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今日の見前水田は「ヒバリシギ祭り(7羽)」

今日は「雨の確率20%」なのに、朝からずうっと雨が降っていた。が・・・、夕方いつものように「見前水田」をのぞいて見た。シギチ屋にとっては、雨はシギチの警戒心が薄くなるので大歓迎です。道路を挟んで、北と南側の水張り水田に、ヒバリシギが3羽と4羽にわかれて入っていた。一度に7羽を観察できる事なんて(過去はじめて)めったにないので、なんか嬉しくなりました。

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▲ 2015年8月31日 手前はエリマキシギ 「見前水田(盛岡市)」

雨模様だったが、雨にも負けず「見前水田」に出かけてきました。ヒバリシギは小さく、草むらの方にいるので、広角での写真では米粒なので見えないですね~。

■ 2015年8月31日 見前水田(盛岡市) 雨 15:30~16:45 ■

1 エリマキシギ(♂Juv1・♀Juv1)   2羽

2 タカブシギ               11羽

3 タシギ                   2羽

4 ヒバリシギ                7羽

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▲ 2015年8月31日 ヒバリシギ(幼羽) 見前水田(盛岡市)

シギチ屋にとっては雨は大歓迎で、警戒心が薄くなります。今日も7~10M前後で撮影できました。光線的には色が出ないかな~とも思いましたが、「黄色い長い足」が撮れたので良かったです。識別用の写真としては、文句はないですね。

1 背中のはっきりしたV字模様(アメヒはもやもやしたV字模様)

2 黄色い長い足ゆび(アメヒは足ゆびが短い)

3 短い嘴(アメヒは嘴が長めで下にカーブする)

シギチ屋の私は「ヒバリシギ」を見る時は、いつも「アメリカヒバリシギ」を頭の隅において観察します。まあ、小型オバシギの仲間は「黄色い足は要注意」の格言もあることだし・・・。

そう言えば、最近「ジロネン」を見てないな~。

数年前までは、エリマキシギとオジロトウネンは必ず見前水田に入るシギでした。

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▲ 2015年8月31日 ヒバリシギ(幼羽) 見前水田(盛岡市)

田んぼのクロ近くだと、何がなんだかわからない小型シギで終わってしまいますよね。足が黄色いと(トウネンは黒)、少し「がんばって撮影して見る」気分になりま~す。

「エリマキシギ御一行さま」見前水田にご到着(2015年8月28日)

夕方、見前水田をのぞいたら、「エリマキシギ♂♀幼羽」がご到着してました。1998年から「18年連続のエリマキシギ観察」になります。毎年エリマキシギを見るまでの「休耕田詣で」になりますが、25日からのスタートなので、早くも4日めで達成してしまいました。後は・・・、気が向いた時だけの「シギチ観察」になりますか~。

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▲ 2015年8月28日 エリマキシギ他 「見前水田(盛岡市)」 16:00~17:00

■ 見前水田(盛岡市)  2015年8月28日 曇 16:00~17:00 ■

1 エリマキシギ(Juv♂1・Juv♀1)  2羽

2 タカブシギ                8羽

3 タシギ                   3羽

4 ヒバリシギ                 3羽

5 トウネン                  2羽

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▲ 2015年8月28日 エリマキシギ♂♀幼羽 見前水田(盛岡市)

大きい方が♂、少し小さい方が♀です。

エリマキシギの雄、雌の識別は夏羽なら簡単ですが、幼羽は体の大きさでわかります。ただ、単独の時は他のシギ(タカブシギなど)を参考にしなければわかりませんね~。

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▲ 2015年8月28日 エリマキシギ♂幼羽 見前水田(盛岡市)

まったく個人的な感覚ですが・・・、飽きもせずエリマキシギに夢中になれるのは「風にめくれる初列風切りにブルっと」くるからで~す。

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▲ 2015年8月28日 エリマキシギ♂幼羽 見前水田(盛岡市)

飽きるほどエリマキシギを撮影してるのですが・・・、「やっぱ今年もエリマキを撮っちゃいました~」

2015年 秋のシギチが気になって・・・「見前水田」に

ほんとうに久ぶりに、秋のシギチが気になって「見前水田(盛岡市)」に出かけて来た。例年、8月30~9月5日頃に「シギチのピーク」が来るので、まずはシギチの按配を確認したと言うことです。

個人的に、秋のシギチ観察は「エリマキシギを見れるまで毎日水田をのぞく」のが20年弱の日課になってま~す。

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▲ 2015年8月25日 「見前水田(盛岡市)」

盛岡周辺のシギチ好きでしたら、「見前水田」と言えば直ぐわかると思いますが・・・、一度も来たことがなく、場所がはっきりわからないと言う人の為に、観察ポイントの場所を説明します。

盛岡南高校と新幹線高架橋(東北本線の貨物ターミナルがある)の間にある「水張休耕田」の中にシギチが入ります。農道は幅6Mのアスファルト舗装になってるので、水張り水田側に縦列駐車して、「車内からの観察」がベストですね。

シギチ観察の車が止まっていても、遠慮なく縦列駐車してシギチ観察をして下さい。遠慮はいりません。

8月25日は、シギチは観察できませんでした。

カルガモ20±とバン3羽だけでした。

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▲ 1998年9月7日 エリマキシギ 「見前水田(盛岡市)」 銀塩(フジRDPⅡ)

今は「普通種エリマキシギ」ですが、1998年当時は、盛岡では「珍鳥エリマキシギ」でしたね~。凄く興奮して撮影したのを今でも覚えてます。(この写真のエリマキシギが私のライファーです)

まだ携帯電話の無い時代だったので、公衆電話に行き、鳥友のOさんに電話しました。午後から休みを取って「エリマキをゲット!」したので、二人で祝杯をあげました。

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▲ 1999年9月5日 エリマキシギ 「見前水田(盛岡市)」 銀塩(フジRDPⅡ)

1999年は4羽で飛来してくれました。

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▲ 2000年9月    エリマキシギ 「見前水田(盛岡市)」 銀塩(フジRDPⅡ)

2000年は6羽で飛来してくれました。

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▲ 2001年9月   エリマキシギ 「見前水田(盛岡市) 銀塩(フジRDPⅡ)

2001年、この年は警戒心が薄く、直ぐ近くまで寄ってくれましたね~。

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▲ 2002年9月   エリマキシギ 「見前水田(盛岡市) 銀塩(フジRDPⅡ)

2002年は、水の無い所が好きみたいで、乾いた水田に入りました。この年で5年連続の「エリマキシギ」の観察になりました。その後2014年までは、エリマキシギは連続観察してます。今年も(2015年)観察のタイミングが合うことを願ってま~~~~す。

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