2012年、北三陸の「シノリガモ」は・・・
本業の仕事が超忙しく、休日は「休養」に専念してきた。が・・・、ライフワークの「シノリガモ」が気になっていたので、週末に北三陸のシノリガモ観察ポイントを駆け足でまわってきた。今は観察中心の「正統派バードウォッチング」に変身しているので、一日で北三陸を廻ることができました。
311の震災前と後では、シノリガモの数は「信じられないくらいに激減」してました。
■ 2012年11月24日 (一日で400キロの走行距離になりました)
1 接待川河口 4羽 (311震災前は100±が普通に観察)
2 小本川河口 2羽 (311震災前は50+が普通に観察)
3 太田名部漁港 0羽 (311震災前は30+が普通に観察)
4 安家川河口 20羽 (311震災前は200±が普通に観察)
5 野田海岸 2羽 (311震災前は30+が普通に観察)
6 久慈漁港 20羽 (311震災前は50+と小袖海岸にも50+が普通に観察)
7 八木漁港 0羽 (311震災前は50+が普通に観察)
8 種市海岸 20羽 (311震災前は100+が普通に観察)
岩手県内ナンバーワンの探鳥地でしたが、カモもカモメももねけの空でした。シノリガモも激減してますが、ヒドリガモが1羽も見れない事も書いておかなければなりません。311の震災で、大量の砂が河口に堆積していることが要因か?
シノリガモの気配も感じられなかったので、漁港までは下っていきませんでした。ついでだったので、撮るつもりはなかったが「三陸鉄道をパチリと1枚」撮影しました。
野田海岸の津波防潮堤が急ピッチで出来上がるところです。マスコミにはほとんど報道されない野田村です。三陸鉄道も普代村まで復旧、開通してましたね~。
八木漁港にはコクガンが11羽飛来してました。シノリガモは0(ゼロ)でしたね~。
▲ 2012年11月24日 シノリガモです。
岩手県内(北三陸)ではシノリガモは普通種です。が・・・、数が激減してました。311震災前は「石を投げればシノリガモに当る」ほどの数だったのが「今は昔」のお話になりましたね~。観察中心の正統派BWになったので、写真は400ミリ手持ちで十分です。撮る気はなかったのですが、あまりにも逃げないし、群れをつくって「撮ってくれとばかりにアピール」するので、仕方なく撮影しました。撮影時間は正味10分ほどですか~。
あまりにもの激減で「日本で一番シノリガモを撮ってる男」の看板を下ろさなければならないかも・・・。
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