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ごらんあれが竜飛岬北のはずれと~♪

昨日は気仙沼、明日は一関と、飛び回らなければならないもですが、今日は三厩(みんまや)に来てしまいました。何度も仕事で来ているので、(昔は今別町の旅館か竜飛岬の観光ホテルでしたが、今は高速道路や観光道路が整備されているので、盛岡から簡単に日帰りできます)「我が町」と言う感覚です。

9月15日は「ハチクマの渡りの得意日」ですが、ここ10年はタイミングが悪く(仕事の都合や天気など)、来れなかったり、「日にちがずれて空振り」だったりと、まともに「竜飛のハチクマの渡り」を見たことはありませんでした。

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▲ 2011年9月15日 竜飛岬(旧三厩村)

午前9時に到着したのですが・・・、誰もBWがいなく不安になりました。ら・・・、後ろの方から「ヨツヤさん、おはよう」の声が聞こえてきてびっくり。なんと鳥友のGEさんでした。昨日の深夜到着、車中泊してたそうです。

今朝、地元のBWが来て、「14日の午後2時頃、北海道の山の雲が取れ、200±のタカ柱が出来た」との情報をもららったとのこと。その話に、「昨日で全部ぬけたか~」とテンションが下がりぱなしになりました。

30分ほど待ったが、「1羽のハチクマ」が渡っただけで、「やっぱり空振り」の雰囲気でしたが、風力発電の山方向を見たら、「10数羽のハチクマ」が上昇気流に乗りながら、群れてました。

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▲ ハチクマ幼鳥です。嘴の黄色がよく目立ちました。今日は、「10羽のタカ柱が4度」と「5羽のタカ柱が10度」位あったので、「100羽前後が渡った」と思われます。「ハイタカ5羽」も観察しました。

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▲ 「ハチクマ♂」が、私の頭上すれすれに通過して、「岩木山方向」に飛んでいきました。(9割は岩木山方向に、1割は海岸沿いに権現岬を目指して通過)

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▲ 「ハチクマ♀」です。

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▲ 「ハチクマ♂」です。今日、一番近くを飛んで(50~100M以内)くれた個体です。 でっかく飛翔写真を撮ることは「雫石でも出来る」ことなので・・・、竜飛のハチクマに期待するのは「1度に100羽の群れの写真」なのですよね~。中々、タイミングがあわないので、いつになることやらで~す。

今年は・・・、エリマキシギは見れないか?

1998年~2010年まで、「盛岡近郊に13年連続飛来してたエリマキシギ」ですが・・・、今年は雰囲気的に、見る事が出来ないかも知れません。個人的な諸事情で、休耕田に足を運べないことや、「水張り休耕田の消滅」などが理由です。

1998年当時の「エリマキシギ」は、中々見ることができない「あこがれのシギ」だったのですよ。毎年の事でしたが、「エリマキを見るまでは通いつめる」のが習慣でした。今年は正直ギブアップ!ですね。

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▲ 2002年9月 「見前水田(盛岡市)」  フィルムはRDP2です。

乾いた休耕田ですが、エリマキシギの羽模様と地面がカモフラージュしてたので、思わずパチリと撮影しました。シギチのシーズンは「オオタカ」や「ハヤブサ」が時々姿を見せるので、猛禽類には本能的に警戒してますが、人間には、どちらかと言うと無警戒です。もしかしたら、人間がいると、猛禽類が近寄らないということを「学習」したのかも知れません。

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▲  2002年9月 「見前水田(盛岡市)」 フィルムはRDP2です。エリマキシギは他のシギより、「垂直に立つ」すがたが多いです。あとは羽が長いので、風が吹けば「めくれる」ところが何とも言えません。それが見たくて通うのですが・・・。

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▲ 2008年に撮影した「見前水田にエリマキシギ」です。 デジタル撮影です。

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▲ 2008年9月 「見前水田(盛岡市)」 デジタル撮影です。夏の太陽は「納得のいく青い水面」を演出してくれます。黄砂の影響も無いのがいいです。  

2011年の秋の「淡水系シギチ事情は」

今朝はいつもより2時間早く自宅を出発した。(午前5時)ほとんど鳥見をしていないのだが、どうしても「秋のシギチ」を1回位は見ておきたいと思ったからです。普段は県南に仕事に行く時は盛岡インターから進入するのだが、休耕田の調査をしながら花巻空港インターまで、下道(一般道)を走り、午前8時にやっと仕事先に出かける事ができました。

