人的にはしてます。
▲ ♂と♀です。他の猛禽と違って「簡単に♂♀がわかる」のもハチクマの特徴でしょうか。
▲ ♂で~す。私をこ馬鹿にするように、頭上を飛び去りました。
▲ ♀で~す。ハチクマはいつも尾羽ねに注目して見るようにしてます。
▲ ♂で~す。首をかしげながら、私を意識しながら飛び去っていきました。
▲ ♂で~す。英名では「はちみつノスリ(ハニーバザード)」です。牧場の草原で、蜂を追いかけて地面すれすれに飛びまわっていたのですが、(蜂を追いかけまわしていると思われる時は、人間をまったく気にしません。)目の前に私がいたので、あわてて急上昇したところです。
▲ 車で登れる山(展望台)から撮影しました。♀の淡色系ですね。
▲ ♂で~す。こちらも「展望台」から撮影しました。渡りのハチクマではありませんよ。近くで営巣しているハチクマです。
« フィールドに出れないので・・・ | トップページ | 繁殖地で撮る「アオバト」 »
「【野鳥】 ハチクマ」カテゴリの記事
- 「ノスリ」と思ったが「ハチクマ」か?(2021.06.04)
- 蜂箱の出入り口を壊し、驚かせてミツバチ成虫を外に出して食べはじめたハチクマ(2020.07.01)
- 器用に巣材を食べるハチクマ(2020.06.30)
- 初公開写真と観察記録「第二回羽/ハチクマ(若鳥)」です。(2020.06.21)
- 見れたら嬉しいよね~。「淡色型のハチクマ」(2020.06.20)
コメント