「鉄」を待ちながら「クマタカ」を撮る!
6日は岩手県内初登場の「HB-E300系」が走る(普段は青森県下北半島の大湊線を走ってます)と言うので、山田線上米内駅周辺に出かけてきた。列車通過90分前に到着したが、3番乗りでした。(最終的には10人前後の鉄な人が集まりました)
三脚をセットしたが、1時間以上も時間があるので近くの米内川周辺を散策したら「ヤマセミ4羽が縄張り争い」をしてたり、「カワガラス」が飛び回ったりと、けっこう鳥見を楽しんでました。ら・・・、200M先の木に「白いゴミ袋」がひかかっているように見えたのですが・・・、なんとなく「クマタカのJもあるぞ!」と思い、そろりそろりと100Mほぞ前進し、双眼鏡で良くみたら、「間違いなくクマタカの幼鳥」でした。
双眼鏡しか持ってないし・・・、「車に戻って望遠レンズを持ってくるかどうか」迷いましたが、めったに撮れない「クマタカ」と言うことで、「鉄道写真をあきらめてもクマタカを撮ろう」と決断しました。
▲ 2014年4月6日 「クマタカ幼鳥」 盛岡市上米内
新幹線の止まる「盛岡駅」から10数キロで「クマタカ」が見れるなんて、盛岡は「大型猛禽類の宝庫」かも知れない。実際盛岡駅から300M以内で「たぶんハヤブサが繁殖(昨年餌を銜えて橋梁のしゅう座に入るのを観察した)してるだろう。小型猛禽類では「チョウゲンボウが繁殖」してるし、南昌山周辺では「クマタカ」「ハチクマ」「サシバ」「ミサゴ」「オオタカ」「ノスリ」が繁殖してます。あくまでも個人的な記録ですが、盛岡周辺で「ツミ」だけ見たことなくて、他の猛禽類はほとんど見てます。
▲ 2014年4月6日 「クマタカ幼鳥」 盛岡市上米内
大型猛禽類の写真を撮る時は・・・、「オラは猛禽屋じゃない、オラは猛禽屋じゃない、オラはシギチ屋だ~」と呪文を唱えて撮るようにしてます。
「野鳥写真」で一番しんどいのが「大型猛禽類の撮影」と言うことをわかっているので、熱しやすい性格の自分が「猛禽屋さんにならない為」に自己暗示をかけているのです。猛禽類の撮影には「営巣場所」を見つけなければ、撮影が難しいのをわかっているので、「普通の仕事をして、土、日だけ猛禽の営巣場所を探すのはまず無理」ですね~。
▲ 2014年4月6日 臨時団体列車・リゾート三陸宮古号 HB-E300系
「クマタカ」の撮影後、列車通過10分前にスタンバイ、「パチリと1枚」です。もう何度も言ってますが「鉄道写真は必ず撮れる。空振りがない」のがいいですね~。
「SL銀河」の撮影と違って、有名撮影ポイントに出かけても「置き三脚がない」のがいいですね~。やはり「岩手の鉄な人」はすばらしい!
「岩手ナンバーで置き三脚をする人はいない」と信じたいで~す。
« 2014年・「盛岡のチョウゲンボウ」抱卵開始 | トップページ | 盛岡のチョウゲンボウを見ていたら・・・、「あっ!E7系北陸新幹線だ!!」 »
「【野鳥】 クマタカ」カテゴリの記事
- 雪の中で、クマタカを撮影できた~。(2022.01.09)
- ブナの森で「クマさん」が・・・・。(2020.10.19)
- 福島県(桧枝岐村)の出張からやっと戻りました~。(2019.02.25)
- 「鉄」を待ちながら「クマタカ」を撮る!(2014.04.07)
- デジ一眼のお陰で「流し撮りでクマタカ」を・・・。(2012.02.06)
« 2014年・「盛岡のチョウゲンボウ」抱卵開始 | トップページ | 盛岡のチョウゲンボウを見ていたら・・・、「あっ!E7系北陸新幹線だ!!」 »
コメント