1 「見前水田」  タカブシギ 2羽

2 「矢巾水田」 (※水張り水田は無し。休耕田は乾いて雑草だらけ)

3 「紫波水田」 (※水張り水田は無し。休耕田には「蕎麦」と「豆類」が転作」

4 「石鳥谷水田」 (※水張り水田は無し。休耕田は乾いて雑草だらけ)

5 「笹間水田」 (※水張り水田は無し。休耕田は「豆類」が転作)

6 「花巻空港水田」 (※水張り水田は無し。休耕田は「豆類」が転作)

盛岡~花巻間の「シギチ飛来休耕田」は、ほとんどが「転作作物」が植えてあるので、「淡水系シギチ」は期待できません。今日は仕事前で時間がなかったので、双眼鏡で見ただけで、撮影はしておりません。過去に「ポジフィルムで撮影」したのと、デジカメ初期の頃撮影した「タカブシギ」を貼っときます。

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▲ 1998年9月 「見前水田(盛岡市)」で撮影しました。 フィルムはプロビアⅡ(RDPⅡ)です。

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▲ 2007年9月 「見前水田(盛岡市)」 デジタル撮影です。

□ 今日の「見前水田」のフィールドノート

2011年9月6日(火) 曇り  5:25~5:45  

1 タカブシギ  2羽

2 アオサギ   2羽

3 ダイサギ   3羽

4 チュウサギ 5羽

6 コサギ    4羽

7 カルガモ  100+

8 マガモ(エクリプス羽) 2羽

9 コガモ(エクリプス羽) 8羽

10ハクセキレイ      3羽

11 バン(幼鳥)      2羽

12 スズメ        30±

13 ハシブトガラス    5羽

「フィルム資産」@アオバズク

今日はと言うか、今日も何処にも出かけず自宅にいました。何もすることがないので、「玩具のスキャナー」で遊びながら、暇つぶしをしてたのですが・・・、あまりにもも「フィルムの多さ」に何から手をつけていいのか・・・。やっぱ「あ行の野鳥」からちんたら始めるのがいいのでしょうね。

部屋の中はフィルムボックス(1箱×1000カット入り)に占領されているのだが、10箱もあるので(1万カットはあるな~)「気が滅入ってしまう」状態です。

□ デジタルで撮影していなくて、フィルムで撮ってある「アオバズク」を手始めにスキャンしてみました。当時から(今もですが)基本に忠実に「でっかく日の丸写真的に」撮影してましたね。

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▲ 1993年5月撮影(岩手県盛岡市) 富士フィルムRDP 

この時以来「アオバズク」は、見れていない、撮影できていないので(まったくの個人的な観察記録です)、岩手県では数は激減しているのではないでしょうか?

このアオバズクは警戒心がなく、(当時は400ミリのレンズしか持っていませんでした)簡単に撮影できました。撮影距離は「ノーブラで10M」だったので、あっけに取られました。「こんなに簡単に取れていいの?」と言うのが正直な気持ちでしたね~。

今朝の「NHKニュースおはよう日本」は小樽市のアオバト

何気なくNHKのニュースを見ていたら、「北海道小樽市のアオバト」が紹介されていた。昨年の「NHKさわやか自然百景」でも「小樽市はりうす海岸のアオバト吸引」が放送されていたが、アオバト画像は同じような気がしました。

海岸でのアオバト吸引は、「神奈川県大磯町の照ヶ崎海岸」が有名ですが、元祖と言うか本家は「小樽市はりうす海岸」の方ですよね。「海水吸引は北海道に出かけなければ見れない。ならば東北で自分で探そう」と行動を起こしたので、よ~く覚えてます。一度ど要領さえわかれば、次から次と「見えてくる」と言うのが「鳥見の不思議」なところです。北東北では、日本海側で4箇所、陸奥湾で1箇所、太平洋側で1箇所の6箇所で「海水吸引のアオバト」を見てますね~。

今日の放送では、「日本野鳥の会小樽支部の会長」さんが取材を受けていて、「10年前に比べてアオバトの飛来数が相当すくなくなっている。(映像では20羽ほどでした)」と言ておられました。日本国内では「一度に100羽のアオバトを見れるのは、はりうす海岸と照ヶ崎海岸だけ」と「さわやか自然百景」では言っていたので、激減しているのは確かなのでしょうね。

個人的な観察記録では、10年前でしたら「一度に500±のアオバト」を見るのは普通で(今は多くても100±)した。逆に「森林性のアオバトは50±が200±に増加」してますね~。

■ 海岸吸引のアオバト(すべて北東北で撮影)を貼っときます。

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