2013年盛岡のチョウゲンボウ (孵化15日め)
乗りかかった船と言うことで、「孵化15日めのチョウゲンボウ」を観察してきた。孵化10日めは、羽数が3羽しか確認できなかったが、今日は「雛が5羽」を確認することができました。文献等などによれば「チョウゲンボウの雛は2~4羽」がほとんどと言うことなので、盛岡のチョウゲンボウは子沢山とです。
昨年(2012年は6羽巣立ち)もでしたが、孵化15日過ぎあたりから、雛に対して「平等に給餌する」と言うことはなく、「1、2番子優先の給餌」になります。その時は、3番子以降は、嘴を開けても親から給餌してもらえないので、巣の隅でじっと我慢してました。
2013年6月6日
午前中の給餌は「1、2番子優先」になります。本能的に「何があっても1、2番子だけは巣立ちさせる。3番子以降は運次第(餌の状態)」なんでしょうね。
▲ 2013年6月6日
画像で4羽確認できました。「今年は4羽か~」と思っていたら・・・
▲ 2013年6月6日
4羽と思っていたら5羽確認できました。雛の大きさ、綿毛の色合い、嘴の大きさで、勝手に番号をつけてます。孵化30日以降(巣立ち目前)になれば、羽色も大きさもみんな同じようになるので、「番号つけ」は難しくなりますね。
▲ 2013年6月6日
雄がスズメを持って巣に入りました。雄は給餌する事はありません。孵化15日あたりでは90~120分の間隔で雌が給餌します。雄が頑張り、餌を沢山運んでくると、雌は「貯食場所」に餌を隠しに行きます。カラスが絶対入れない狭い隙間なんかが「貯食場所」になりますね。
孵化15日では、雛は餌を解体して自分で食べる事ができないので、そのまま巣に投げ入れます。
ちなみに9:00~16:00の観察時間内では
「ネズミ2匹」と「小鳥(ほんとんどスズメでした)9羽」でした。
昨年の孵化15日前後の観察では(同時間帯の観察、5月21日)「ネズミ11匹」と「小鳥(スズメ)1羽」でした。
2013年は、5月中は8割がネズミでしたが、6月に入り小鳥(スズメ)が増え、今日は8割がスズメでした。
過去の捕獲した小鳥は(写真で識別できたもの)、ほとんどがスズメなんですが、アオジ、シジュウカラ、カワラヒワ、マヒワ、ハクセキレイ、ムクドリ、コムクドリも捕ってきた事があります。小動物はネズミが9割で、あとはモグラですか。昆虫は1度だけで、ほとんど捕ることはありません。
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