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週末は「盛岡のチョウゲンボウ」を集中的に観察した。

2013年の「盛岡のチョウゲンボウ」は、4月上旬に抱卵したのだが、途中で抱卵中止すると言うハプニングがあり、「今年は失敗か~」と諦めてました。が・・・、2週間後に、また「再度抱卵開始する」と言うサプライズに、慎重の上にも慎重に「観察を継続」していました。今週末は、2日連続8時間の集中観察日にし、弁当&簡易トイレ持参でブラインドに入りました。

チョウゲンボウの抱卵中断で割りをくったのが、「4月下旬に第一陣で飛来するササゴイ」でした。ササゴイは「カラス対策にチョウゲンボウを利用し、チョウゲンボウの半径50M以内に巣を作る」のですが、(2012年は、第一陣は3羽巣立ち)、今年は思うように行かず、昨年の古巣は空でした。(2013年5月上旬にペアが入ったが、卵は産まなかった)

ハシブトガラスは、チョウゲンボウの60M前に巣を構えたのですが、「5月上旬までねばってたが撤退」しました。たぶん、この巣は(昨年もだったが)「第二陣のササゴイが営巣」するでしょう。(今日もササゴイが巣をのぞきに来てました)ササゴイはチョウゲンボウを上手く利用し(カラス対策に)、昨年は10日間のタイムラグをしながら、4巣のササゴイが14羽を巣立たせたので立派です。

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▲ 2013年5月19日 「チョウゲンボウ♀」 盛岡市

私の予想では、あと3、4日で「孵化」すると思います。(抱卵28日間と計算して)

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▲ 巣のまわり半径200M以内には4巣の「ハシボソガラスの巣」があるのですが、50M以内には絶対カラスを入れません。その中の1羽のカラスには、声を出して(他のカラスには声を出さない)200Mも300Mもひつこく追いかけまわします。チョウゲンボウは巣の事はすべて雌が主導権を握ってます。雄は「働き蜂」みたいなもんですね。

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▲ 雌がカラスを攻撃しに飛び立てば、すかさず雄が現れ、「抱卵」をします。雌の食事は10分ほどですので、雄の抱卵はだいたいそんな感じですね。

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▲ 「1回目の抱卵」の時は5~20分ほど、雄、雌不在の時間帯がたびたびあったのですが、失敗後の「再抱卵」から、「必ず雌が巣に入ってから、雄が飛び出す」パターンになりました。さっするに、不在の時間帯に、「カラスにいたずら」されたのかも知れません。(カラスは10羽ほどの集団で巣に来てました。頭がいいです) 

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