2013年盛岡のチョウゲンボウ (孵化26日め)
孵化15日めに観察した時の「盛岡のチョウゲンボウ」の雛は5羽と思ってました。が・・・、今日現在、2013年も6羽が孵化してくれました。1腹6卵と言うことですね。なんともまあ、子沢山のペアですね。
同じ6羽の雛ですが、昨年と大きく変わった事は1回目が途中で抱卵中止をし、半月ばかり遅れて2回目の「産卵、抱卵、育雛」となりました。一番餌を必要とする「巣立ち10日前」が、ネズミ類があまり獲れなく、ほとんどがスズメ類の小鳥なので、「餌不足」になってるじゃないかと危惧しております。昨年は「ほぼ6羽同時位に成長」していたのが、今年は「3羽優先して残りの3羽は保険」みたいな育て方をしてます。(1~3番子優先の給餌)
▲ 2013年6月17日 チョウゲンボウ6羽の雛 盛岡市
6番子の孵化は、「1、2番子が孵化してから7日遅れの孵化」でした。(♀親の産座での行動と、巣を離れる時間の長さで判断しました。一度抱卵失敗しているので、2度目の再訪卵は、ペア同士で協力し巣を空ける事はありませんでした)
2013年は「3羽何としても巣立ち、残り3羽は餌次第」と言う感じですね。
▲ 2013年6月17日 チョウゲンボウ 盛岡市
綿毛が少し残ってますが、昨年より1~3番子の成長が5日ほど早いです。給餌が1~3番子中心にしている為かもしれません。1番子は親の給餌なしで、「自分で餌を食べる事ができる」まで成長しました。チョウゲンボウは「孵化後35日前後での巣立ち」なんですが、後5日もすれば「巣立ち」できるかも知れませんね。
▲ 2013年6月17日 チョウゲンボウの雛 盛岡市
雛が尻を上げて糞をしたところです。
▲ 2013年6月17日 チョウゲンボウ♂ 盛岡市
♂は巣の中に餌を運んでも「給餌」することはありません。給餌の時間的コントロールと、何番子に給餌するかは「♀の完全コントロール下」にあります。傾向としては、午前中は1~3番子中心、昼の時間帯は4~6番子中心、午後は1番子と6番子に、夕方は1番子にだけ。こんな感じですか~。
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