盛岡のササゴイの繁殖記録(中間報告その3)
前にも書きましたが、乗りかかった船なので、ササゴイの観察に昨日出かけてきました。やはり巣立ち雛の個体数はどうしても記録として残しておきたいので・・・。巣に近寄らないで、50M以上離れてみたら、産座の中は見えないが、起き上がった時に(親が来たり、糞をする時)なんとか雛の個体数を数える事が出来ました。
詳しくササゴイの文献は調べていませんが、時間差を持って、そして小コロニー(集団営巣)を作っての繁殖の記録は、岩手県では観察記録がないんじゃないかな?(繁殖の記録とか観察記録はあると思う)と言うことで、誰にも見向きもされない「ササゴイ」ですが、ぺっこだけ、真面目に観察してます。
※ 小コロニーから2キロ離れた場所に、5ヶ所目のササゴイの巣を昨日見つけました。ただ水田の中の農家の敷地の雑木林なので、写真撮影は遠慮しました。ほんと水田の中に、農家だけの私道なので、入っていけないんですよ~。
▲ 2012年7月11日 「ササゴイのCポイント」です。(岩手県盛岡市)
最初2羽かな~?と思っていたら、3羽でした。 №2は糞をするところでした。
▲ 2012年7月11日 「ササゴイのCポイント」です。(岩手県盛岡市)
親が1時間ばかり巣をあけてました。餌を持ってきたわけではなく、巣の脇にパーチ(止まる)していました。もう雛も大きくなって(推定、孵化13日目)カラスう心配がなくなったのでしょう。(Dポイントは抱雛中なので、雛の数をまだ数える事ができません。推定で、孵化10日前後?)
■ 観察のまとめ
Aポイント 2羽巣立ち (4卵で3卵孵化。1羽巣から落下。)
Bポイント 3羽巣立ち (10Mの高さだったので、巣立ちまで雛わからず。途中2羽撮影)
Cポイント 育雛中 (3羽の雛。孵化13日目か?)
Dポイント 育雛中 (親が抱雛続行で巣を離れないので、雛の数は未確認)
※ 別のササゴイのコロニーを見つける。が・・・、私有地なので、100M以上離れた場所からでないと観察できず。個人の住宅敷地内なので、たぶん撮影は駄目でしょう。(たのみに言ってないけど・・・。猛禽類とか県内初記録の鳥なら、菓子おり持って挨拶に行く。)
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