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【復刻】 桜とか、菜の花とか、花蜜が好きなメジロです。

20数年前に撮影した「メジロの写真」ですが・・・、あまりにもの「自分の野鳥写真の才能の無さ」にがっかりですが・・・(桜にメジロとか、菜の花にメジロの写真は、誰でも容易に考えつくので)

しかし・・・、「復刻版の野鳥写真を貼り付たブログ」を書いたので、一線を越えてしまいました。

「野鳥写真」を撮るうえで、自分自身でもっとも恥ずべき事は、「どこかで見たことがある構図の野鳥写真」を撮ると言うこだと思ってます。

「桜にメジロ」、「菜の花にメジロ」はとても恥ずかしい写真ですが、「カモしか撮れない・・・、水鳥しか撮れない・・・」とのイメージ払しょくのため、まだ野鳥写真の初心者(1995年以前)の頃の写真を貼り付けま~~す。

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けっして、人まねをしたつもりはないが、「誰でも考えつくメジロの写真」を撮って喜んでました~。今は「桜にメジロ」は撮る気もないが、初心者の頃は嬉しくて、嬉しくてしょがなかったですね。誰でも通る道と言うか、「いきなり上級者になれるわけではない」と割り切ってま~す。

また・・・「野鳥写真燃え尽き症候群」が出てきたみたいです。

4月は「風景写真」と「桜の風景」にのめりこむのかな~?????

セグロセキレイの巣を見っけ!

キセキレイはいないか~、イカルチドリはまだか~、イソシギがどこだ~、と雫石川河川敷に出かけたら・・・、目の前のセグロセキレイの行動が少しばかり気になり、じっくり観察したら、巣材運びを一生懸命はじめました。

日本固有種のセグロセキレイが営巣を始めるみたいだし・・・・、7年ぶりに撮影する事にしました。

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▲ 2017年3月29日 セグロセキレイ  雫石川河川敷(雫石町)

普段は撮影はしないのですが・・・

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▲ 2017年3月29日 セグロセキレイ  雫石川河川敷(雫石町)

一羽が一生懸命ディスプレイのようなことをはじめました~。

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▲ 2017年3月29日 セグロセキレイ  雫石川河川敷(雫石町)

10分に1回の間隔で、2羽共同で巣材運びをしていました。2時間後位に、その内の1羽が産座に座りました~。

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▲ 2017年3月29日 セグロセキレイ  雫石川河川敷(雫石町)

巣に入らない1羽が、目の前に出てきて私の気を引こうと一生懸命だったので、「観察は終了」する事にしました。

14日ほど抱卵し、14日で巣立ちするようなので(巣と卵図鑑/柿澤亮三・小海途銀次郎 著/世界文化社@6800+税)、5月の連休前には幼鳥が見れるかも知れないですね。

雫石川の巨石に流れついた流木なので、天敵やカメラマンは絶対近寄れない場所です。私も抱卵中は撮影しない事にしてるので、3週間後かな?でもシギチが忙しくなるので、たぶん今日で観察は終了だと思います。

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▲ 2010年4月8日 セグロセキレイ  雫石川河川敷(雫石町)

ハードデスクに残っていた最新のセグロセキレイの写真が2010年でした。と言うことは「7年ぶりにセグロセキレイを撮影」しました。河川敷に出かければ、普通に見てますが、撮影する事はほとんど無いで~す。

春はまだか~。メジロを待ってるんだけどね。

今日の雪にはびっくり。春がすごく待ちどうしいのですが・・・、いつになる事やら。(自宅に庭には30センチの積雪があります)

春一番は「ウグイスの初鳴き」か「メジロの観察」にしてるのですが、(自宅の窓から観察してます)今年(2017年)はいつになる事やら・・・。この調子だと、「キセキレイ」や「ノビタキ」が同時に自宅の窓から見れそうです。

自宅は雫石川沿いにあるので、ハクチョウの渡り(日本海側に横断して渡る個体)ルートになってるので、鳴き声が目覚ましになったりしてま~す。

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▲ 2006年3月下旬  メジロ  雫石川河川敷(雫石町)

当地ではメジロは標鳥(春~秋で冬見れない)で、3月下旬から見れるようになります。河川敷からは200Mほどしか離れていないが、ご近所さんのに「野鳥撮影を見られたくない」ので、車で出かけ、車内からこっそり隠れて撮影してま~す。

