盛岡のササゴイの繁殖記録(中間報告その2)
週末は・・・、乗りかかった船と言うことで「盛岡のササゴイ」の観察に出かけてきた。自分の目で確認できたのは4巣なのだが、(その内1巣は地上に営巣かと思われたが、結局3Mの胡桃の木に場所を移動して営巣)2巣は完全に巣立ち、2巣が抱雛中でした。
文献では知ってましたが、時間差をもって営巣する「ササゴイ」を観察できるとは思っていなかったので、少々、真面目に観察を継続中です。7月30日までには残りのササゴイも、完全に巣立ちしてくれると思うので、来週も・・・、「ササゴイの観察」になるのかな~。
▲ 「Aポイント」です。6月17日に2羽巣立ちしましたが、今は草ぼうぼうになって、何処に巣があったかもわからない常態です。
▲ 「Bポイント」です。巣立ち日には立ち会うことができませんでしたが、7月7日にカラスに威嚇されていた幼鳥がけやきの木の中に、3羽ほど見え隠れしていたので、3羽巣立ちしたものと推測されます。Bポイントは高さ10Mに巣をかけていたので、産座の中を見ることが出来なかったので、2~4羽だと(2羽は写真撮影しているので確実)思われます。
▲ 「Cポイント」です。高さ3Mほどの胡桃の木に営巣してました。写真では1羽だけですが、下から見上げるかたちなので、正確な雛の数はわかりません。
▲ 「Dポイント」です。親が抱雛中です。なぜわかるかと言うと、雛の鳴き声を聞きました。
※ 4つの巣に共通しているのは、巣の近くに農業用水路(2M巾ほどの)があることと・・・、「盛岡のチョウゲンボウの巣」から半径100M以内です。AとBは、チョウゲンボウの育雛中だったので、カラスが巣に近寄れば、チョウゲンボウが追い払ってました。「カラス対策にチョウゲンボウを利用した盛岡のササゴイの繁殖」と言うことですか。
CとDは、チョウゲンボウは営巣していないが、ハンティングに時折現れるので、間接的に「チョウゲンボウ」を利用してます。
「盛岡のササゴイ」は頭がいいですね~。
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