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高松の池(盛岡市)に立ち寄ったら・・・。

真直ぐ家に帰るのも芸がないので、夕方「高松の池(盛岡市)」に立ち寄ってみた。90%は結氷しているのだが、西側(盛岡女子高校側)の方に開氷面があり、オオハクチョウやオナガガモが群れをなしていた。「餌付け禁止の看板」があるのだが、一部の盛岡市民は、「字が読めないみたい」ですね~。大量に食パンを投げ与えてました。(昔は食パンの耳だけだったのに、いつの頃から、食パンそのままになりました。飽食の時代なんでしょうか)

御所湖にも同じ「餌付け禁止の看板」があるのだが、雫石町民は根が純粋なもんで、「行政のお願い事」には100%従います。と言うことで、「御所湖のハクチョウ」は水田での採餌だけです。根雪になれば、「高松の池」に移動するのでしょう。

そもそも「餌付け禁止の看板」は、「鳥インフルエンザ」の関係です。農業県の岩手では「鳥インフルエンザが発生」すれば、「風評被害」で農業は大変な事になります。まして県南(一関市周辺)では「放射能被害」で、「乾燥シイタケ」は大変な事になってるみたいですね。そんなこんなな事を思えば、「鳥インフルの風評被害」を考えれば、リスクは軽減しておかなければなりません。そもそも「野鳥に餌付けする発想」が可笑しいのです。

今日は「久しぶりにミコアイサ」を撮影してみました。「高松の池」以外では、中々警戒心が強くて、撮影できないのですが、ハクチョウや他のカモも「人なれ」しているので、簡単に撮影する事ができます。

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▲ 2012年2月15日 「ミコアイサ」です。高松の池(盛岡市)

頭の白いのが♂です(上の写真)。頭の茶色のが♀です(下の写真)」。バードウォッチヤーの間では「パンダガモ」と言う別名もありますね~。基本に忠実に「Web野鳥図鑑写真」用に撮影してみました。(今年の高松の池の水の色が、青い色だったので撮影する気分になりました。汚れた水の色の方が多かったですね~)

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▲ 氷を入れて撮影してみました。例年だったら、「ハクチョウの糞」で、氷が汚れまくってます。羽なんかも落ちていて、とても撮影する気分にはらなかったですね。

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▲ 2012年2月15日  高松の池(盛岡市)

「餌付け禁止の看板」が設置されているのにも関わらず、「我関せず」で大量に(米袋で2つほど)食パンを投げいれてました。とても個人では出来ないので、協力者(餌の持込)が沢山いるのでしょう。家族連れや恋人達は、スーパーで買ってきた1袋か2袋でした。

種市海岸に・・・。

震災後、あまり海岸に出かけたくない気分だったのですが・・・、ほぼ1年ぶりに「種市海岸」に出かけてきました。今まで海岸に出れた「防潮堤の水門扉は閉切り」でだったので、堤防の上からの観察になりました。魚港には漁船があるのですが、市場も加工所も壊れたままで「以前の状態」になるには、もう少し時間が必要ですね。

「八戸線」はかなり復旧していて、信号ケーブルの工事中だったので、3月17日の「前面復旧」には間に合うでしょう。たぶんですが、3月にはいれば「試運転車両」も見れると思います。八戸線が気になって、種市海岸に出かけたと思われてますね。やっぱ「鉄」は気になりますもん。

震災前と後の「野鳥の変化」が気になる所ですが、コクガンは50±でした。シノリガモは、例年の半分ほど。逆にクロガモは30±の群れがいたので、例年の2倍ですか。あとは・・・、カイツブリ4種とウミアイサは見ることが出来ず、ワシカモメも激減してました。(30±)多い年は200+は越冬してたのに。

久ぶりに「600ミリの望遠レンズ」を取り出して「野鳥」を撮りました。最近、「鉄」ばかりだったので、ロクヨンが重いこと、重いこと。こんなひんどい思いをして「野鳥写真」を撮っていたんですね~。(笑)

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▲ 2012年2月8日 「種市漁港」です。

漁港内には、クロガモ、シノリガモ、スズガモ、カルガモが入ってましたが、カイツブリの仲間は全然入ってませんでした。撮影時間中は「曇天」だったので、自分のイメージの色が(水面)が出ませんでした。2時間近くも「天候の回復」をまっていたんですけど・・・。

