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飛ぶまでまとうオグロシギ

今なら休耕田で「オグロシギ」を見ても、99%の確率で同定できますが、私が超初心者だった頃(20数年前)、御所湖(雫石町)の中洲にオオソリハシ大のシギが5羽ほど入った事がありました。シギを見るには海岸に出かけるのが常識だったので、「まさか御所湖にシギが」と自分の目を疑いました。当時は今と違って図鑑は充実しておらず(シギチ図鑑は2004年発売でした)「オオソリかオグロか」で悩んだことを思いだしましたね~。ただひたすら、飛んでくれるのを願ってましたが、200M先の中洲から動く気配がまったくなく、同定するのをあきらめました。(フィールドノートには大型シギSPと書きました)

当時は「野鳥写真」じゃなく、1年間はブロミナ(望遠鏡)での「観察専門」だったので、「嘴はピンク色か~。そっているようにも、真直ぐにも見えるし~。飛んでくれれば一発でわかるんだけど~・・・・」とぶつぶつ言いながら見てましたね~。

シギは独学で覚えましたが(まあ、他の野鳥も独学です)、最初、シャクシギ、大、中、小の4グループわけして、シルエットを覚え、そこから「足の色は~、嘴は~、羽色は、眉班は~・・・」と覚えていきました。好きこそ何とかで、野鳥に関しては「直ぐ頭に入ってしまう」ですよね~。

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▲ 2012年9月6日 一番大きいのが「オグロシギ(幼羽)」 見前水田(盛岡市)

淡水系シギチはそろいました。秋の見前水田のシギチはほとんどが幼羽ですね~。水田は大きくないので、どんなに遠くても50M以内なので(平均20M前後での撮影)、識別用写真派の私としては嬉しい限りです。

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▲ 2012年9月6日 オグロシギ(幼羽) 見前水田(盛岡市)

オグロとツルシギは一緒の行動でした。

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▲ 2012年9月6日 「オグロシギ(幼羽)」  見前水田(盛岡市)

識別用にでっかく撮ってみました。

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▲ 2007年5月8日 「オグロシギ(夏羽)」 見前水田(盛岡市)

レンガ色の夏羽が入ってくれました。見前水田で、春と秋に15年ほどシギチを見ているが、後にも先にもこの時だけで、今後も・・・見れないだろうな~。

シギチ観察は、毎年何が入るかわからないのが「魅力」です。だから飽きがこないと言うか、どっぷりはまってしまいました。

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