「カモしか撮れないヨツヤ」と言われた事もあるので、しっかり小鳥も撮れることの証明で~~~す。(笑)

【復刻】 クロガモ観察記

普通に観察できる海ガモと言えば、クロガモ、シノリガモですが(北三陸での観察で)、時にはびっくりするほどの大群に遭遇する時もあります。

クロガモ目当てで探鳥に出かける事はないが・・・、1999年1月に「クロガモの群れにアラナミキンクロ♂1羽が混ざってる」との野鳥情報に、喜び勇んで出かけたのですが、あまりにもクロガモの大群に、アラキンはあきらめるしかなかったですね~。

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▲ 1999年1月16日 クロガモ(3000±)  百石海岸(八戸市)

クロガモの群れのなかに「アラナミキンクロ♂」がいるとのことだったが、外洋なので、プロミナ60倍(望遠鏡)で丹念に探しだしたのだが・・・「鳥酔い」してしまい、あきらめるしかありませんでしたね~。

2年前、シロハヤブサで有名な砂崎岬(北海道函館市近郊)で、アラナミキンクロをプロミナ60倍で観察していたので、ライファーでないので、粘りが続きませんでした~。

クロガモは良く鳴く海ガモなので、「ピュ~ピュ~♪」の大合唱に、鳥友(4人で出かけました)との話も聞こえずらくなるほどでした。この数(3000羽)のクロガモに出会う事はないだろうと当時思いましたが、その通りでした。今シーズン(2017年)は、100羽のクロガモが最大ですね。

1年ぶりに再会した「変形嘴のクロガモ」

昨年(2016年3月13日)種市漁港(岩手県洋野町)で「上嘴(じょうし)が変形したクロガモ」を観察したが、今年も(2017年3月16日)同じ「上嘴が変形したクロガモ」を観察できました。たぶん、自然界では生き延びるのは厳しいものがると思っていたのですが、ほぼ同時期に、同じ種市漁港で見れるとは・・・・、野鳥の渡りの不思議を感じました~。

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▲ 2017年3月16日 クロガモ♂  種市漁港(岩手県洋野町)

1年ぶりに再会した「上嘴が変形したクロガモ」です。よくも無事に1年間生き延びたものと感心しました~。

北三陸は何処の港に出かけても「クロガモとシノリガモは普通に見れる」ので、クロガモ、シノリガモ目当てで探鳥するBWは、拍子抜けするかも知れません。

2017年、御所湖のカンムリカイツブリの繁殖は・・・。

2週間ほど前から、御所湖でカンムリカイツブリを見るようになりました。(通勤途中に走行しながらの観察)今日は、じっくり腰を据えて、「カンムリカイツブリの観察」を優先に御所湖に出かけてきました。今までだったら、気にも止めなかったカンムリカイツブの観察ですが、昨年(2016年)「岩手県初記録のカンムリカイツブリ繁殖成功」にかかわったので、今シーズンは(2017年)「御所湖の氷が解けてからのスタート」にする事にします。

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▲ 2017年3月25日 カンムリカイツブリ  御所湖(雫石町)

今日は同時に見たカンムリカイツブリは、夏羽6羽と冬羽4羽の合計10羽を観察しました。これからどんどん増えるかも知れませんが、1週間に1度位のペースでの観察にします。

「繁殖育雛期」は巣立ちするまで(6月上旬)は、「営巣放棄」が考えられるので巣に近寄る事はしません。「カヌーの侵入」と「コンテスト狙いの野鳥カメラマン対策」を真剣に考えなければなりませんね、

3月下旬に10羽を観察できたと言うことは、昨年「無事巣立ちできた」からだと思います。

今日も「カンムリカイツブリの雛の写真を撮りたい」と言うコンテスト系野鳥カメラマンが来てましたが、「巣には絶対レンズを向けないでね。巣立ちすればなんぼでも撮れるから」と、
念をおしておきました。

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▲ 2009年5月8日 カンムリカイツブリ  御所湖(雫石町)

5月にカンムリカイツブリを見るようになったのは2009年以降からです。それ以前は4月中には御所湖から姿を消しました。

いつかは「御所湖でカンムリカイツブリが繁殖するかも?」と思っていましたが、「カヌーやボート」、「釣り人の増加」などの影響で、中々繁殖成功できなかった。が・・・、昨年のように「フィールド管理」をきっちりするので、たぶん大丈夫でしょう。

