御所湖のカンムリカイツブリ、「Fペアは雛を孵していた」と推測されます
7月13日に「3羽の雛が飛び立ち」、残りの雛も飛び立つのかと推測してますが・・・。
6月22日の「巣材運び」まで観察できていた「Fペア」の事が気になっていたのですが・・・(6月30日に最低水位になり、Fペアの縄張りが干しあがってしまった)
▲ 2016年6月22日 「素材運びをするFペア」
▲ 2016年6月24日 「Fペアの縄張り」
▲ 2016年6月30日 「Fペアの縄張り」
▲ 2016年7月1日 「Fペアの縄張り」
抱卵中なら完全に失敗に終わったと考えていたが、もしかして「巣内育雛期」なら・・・、「望みがある(雛を連れて場所移動する)かな~」と思ってました。
それが・・・、ここ10日前から「給餌するカンムリカイツブリ」を見るようになり、「A・B・C・D・Gペアではない」(もう給餌を止めて、雛どうしで行動、捕食してた。Cペアの3羽は7月13日に飛び立ちました。)と言い切れます。
▲ 2016年7月16日 「カンムリカイツブリ成鳥」 御所湖(雫石町)
鳴きながら(グェ!グェ!グェ!と低い声で鳴く)、自分の雛を探しまわってました。7月1日に御所湖の水位が最低になり、「縄張りが崩壊」し、ダム中心部にグジャグジャと成鳥、雛が入り乱れてます。
▲ 2016年7月16日 カンムリカイツブリの雛 御所湖(雫石町)
親と離れて、一人で行動してる雛です。
▲ 2016年7月16日 「カンムリカイツブリ」 御所湖(雫石町)
雛はピィ~!ピィ~!と小さな声で鳴いてます。親がやっと気が付いて雛のもとに・・・。
▲ 2016年7月16日 「カンムリカイツブリ親子」 御所湖(雫石町)
Fペアは「雛分け」してます。1羽と2羽の3羽が孵化したものと推定できます。
Aペア(御所大橋下流) 2羽 ※写真は2羽しか撮れてない。
Bペア(御所大橋上流) 4羽 ※完全な雛分け無し。たまに3対1
Cペア(元御所橋上流) 3羽 ※Aさんが5月14日に抱卵観察
Dペア(元御所橋上流奥)3羽 ※雛分け(1対2)
Eペア(安庭橋上流) ディスプレイまで観察
Fペア(御所大橋下) 3羽 ※素材運び6月22日 雛分け(1対2)
Gペア(安庭橋下流) 4羽 ※雛分け(2対2)
Hペア(御所大橋上流) ディスプレイまで観察
■2016年7月1~9月30日まで、御所湖は最低水位になります。6月30日まで、「縄張り」がありましたが、一晩にマイナス50cmの水位変化により、カンムリカイツブリは雛を連れて「ダム中心部」に集まりました。
「追い出し行動」はまったく見られなくなりました。成鳥が10羽と4羽の群れに仲良く並びました(7月1日の午後だけ。写真有り)
縄張りがある時は、必ず巣の近くに他のカンムリカイツブリが近寄れば「追い出し行動」を撮りました。(写真有り)
雛分けした後は、自分の子供にも「追い出し行動」をしました。3ペアの雛で見ました(写真有り)
私は一人で観察してるので「記録写真」だけは1万カットは超えているのではないでしょうか。未だに「写真整理」が追いつきません。
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