2016年の「養蜂場に飛来するハチクマ」は当り年かも???
例年、5月25日過ぎから「養蜂場に飛来するハチクマ」が増えだすのですが・・、2016年は25日前だと言うのに「一度に6羽。それも♀1羽が混ざっていた」にには驚きました。過去10年の観察記録では、5月25日前に♀が飛来した事はなかったと記憶してます。(フィールドノートを見れば確かなのですが、ちょっと面倒くさいので)
▲ 2016年5月21日 ハチクマ♂ 雫石町
昨年見つけた養蜂場ですが、実質今年(2016年)からの観察です。が・・・、勝手がぜんぜんわからなく、「まさか養蜂場にハチクマ」がいるとは思わず、10Mに車を停車したら、飛び立たれました。普通は空高く飛び去るのですが、森に隠れると言うことは「蜂の巣材の食事中」だったと思います。全身白い服なら、「養蜂場の人とハチクマが勘違い」して、遠くに逃げ出し事はありません。1時間でも2時間でも作業が終わるまで、林の中でパーチしてまってますね~。(望遠レンズを向けると直ぐ逃げます)
私は車から降りずに、ハチクマが養蜂場に再び侵入するのを待っていました。30分位すると、蜂箱の中に降り、10分位食事をして、飛び去っていきました。
最初の1年目を「ハチクマと上手に付き合う」と10年は連続して見れるでしょう。(自分の経験則からです)
▲ 2016年5月22日 ハチクマ♀ 雫石町
5月25日前に、ハチクマ♀を見た事がなかった(過去10年の個人的な観察記録)ので、♀を確認した時は「眼の錯覚」かと思いましたね~。何度見てもハチクマ♀でした。
この日は「一度に6羽飛来」したので、こちらもびっくりです。毎年6月10日前後に、「一度に10羽」と言う観察はありますが、5月22日ですからね~。10羽の時は、4羽位が養蜂場に入り、後は、樹にパーチして順番待ちです。蜂の巣材を1羽で食べつくす事はありません。それと争う事もありませんでした。
だいたい6月になると、♀が1羽2羽と増えだし、6月中旬過ぎは♀の方が多くなりますね。
▲ 2012年6月4日 ハチクマ♂ 雫石町
ハチクマが養蜂場に現れるのは・・・、養蜂業者が捨てる巣材です。中に幼虫が入ってるのを、一個ずつ丁寧に食べるハチクマもいれば、むしゃむしゃと一気に食べる個体もいて、中々面白いです。
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