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2012年、ミヤマガラスの初認日になりました。

まったく個人的な観察記録ですが、今日、「ミヤマガラスの500±の群れ」を見ることができました。私の初認日と言うことです。もはやミヤマガラスは普通種で、毎年定期的に観察する事ができます。一応、双眼鏡で見渡しましたが、白マル、黒マルは混ざっておりませんでした。

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▲ 2012年10月26日 「ミヤマガラス」  湯本水田(花巻市)

根雪になるまでは、この周辺に滞在してくれるでしょう。花巻インターと花巻温泉間の水田地帯ですが、電線に群れでパーチ(止まる)していたら、カラスの嘴を見てください。逆光でも、「頭が台形で嘴がペンシルのように」見えれば、ミヤマガラスと疑ってください。順光なら、嘴が白く見えます。

皆さんが目当ての「白マル、黒マル」は、11月中旬以降の第二陣のミヤマガラスの群れが、見れる確率が高いと思います。200羽に1羽位の確率で混ざっているでしょうか。いずれにしても、ハト大の大きさなので、「小さいカラス」には注意で~す。私は「西マル」を追いかけま~す。(笑)

20年前に撮影した「シノリガモ」は・・・。

BW初心者の頃は、どうしても撮影しやすいカモ中心の撮影になりました。が・・・、その中でも夢中になったのが「シノリガモ」でした。顔模様が面白い(複雑な模様に感動)し、名前の「しのり色」(万葉集の時代に、朝焼けをしのり色と言っていた)と言う表現に感動しました。(橙色とかみかん色と言わないところがいいい。ダイダイガモとかミカンガモと言う名前なら興ざめで~す)

20年前に撮影した「シノリガモ」ですが・・・

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▲ 1993年11月23日 「シノリガモ♂」 富士フィルム/プロビア(RDP)

この1枚を撮るのに3年通いつめました。港湾に入るシノリガモを大きく撮ることは簡単ですが、海でなければ「青い水面」や「群れでの撮影」は難しいことでした。理屈はどうであれ、20年前に撮影した「この1枚」を越える写真は撮れてませんね~。

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▲ サーファーに「10分海に入るのを待ってもらって(実際は30分待ってくれた)」撮影した1枚です。2000年以降は、北の海でも3月になるとサーファーの姿が見るようになりました。(防寒ウエットスーツのお陰でしょうね)それ以前は、冬の海岸は私と「サケの密漁者」しかいない「誰もいない海」でした。

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▲ 河口に入ってきたシノリガモです。水面の色がいたく気に入り撮影しました。

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▲ この5枚は・・・、まあ普通の写真ですか~。種市海岸(岩手県洋野町)に行けば、誰でも撮影する事ができます。ただ、2011年3月11日以降、防潮堤の水門は管理がうるさくなりました。(ちょっとした波でも水門が閉められる)それと・・・、海岸のかたちが変わりました。

10月のアオバト

ブナの紅葉に合わせるように、私のアオバト撮影も終盤を迎えるわけです。が・・・、肉体的には一番ひんどい(早朝の5度~10度前後のブラインド入りなので、体がまだ気温になれてません)が、精神的には一番ハイ(興奮)になるひとときです。紅葉に合わせるように、保護色のアオバト探しは喜びで一杯ですね~。

「日本で一番アオバトを撮影している男」と自負してますが、一般生活においても、BWの世界でも、「そんなことはどうでもいい事」なので・・・、ひとことで言えば「アオバト馬鹿」なんでしょう。

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▲ 2011年10月上旬 

作品としてのアオバト写真です。望遠レンズでブナ紅葉を意識しつつ、バックの処理を計算して撮りました。絵コンテ通りに(イメージ通り)撮ることができました。自分では部屋に飾りたい衝動になりますが(写真を部屋に飾ることはしません)気持ちだけです。