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▲ カンムリカイツブリの夏羽です。

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▲ カンムリカイツブリの冬羽です。

野鳥を追いかけまわさなければ、「カンムリカイツブリ」は簡単に撮ることができます。大きく撮りたいと思い近寄れば、逆効果で撮ることはできないでしょう。

「コンテスト系野鳥カメラマン」へのアドバイスでした~。

【復刻】 ナキハクチョウ観察記

最近、白鳥ずけですが・・・、フィールドで「白鳥屋さん」から白鳥の識別方法とか種類のお尋ねがあるので(オオハクチョウとかコハクチョウの名前を知ってても、何処で決めるのか良くわかってないみたいです)、ナキハクチョウ(英名トランペッター・スワン)の「復刻・観察記」を書いておきます。

ナキハクチョウ(英名トランペッター)は、いささか縁があって、1991年12月に鳥友のKさんから「11月下旬に北上川・明治橋上流(盛岡市)でクロちゃんを撮った」と写真を見せられた。私は、テレビのニュースで流れてた「伊豆沼で日本初のナキハクチョウ観察12月中旬」の事が頭に残っていたので、「もしかして、口角に黄色い部分が無いし、全部真っ黒だからナキハクチョウかも?山階鳥研の写真を送って、同定してもらう代物だと思うんだけど」と言って別れた。その後の鳥研からの返事は「ナキハクチョウとの同定」とのことでした。

ナキハクチョウ(英名トランペッター)は、「誤認騒ぎ」を起こす野鳥で、1992年2月に、北上市展勝地の北上川で「ナキハクチョウ現れるの地元TVニュース」が流れ、翌日出かけて見たら、「亜種アメリカコハクチョウ」だったので、がっかりでした~。口角に1ミリ位の黄色い部分が見えたので、「トランペッターではなくアメコです」と・・・生意気にも超初心者ながら「アメコ宣言」です。(洋書の世界中のガンカモ図鑑を持ってました)

が・・・、2ヵ月後の1992年4月2日。また「ナキハクチョウが北上市展勝地で確認」のニュースがありました。

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▲ 1992年4月3日 北上市展勝地(岩手県北上市)

伊豆沼で(1991年12月)見られた個体だと思われます。なき声に特徴があり「バウバウと重低音」で鳴いてました。甲高い白鳥とは違ったので、なき声でも識別できると思いました。

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▲ 1992年12月30日 ナキハクチョウ  赤石堤(岩手県北上市)

2年連続で北上市にナキハクチョウが飛来してくれました。嘴に黄色い部分が1ミリでもあれば「アメコ」なので、識別・記録用に嘴をアップで撮影しました。当時は記録写真でOKだったので、フィルムがもったいないので「1枚パチリと撮れればOK」でした~。

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▲ 2006年2月9日  ナキハクチョウ  長内川(岩手県久慈市)

宮城県の鳥友から、「詳しい場所はわかないが、久慈市にナキハクチョウが出てるらしい?」との電話があり、直ぐ仕事を切り上げ、双眼鏡とリコーのコンパクトカメラしかないがまずは久慈市にゴー!。

久慈市の長内橋でよく仕事してたので、ハクチョウが来る場所はわかっていたので、一発で「ナキハクチョウ」を見つけました。まだニュースが流れてないので、現地は私一人だけでした~。

変に近寄り、逃がしてはいけないと思い、車から双眼鏡で見ていたら、「おばあちゃんと幼い女の子が白鳥にパンをあげに来た」ので、同行し、リコーのコンデジで撮影しました。まったく逃げないナキハクチョウにびっくりでした。

ナキハクチョウもオオハクチョウも白鳥で、「クロちゃん」と言ってパンをあげてました。1ヵ月前からいるような事を言ってました。

「トランペッター(和名ナキハクチョウ)を一日独り占めできるなんて・・・」信じられない事がおきた2006年2月9日でした~。

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▲ 2006年2月11日  ナキハクチョウ  長内川(岩手県久慈市) 

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▲ 2006年2月17日 ナキハクチョウ  長内川(岩手県久慈市)

新聞報道があった後の最初の休日だったので、すごい人でした。(200人位)カメラマンの車も関西、関東、東北、北海道と、岩手県内で、こんな数のカメラマンを見たのは初めてです。流石は「全国区の珍鳥トランペッター(和名ナキハクチョウ)」と言うことですね。

