石鳥谷水田に「ヒシクイ25羽」
1月25日に「石鳥谷水田(花巻市)でヒシクイ25羽」を観察しました。ヒシクイは2月下旬から、花巻空港東側水田で大きな群れを見る機会はあったのですが、(北帰行の始めに)、1月下旬に25羽の群れを見たのは初めてです。
もう、北帰行を始めたのかと思い、「花巻空港東側水田」をのぞいてみたら、オオハクチョウ200±の群れしかいませんでした。
「八郎潟」とか「蕪栗沼」からは直線で100キロは離れているので、採餌の為に「石鳥谷水田」に飛んでくるのは考えずらいので、北上川か大堤(北上市)を塒(ねぐら)に使っているのでしょうか?
▲ 2017年1月25日 ヒシクイ 石鳥谷水田(花巻市)
バックの山は「南昌山」で、家並みは石鳥谷の街です。どうしても「ヒシクイ」の写真を撮る場合は「岩手県内で撮影した環境がわかるように撮る」ことに心がけてます。ただヒシクイの写真だけなら、「八郎潟」や「蕪栗沼」で撮ったのと変わりなくなりますから・・・。
今年(2017年冬)は、まれにみる暖冬だから(積雪が20㎝以下)ヒシクイが餌を取ることができるのもあるかも知れませんね。
▲ 2017年1月25日 ヒシクイ 石鳥谷水田(花巻市)
「八郎潟」や「蕪栗沼」に出かければ簡単に見る事ができますが、岩手県内陸中央部で、渡りの時期以外では中々20羽以上の群れは見ることはないですね(個人的な観察記録)
いくら暖冬と言っても積雪はあるので「岩手県」と言う雰囲気は出ているでしょうか。
▲ 2017年1月25日 ヒシクイ 石鳥谷水田(花巻市)
石鳥谷の中心市街に近いので、犬を連れた散歩人の人が来れば飛び回ります。ただ大きく飛び去るのではなく、少し移動するだけですね。25羽の個体ですが、3グループに分かれて採餌をしてました。
岩手県内で撮るガンの仲間は、(ヒシクイならヒシクイだけ)他のガンが混ざらないので、個人的には気持ちがいい写真になりま~す。飛翔写真では・・・「マガンだけの群れ」が無いですね(伊豆沼や八郎潟のは持ってます)カリガネ、シジュウカラガン、そしてヒシクイの飛翔写真もやっと撮れました~。
3月中旬頃には、25~50羽のマガンやヒシクイも「国見峠(雫石町)」を超えて小友沼(能代市)方向に渡っていくガンの仲、間を何回か観察した事があります。バードウォッチヤーの性として「自分の目で見た事がすべて」で~す。(笑)
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