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▲ 2006年2月6日?だったと思う。 「種市漁港」です。

せめて、こんな色(水面)で撮りたかったで~す。

クロガモは「飽きるほど撮っている」ので、なんか、あまり「気乗り」しないんですよね。頭の中は「ビロキンやアラナミ」のことばかり思いえがいて、出て来い、出て来いと「念力」をだしているんだけど・・・。

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▲ 2006年2月 「種市漁港」です。

漁港内は野鳥が近いので、いとも簡単に撮影できます。と言うことで、撮影者としては面白くない(たいくつ)で~す。

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▲ 2012年2月8日 「種市海岸」です。

種市は「サーフィンのメッカ」なんですが、海ガモも負けずに「サーフィン」をします。海面に浮かんでるのではなく、あきらかに「波に乗って」ますもんね。クロガモに脱帽です。(シノリガモもよく波に乗って、遊んでますね)

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▲ 2012年2月8日 「種市海岸」です。

やっぱ、漁港内で撮影するより、海岸の方が寒くて大変ですけど、自分では好きです。

さわやか○○百景「冬 信濃川」(N○K)で名前の誤認が・・・。

ながらで、再放送の『さわやか○○百景「冬 信濃川」』(2月5日7:45~。再放送2月7日16:05~)を見ていたら、オオハクチョウの映像に、ご丁寧にアップで嘴部分を流していた。幼鳥も同じくアップで嘴部分を・・・。

ナレーションは「コハクチョウ!コハクチョウ!」と何回も言っていたので、「おいおい、オオハクチョウだろうよ」とテレビに向かって叫んでました。

天下のN○Kの自然物番組で・・・、あまりにも「おそまつ」ですよね。

インターネットの番組内容紹介にも「コハクチョウ、オジロワシなどの渡り鳥の越冬地となる信濃川」とあります。放送前に、「事前チェック」をしないのかな~?。それとも、チェツクした人が先入観で「日本海側の白鳥はコハクチョウ」との思い込みなのだろうか?

このブログに来る人は「9割はコアなBW」でしょうから、オオハク、コハクの識別を書いても「何をいまさら」でしょう。1割の「初心者BW」向けに、「識別用の写真」を貼っときま~す。

※ 頭の中は「鉄道写真」のことばかりですが、「本籍は鳥屋」なもんで、ほんの数秒のオオハクの映像にも、厳しく反応してしまいま~す。誤認を訂正することなく平気で放送するN○Kに、「責任者、一歩前に出ろ!」、「受信料は凍結するぞ!」と言ってやりますか~。(笑)

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▲ これは「コハクチョウ」です。ハクチョウの仲間は上嘴の黄色い部分に注目です。

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▲ これは「オオハクチョウ」です。黄色い部分が細長く、嘴先端に伸びてるのがわかります。コハクチョウと違いが見比べればわかりますよね。

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▲ 「コハクチョウ」です。首が太いのもコハクチョウの特徴ですね。

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▲ 「オオハクチョウ」です。

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▲ 「コハクチョウ」の小群です。N○Kの放送では、「オオハクチョウの幼鳥の映像」を流して「コハクチョウの幼鳥の嘴は黄色と言っていたような??(ちょっと忘れました)。その時に出た言葉は「コハクチョウの幼鳥はピンク色の嘴だろうよ」と叫んでました。

※ 番組でも放送時間は「5秒」ほどでしたが、私の見間違いだったろうか?。「天下のN○Kが間違うわけがない・・・」、「弘法も筆の誤り」と言うこともありますもんね。私は「コハクの幼鳥はピンク色」と叫んでたのは事実で~す。

デジ一眼のお陰で「流し撮りでクマタカ」を・・・。

「鉄は置きピン」のマニアルなのだが、野鳥の飛び物は「AF(オート)」で撮影してます。最近のデジ一眼は、ISO8000まであるので、天候が悪かろうが、薄暮だろうが、どんな状況でも撮影できちゃんですよね。カメラのお陰で、腕に関係なく「流し撮り」も簡単にできてしまいます。ありがたい世の中になりました。

「野鳥写真」は、マニアルのオートブラケットで撮影するのが私のスタイルでしたが、(ほとんど露出をはずすことはないのだけれど、ポジフィルムのなごりで・・・)、最近は、カメラまかせで、つい「手抜き」をしてます。ただ、「ここ一番の野鳥」に出会ったら、やっぱ「マニアル撮影」をしますかね~。