トランペッターは陸に上がる事なく、長内川のオオハクチョウの群れと行動を共にしてました。

暖冬でなければ撮れない・・・、風景のなかの白鳥写真

今年の盛岡周辺は(2017年)は、まれにみる「大暖冬の年」で、2月中旬に朝から晩まで一日雨が降った日があった。本州一寒い盛岡市で、2月に雨が降るなんて、25年前の世界アルペンの年以来だが、一日雨が降ることはなく、初めての事でした。

もしかして、北上川の水位が上がると(一関市狐禅寺)判断し、深夜に車を走らせ、午前3時には北上大橋に到着。予想通り北上川の水位は1Mほど上がり、「絵コンテ通りのロケーション」でした。

こうなれば、根性出して撮るしかね~!

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▲ 2017年2月中旬    オオハクチョウと北上大橋  (一関市)

台風シーズン以外は、いつも中州がある北上大橋河川敷です。いつでも撮れる写真ですが、真冬の真夜中に撮影する「変人」は私だけでしょうね。(笑)

ハクチョウもいるのですが・・・・、小さくて「ただの橋の風景写真」になっちやいました~。とても納得のおける写真ではありません。(誰でも撮れる写真は好きではない)

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▲ 2017年2月下旬  オオハクチョウと北上大橋  (一関市)

洪水で有名な一関市狐禅寺です。2月なのに、盛岡周辺は朝から晩まで「一日雨」だったので、予想通り、「水位が1Mほど上がり」中州が消えてました。

星空と白鳥と川の流れを入れて撮るには、白鳥が睡眠中でなければ無理なので(シャッターを120秒位開けるので、白鳥が動けばぶれるので)深夜と言うか早朝4時頃の撮影です。

ここ一番の時は・・・、一晩位寝ないで撮影も出来るので「釣り人に負けない野鳥写真家」の根性を出しました~~~。(笑)

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▲ 2017年2月下旬  オオハクチョウと北上大橋  (一関市)」

夜明け前の瞬間です。

「写真は光のコントロール」なので、この画像が一番好きで~す。

たぶん、白鳥のいる時期に「水位が上がる大雨」が降らなければ無理なので、二度と撮れない写真になりました~。

※ 私は「写真コンテスト」には応募しません。

星の数ほどあるブログから、わざわざたどりついた皆様に・・・、

「星と大橋と白鳥」の写真を届けま~す。見てやって下さいませ。

25年ぶりに、御所湖で白鳥撮影をしました。

野鳥写真を撮っているが、よほどの事が無い限り白鳥は撮る事はないのですが・・・いつも何かのついでに撮ってる白鳥を、白鳥一本に絞って、「25年ぶりに御所湖で白鳥」を撮りました~。

最近、「風景のなかの野鳥」を意識してるので、「白鳥の写真」が多くなるのかな?でも、根っからの「白鳥屋さん」ではないんで、しっかり「アメコ」「オオハク」「コハク」と~「トランペッター」の事は識別しながら撮影をしま~~す。

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▲ 1991年12月30日 オオハクチョウ  御所湖(雫石町)

私が、超初心者だった頃に撮影した「御所湖の白鳥」です。普通は、真っ白い白鳥を撮るのでしょうが、誰も撮ってない「しのり色(朝焼け色の古語)のハクチョウ」を意識して撮りました。当時はこんな「白鳥写真」はなかったので、先駆者と言えば先駆者です。和田剛一プロのシング!シング!バーズ!の写真集にもありません。(1991年5月20日。初版発行@2400円山海堂)物まねは嫌いなもんで。

※シング!シング!バース!の構図を真似た野鳥写真を「野鳥コンテスト」で目にしてたし、そう言うのが、よく入選するんですよね。誰とは書きませんが、プロ野鳥写真家でも、シング!シング!バーズ!の構図を真似た写真を目にした時はがっかりです。

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▲ 2017年3月19日  コハクチョウの群れ  御所湖(雫石町)

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▲ 2017年3月18日 コハクチョウの群れ  御所湖(雫石町)

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▲ 2017年3月17日 コハクチョウの群れ  御所湖(雫石町)

17日の夕方、御所湖を通ったら、「コハクチョウの群れ(500±)」が入っていた。

普通は双眼鏡とプロミナ(望遠鏡)で確認して終わりなのですが・・・、(シマアジなんかが混ざってないかと期待して)、最近「風景のなかの野鳥」を意識してるので、「白鳥写真」を撮る事にしました~。

