今シーズン(2016-17年)の雫石水田は11月のハクガン、12月のシジュウカラガン(今日現在滞在中)と2種類を観察されてますが、過去の記録(私の個人的な観察記録です)では、「マガン」「ヒシクイ」「カリガネ」を見てるので、ガンの仲間は雫石水田では全部で5種類になりますか~。
11月に竜川源流域に、大型猛禽類や猿子(マシコ)狙いで出かけるのですが、国見峠を越えてくるハクチョウの群れ、ガンの群れを観察してるので、八郎潟→国見峠→七日休峠→北上川→伊豆沼の渡りのルートはできてるのでしょう。過去に御所湖で衛星発信機を装着したオナガガモを放鳥したら、ウラジオストックに渡った記録があるので、「国見峠」を利用してる事実がわかりました。過去には1000羽単位のヒシクイが「七日休峠」を超えていくのを観察(その先が御所湖→国見峠→八郎潟→小友沼です)をしてます。と言うことで雫石水田は、日本列島を横に横断する渡りのルートができてるのでしょう。岩手県ではほとんど見ることができないコハクチョウが、なぜか20年前から雫石水田(御所湖)で100の群れが観察されてる事実もありますよね。
「雫石水田での5種類のガンの観察記録」では・・・、なんと言っても「ヒシクイ9羽の群れ」が一番記憶に残ってます。「伊豆沼」で何度も見ていたが、大きな群れのなかから探しださなければならないので、「ヒシクイ9羽だけ撮影できる事」に興奮しました。(他のガンがいないので、撮影画像によけいなガンが混ざらないのが嬉しい)
▲ 2007年11月23日 カリガネ9羽 雫石駅南口水田
全部カリガネです。マガン、ヒシクイは1羽も混ざっておりません。
▲ 2007年11月23日 カリガネ 雫石駅南口水田
秋田新幹線がE3こまち号なので(今は全部廃車になってます)、「雫石水田」で、そして「2007年」に撮影したことを証明できる「カリガネの記録写真」になりま~す。
▲ 2007年11月23日 雫石水田のカリガネのいる風景です。
▲ 2007年11月23日 カリガネの飛翔 雫石駅南口水田
雫石水田だから撮れたヒシクイの飛翔写真だと思ってます。他のガンが混ざっていない~嬉しい~(笑)
▲ 2007年11月23日 カリガネ 雫石駅南口水田
朝は小雪が舞ってましたが、午後から雪は全部溶けました~。
▲ 2007年11月23日 カリガネ 雫石駅南口水田
夕日を浴びた瞬間をパチリと1枚です。
※ 「雫石水田のカリガネ9羽」は、11月23日~28日の6日間滞在しました。
はっきりした日にちは覚えてませんが、26だったか27日に「Mタイムズ」のローカル新聞に「雫石駅裏の水田に珍鳥マガン9羽の群れ」と写真付きで載ったと記憶してます。(私が投稿したわけではありません)
カリガネを追いかけまわす乗用車が1台いたので、新聞を見て、「Mタイムズ」の記者さんだったのかと合点がいきました。でも、カリガネをマガンと言うようでは・・・・。
確かに盛岡近郊ではマガンであれ、ヒシクイであれ、中々見る事ができませんが、「珍鳥マガン」には違和感がありました~。
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