岩手県立博物館の「クマゲラの世界」セミナー
今日は岩手県立博物館の「クマゲラの世界」セミナーに出かけて来た。過去30年間の北海道・本州産クマゲラの生態写真(100枚?)を公開と言うことなので、じっくり見る事ができました。
「クマゲラの世界展」は5月31日まで続くので、館内撮影はマナーにはんすると思い撮影はしませんが、セミナーだけ、ちょこっと撮影してみました。
セミナーでの話のなかで、北海道のクマゲラはカメラマン(ノーブラインドでの30人の大砲圧)が営巣木を取り囲み、営巣放棄で雛が餓死した事があったとのこと・・・。
本州産(秋田森吉山系)クマゲラでは、昨年プロカメラマンが巣にへばりついての撮影で繁殖失敗・・・。(私はどんなに親しい鳥友でも、猛禽類、希少種の営巣は「聞かない、教えない」をもっとうにしているので、プロだからと言って聞く方も、教える方もどうかしていると思う)
わたしの経験上の話ですが、アカショウビン(青森県十二湖)では、某放送局のテレビクルーが、「許可車両」とか言って、車でアカショウビンを追いかけまわしていたし・・・、「アカショウビンの営巣木」をたまたま私が見つけ、そばにいた地元のカメラマンに「口外したら大変な事になるから、巣立ちまで秘密ね」と言ったのに・・・、1週間後に出かけたら「アカショウビン祭り」になってた。
野鳥情報は「仲間内に拡散する」が常識ですね。私は「聞かない、教えない」と宣言しているので、「営巣情報」はまず入らないので、いつも自力で探しだすしかないで~す。推理して「営巣を探す楽しみ」は最高なんですけどね。
▲ 2015年3月22日 コハクチョウ(雫石水田)
もう、大砲(600ミリ)はあまり使う事がなくなりました~。短いレンズで「風景の中の野鳥」を撮る事が楽しいです。私の口くせとして「どアップの写真は迫力があるが、3日も見れば飽きる」ですね。実際、デジスコは3日で飽きたと言うか、使い物にならないと思いました。(シャッターチンンスに弱い、飛び物は撮れない)
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