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▲ 2017年3月18日 コハクチョウの氷上飛翔  御所湖(雫石町)

25年ぶりに「白鳥一本に絞って御所湖」に出かけました。

私が御所湖でなければ撮れない白鳥は、「氷上飛翔の白鳥」と思ってました~。何処でも撮れるよと言われそうですが、他の場所なら、余計な物(カモとか人工物)が入るので、白鳥は白鳥だけで撮るというのが、私の「白鳥写真のこだわり」で~す。

「白鳥が飛んでいて、白鳥の影が氷上に写る」と言う絵コンテを描いていたので、25年ぶりの「御所湖の白鳥写真」ですが、1回で絵コンテ通り撮影できたのでラッキーでした~。

「朝日とか夕焼けとか青空での白鳥飛翔写真」は誰でも持ってると思うので、あえて撮る事はしませんでした~。

※ 5枚目の写真は左がコハクチョウ、右が亜種アメリカコハクチョウの飛翔写真なので、北上市周辺の「アメコの家族」が混ざっているのかも知れません。

今週も種市海岸で・・・シノリガモを撮る!

311の震災後、3年位は沿岸に鳥見に出かける気になれなかったが、ようやく普通に(仕事で何度も沿岸に行くようになり)鳥見ができるようになりました。ただ、堤防の外(砂浜)には・・・・、なんとなく怖くて出れないですね。

コクガン期待をしての(3月7日にたねいちホテル前で200±確認)種市海岸でしたが・・・、コクガンの群れは何処にも見当たらず、久慈市~八戸市の海岸部を見てまわったが、群れを見ることはできませんでした。

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▲ 2017年3月11日  コクガン幼鳥  種市海岸(岩手県洋野町)

コクガンは1羽だけ・・・・。

仕方がないので、「シノリガモ」撮影に切り替える事にしました~。

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▲ 2017年3月11日  種市漁港    (岩手県洋野町)

シノリガモ、クロガモが寄ってくるのをじっと待つのもいいが(本当はアラナミキンクロとかカリフォルニアカモメ探しのついでにシノリガモを待ってる)・・・、漁港内での「海ガモはただの潜水ガモだ~」との『神の声』が聞こえてきたので、「荒波のシノリガモ撮影」に切り替える事にしました。

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▲ 2017年3月11日  川尻海岸 (岩手県洋野町)

川尻海岸近くの岩礁部へ。

海は川と違って潮の満ち引きがあるので、岩礁が見えたり、隠れたりを一日2回繰り返します。大潮の時に現れる岩礁は100M以上も岩礁が見えるのですごいです。ウニがゴロゴロ転がってます。

シノリガモは・・・、漁港内で撮るより岩礁部で撮る方が好きですが、ライフジャケットを付け、密猟者と間違われないように600㍉の大砲を持たなければなりません。夜間は漁業組内のパトロール。昼は警察官のパトロールがありますが、私の行動を見れば「密猟者」でない事は一目両全なので「ご苦労様です」と声をかけられます。(挨拶をきちんとするので)

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▲ 2017年3月11日 シノリガモ  川尻海岸 (岩手県洋野町)

コクガンを撮影する前はシノリガモに夢中(1990~95年)だったので、北三陸の潮の満ち引きの景観は全部頭の中に入ってます。今は、コクガンの撮影終了後に(3月中旬~4月中旬)わりと遅くまでシノリガが滞在してるので、「コクガン屋からシノリ屋に変身」で~~す。4月中旬からはシギチが始まるし・・・・、鳥屋さんって、年中暇なしですね(笑)

貝をまる飲みするクロガモで~す。

北三陸に出かければ、何処にでもクロガモは普通に見ることができます。(10羽ほどの群れで、あちこちに浮いています)今では「普通種クロガモ」と言うか、見れない方がおかしいですね。

いつも簡単にクロガモを見る事ができるので、よほどの事がなければ撮影しないのですが、貝をまる飲みしてたので、撮影することにしました~。

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▲ 2017年3月5日 クロガモ♂  種市海岸(岩手県洋野町)