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▲ 粉雪が舞い始めて条件が悪かったのですが、カメラのお陰で「流し撮りでクマタカを撮影」するっことができました。「鉄」と違って、飛ぶ方向が決まっているわけではないので、ISO800のf5,6で、ある程度のシッタースピードは確保していたのが幸いしました。自分の腕では、1/250秒以下なら「ブレブレ写真」になるので、なるべく「高速シャッター」を切るようにしてます。

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▲ 流し撮りでなければ、「ただのつまらない写真」になってしまいます。 

「クマタカ」の追い出し行動を見る

クマタカが2羽現れ、「一瞬番(つがい)か?」とも思ったが、行動を観察していたら、(「鉄」目当てで、当初は撮影する気がなかった)あきらかに「デスプレイフライト」と違って、「追い出し行動」をしてました。

私は「猛禽屋さん」ではないので、猛禽類の行動を熟知しているわけではないが、数少ない観察例からすると、どの猛禽類も(繁殖行動を観察したのは、イヌワシ、クマタカ、オオタカ、ノスリ、ミサゴ、トビ、ハチクマ、サシバ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、チゴハヤブサの11種)「同業者とカラス」には必ず「攻撃」をしてましたね~。

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▲ 「クマタカの16文キック!」ですか~。このの行動圏の縄張りは右です。この個体は「次列風切りのS2とS5が傷有り」なので、個体識別ができました。シギチ屋の習性として、「傷もの」は大歓迎で~す。なんて言っても固体識別が楽めますからね。

※ 上の画像はトリミング拡大しました。

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▲ 一連の流がれで撮影しました。時間にして1~2秒の、ほんの一瞬です。

石を投げれば「クマタカ」に当たる・・・

「鉄」撮りに雫石~田沢湖間を走る廻っているのだが・・・、必ず「クマタカ」に遭遇します。営巣木はわからないが、(雪崩が怖いので営巣木探しはしません)いつも私の目に飛び込んでくるんですよね~。無意識のうちに「トビかクマタカか」を判断しているのだと思うが・・・、「野鳥写真は休業中」と言っても「クマタカは撮影」してしまいます。

冗談は抜きにしても、雫石郷では「石を投げればクマタカに当たる」ほど、里山にクマタカが生息してるんです。まったくの個人的記録ですが、雫石郷で5ヶ所ほどの「クマタカ」フィールドを押さえてましたが、また1ヶ所増えて6ヶ所になりました。(ハチクマは6ヶ所、サシバは5ヶ所ですか~)

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▲ 2012年2月3日 雫石~田沢湖間

杉に止まる瞬間を「パチリと1枚」。400ミリ手持ちと言うことで、距離は50M以内と言うことです。が・・・、シャッター音とともに、飛び去られました。ノーブラだったので、仕方がないと言うか、「よくも目の前の杉に飛んで来たもんだ」と思います。最近は「鉄」ばっかりですが、その為か「野鳥写真家の気配」を完全に消している関係で、「野鳥は近い」ですね。

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▲  距離300~500Mはあるので、まったくの無警戒、撮り放題でした。

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▲ クマタカが2羽ですが、番(つがい)ではありません。「追い出し行動」をしていたので、テリトリーに入ってきた侵入者と言うことでしょう。なぜに「渓流沿いの鉄道沿線」で「クマタカ」が頻繁に見ることが出来るのかを推測してみれば・・・「南斜面の土盛りが関係(餌をみつけやすい。ヤマドリ、キジ、ウサギ、キツネ、タヌキなどの足跡が沢山あるので)しているのでしょうね。

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▲ 雪深いですが、クマタカは木に止まり、「待ち伏せしてウサギやヤマドリ」が雪穴から出てくるのを待つのでしょう。以前、「1羽のヤマドリ」を、私とハンター(猟師)とクマタカで狙ったシーズンがありました。(クマタカが仕留めた所に偶然出くわし、ヤマドリを置いたまま飛び去られたことを思いだしました。ブラインドを作り、半日まちましたが、クマタカは戻ってきませんでしたね~。

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▲ 最初は晴れていたのですが、急に天候が荒れ、雪が降り出しました。山ではよくあることですね。

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