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▲ 2010年10月上旬

イメージ通りではありませんが、ブラインドの中に入っているので、デジタルだから撮りました。フィルム時代だったら、「もったいない」ので撮影することはありません。ブナの紅葉はなかなかベストの状態(桜なら満開)で、アオバトが枝に止まってくれることは中々ないですね~。(10年に1回位か。過去20年で2回ですから)

高原の青空にはアオバトがお似合い

10月になると天候も安定し、「青空」になる確立が高くなります。特に「高原の青空」はなんとも言いようがないすがすがしさで、気持ちいいですね~。アオバトを追いかけて20数年たちますが、毎年飽きもせず同じ事の繰り返しです。

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▲ 2007年10月3日   宝仙湖  秋田県

若い時(20代の頃)、何度もこの場所で仕事に来てました。ブレハブの飲み屋さんもあったんですよ~。当時は宿舎に泊まると、夜何もする事がないので暇をもてあましてました。そんなもんで、早起きしてよく散歩してました。そして「稜線を飛ぶ伝書鳩(今考えるとアオバトだった)を何回も見てましたね~。

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▲ 2007年10月3日  「アオバト」  秋田県

天気予報は「快晴」でも、高原は猫の目に天気が変わるのがミソです。雲ひとつない「青空」は自分の絵コンテにはない(イメージ)ので、必ず雲が沸いてくれるので助かります。望遠レンズで撮ると、雲がぼやけるので、広角のマニアル撮影で撮りました。シャッターを切ってて手ごたえがありました。今後、何度足を運んでも二度と撮れないでしょう。(望遠レンズならいつでも撮れます)

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▲ 2007年10月3日 「アオバト」 秋田県

快晴と思ったら、急に雨雲が出てきました。

 

  

行きあたりばったりで撮るヤマセミ

ヤマセミは超初心者の頃、一度は見てみたいあこがれの野鳥でした。フィールドが御所湖(雫石町)と言うこともあるのですが、わりと簡単に見ることが出来るのと、車の中からの「車内撮影(今は公園整備がされ、駐車場より中に入る事はできません。10年前は乾期に干潟の中に生活道路が出てきて、自由自在に車で走る事ができました)が出来たので、わりと苦労なく撮影ができました。止まる枝や場所はだいたい決まっているので、エンジンを切ってまっていれば、必ず30分~60分に1回は巡回してくれましたね~。

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▲ 1990年10月31日 ヤマセミの番(つがい) 御所湖(雫石町)

野鳥写真は超初心者でしたが、「構図とバックの処理を考え」て、シャッターを切るだけでした。そう言うことで、野鳥写真は誰でも撮れるということですね~。難しいことはありません。

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▲ 2000年8月18日 ヤマセミ  御所湖(雫石町)

10年ぶりに「ヤマセミ」に出会ったので、撮影してみました。行き当たりばったりの撮影なので、面白みのない「図鑑写真」になってしまいました。ただ枝にパーチ(止まる)しているだけの写真なので、飽きがきます。

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▲ 2003年5月19日 ヤマセミ  御所湖(雫石町)

この写真も行き当たりばったりですが、ひと工夫して「撮影距離を取り、バックがわかる」ように撮ってみました。

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▲ 2004年4月15日 ヤマセミの番(つがい) 雫石川(雫石町)

2羽同じようにみえますが、右の個体には、ほんの少しオレンジが胸にありました。

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▲ 2006年11月23日 ヤマセミ♂  雫石川(雫石町)

識別用に(胸のオレンジがわかるように)でっかく撮ってみました。バックがうるさいので「野鳥図鑑」にしか使い物にならないですね。野鳥写真の基本は「バックの処理」と言うことは頭で理解しているのですが・・・、ヤマセミだから(これがキジバトだったら撮らない)撮りました。

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▲ 2009年2月15日 「ヤマセミ♂」  気仙川(住田町)

道路脇の駐車場の止めて撮りました。60キロ走行をしてても、ヤマセミは直ぐわかります。

 

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