クロガモは貝が大好きなんですよね。

絶対内陸の河川、湖には入る事がないので正真正銘の「海ガモ」ですね。北三陸にでかければ「ピュ~ピュ~♪」と鳴き声が良く聞こえてきます。

昔一度だけ、八戸港沖に現れた「1万羽のクロガモの大群」を見に出かけた事がありますが、それはそれは「ピュ~ピュ~♪」とうるさいくらいの鳴き声でしたね~。(アラキンが1羽混ざってるの情報で出かけました。結局見れたような見れなかったような消化不良を起こしました。ライファーには数えなかったです)

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▲ 2017年3月5日 クロガモ♂ 種市漁港(岩手県洋野町)

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▲ 2017年3月5日 クロガモの♂と♀  八木漁港(岩手県洋野町)

漁港内に入るクロガモは・・・、どうもこうも「いつも同じような構図」になってしますますね。観察距離が10M以内なので、でっかく撮れるのですが、広角レンズで撮れば、漁船や浮き玉、ロープといろんなものが入り、「海ガモのイメージのクロガモ」なので、撮らない事にしてます。

「クロガモは荒海で撮るのが一番だ~!」

 だよね。

今年も・・・、飽きもせず「シノリガモ」を撮りました~。

飽きもせずシノリガモ撮影と言いましたが・・・、本音の部分では「目の前にシノリガモがいるから惰性で撮ってる」と言うのが正しいのかも知れません。たぶん、私ほどシノリガモを撮ってる男はいないと思っているが、上には上がいるので、「すげ~シノリ屋さん」がいるのかもね・・・。

井の中の蛙なので、「自分が日本で一番シノリガモを撮ってる男」と思ってま~す。(笑)

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▲ 2017年3月5日 シノリガモ  種市海岸(岩手県洋野町)

「シノリガモの写真」は撮りつくしているので、いつ撮っても同じような写真になります。

今までに撮った事がないような、「シノリガモの絵コンテは頭に中に」ありますが、場所が種市海岸ではないので(宮古市の三陸海岸)復興工事の関係で、後5、6年後の「完全復興」後でなければ無理ですね。今は車で入る事も出来ないし(シノリガモの為に徒歩で1時間も歩くなんてできない)気ながに待つ事にしますは。

丁度今頃はシノリガモの移動時期なので、500±の群れに遭遇する事もあるんですよ~。

真っ黒いビロードキンクロを見たかったのだが・・・・。

久慈出張からやっと帰ってきました。同じ県内なのに、泊まらなければならないって岩手県は広いです。高速を使っても片道2時間30分に3500円の高速料金なので、燃料費を足すと1万円は経費となるので、泊まった方が安いのです。疲れは・・・、早朝と昼休みに、漁港で鳥見をするので、普通では考えられんほどのハードな一日になりま~す。(笑)

1月に「久慈港」でビロードキンクロ♂幼鳥3羽を見たが、夏羽になってないかと(真っ黒)期待して、いつも久慈港で昼休みを取っていたが、やっぱ幼鳥羽は幼鳥羽のままでした。(何枚かは黒い羽に変わっていたけど)

今回は幼鳥♂2羽と幼鳥♀1羽だったので、今シーズンは幼鳥4羽は久慈港に入っていたと言うことでしょうか(個人的な観察記録です)

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▲ 2017年3月5日 ビロードキンクロ(左♀と右♂の幼鳥) 久慈港

内陸に住んでるので「海ガモ」は見る事が出来ない関係で、沿岸に出かければ我を忘れて「海ガモ」を追いかけてます。

昔は普通に怖い顔のビロキン(真っ黒い雄成鳥)を見れていたが、今は・・・、いつも幼鳥ばっかりです。

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▲ 2017年3月5日 ビロードキンクロ♂幼鳥  久慈港(岩手県久慈市)

ビロードキンクロは、外海と港湾内を出たり入ったりしますが、30分待てば99%の確率で見る事ができます。撮影距離も10M以内(岸壁付近を泳ぐ)を泳ぐので、簡単に撮影できま~す。と言っても、久慈港で野鳥カメラマンを見た事はありません。

「海ガモ」は、岩手の野鳥カメラマンには相手にされないと言うことでしょうか。

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▲ 2017年3月5日 ビロードキンクロ♀幼鳥  久慈港(岩手県久慈市)

幼鳥の♀は初めて見ました~。顔に「白丸」がありません。

御所湖で3日連続「オジロワシ2羽」を観察する。

御所湖の氷も7割方溶けてしまい、残った氷上にオジロワシ2羽が滞在してます。警戒心の強いオジロワシは、いつも真ん中付近なので、距離があり、猛禽類の迫力は表現する事ができません。なぜか知らないけど、「オジロワシの撮影」は淡泊なんですよね

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▲ 2017年3月3日 オジロワシ  御所湖(岩手県雫石町)

氷上は見通しがいい分、オジロワシは警戒して、近くには寄ってくれません。15分ほど待ってみましたが、飛ぶ様子もないので、三日間とも撮影は直ぐ切り上げました。

昔は(1990年~1995年)成鳥、幼鳥合わせて、「一度に6羽のオジロワシと1羽のオオワシ幼鳥」を御所湖で見る事ができました。今はオオワシは見れないし、オジロワシも多くて3羽ですね。

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▲ 2016年2月27日 オジロワシ  北上川(花巻市)

ちょっとだけ近くで撮れた画像があったので・・・、名前の通り「オジロワシの尾が白い」です。

私は「猛禽屋さん」じゃないので、撮影はいつも淡泊ですね~。シギチ撮影なみの気力があれば、もう少しいい写真を撮れるんだけど・・・。(笑)

「ハクガンは青空で見るに限る!」だよね~。

この前、初めて「青空でハクガン観察」ができました~。過去20年間で、八郎潟にハクガン狙いで出かけたのは・・・、何十回、何百回と出かけているように思われるかも知れませんが、3回しかありません。3戦3勝ですが、「20年間でたったの3回」ですから、いつでも新鮮な感じですね。

2001年3月12日  ハクガン 10羽  八郎潟

2016年2月12日  ハクガン 250± 八郎潟

2017年2月28日  ハクガン 250± 八郎潟

八郎潟にハクガンが飛来しているのは知っていても、広い八郎潟の何処かはわからないので、自分で探しだすしかありませんが、3回とも「その日の一番目の発見」だったので、ゆっくり撮影し、後は・・・どこからとも集まってくるカメラマンがハクガンを飛ばしてくれるので、「飛翔写真をちゃかり撮る」のがいつものパターンで~す。

▼ 「写真をクリック」すれば、720x480の大きなサイズで見ることができます。

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▲ 2017年2月28日 ハクガンの群れ  八郎潟(秋田県大潟村)

「ハクガンは青空で見るに限る」ですよね。下手な写真も「青空」のおかげで、少しは良く見えるような気が・・・。

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▲ 2017年2月28日 ハクガン  八郎潟(秋田県大潟村)

2001年3月12日に八郎潟で10羽のハクガンを見た時は、(それまでは、単独(1羽)でのハクガンしか見た事がなかったから)驚きましたが・・・、今は200羽以上が当たり前ですからね~。

この数で経過するなら、「レットデータから削除」される日も、そう遠くないかも知れません。

八郎潟でハクガン250±を見ました~。2017年2月28日

JR和田駅近くで仕事の打ち合わせがあり、1時間ほどで終わったが、真直ぐ盛岡に帰るのも芸がないので、「八郎潟」に寄ってみる事にした。携帯電話さえ通じる場所なら、なんとかなるので、ほんと有難い世の中になりました~。

「鳥見」で八郎潟に入るには、私は南の船越水道から入るのですが、今回は高速に乗り、五城目インターから横軸に東から入る事にした。

「八郎潟」と言えば、「ハクガン期待」なのですが・・・、「ハクガン情報」を持ち合わせてるわけではないので、いつものように出たとこ勝負(自分でハクガンを探す)での行動になります。

過去にハクガンを観察した場所を丁寧に見ていたら・・・、カントリーエレベータ南側に「ハクガンの群れが・・・、1台の車も入っていないし・・・「ラッキー!」と思い、農道に車を止めてカメラ機材の用意をしていました。ら・・・、するする~と後ろから軽自動車が私の車を追い越し、ハクガンの群れに近寄って行くではありませんか~。

2台続けてハクガンの群れに近寄れば「確実に飛ぶことが想定できる」ので、私は3分後にゆっくり入る事にしました。軽自動車は群れから50M、私は70Mで止まり撮影する事にしました~。

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▲ 2017年2月28日  ハクガン150+の群れ  八郎潟(秋田県大潟村)

150+の群れと、奥の水田に100+の群れが入ってました~。

いつものように、私は軽自動車がどのような観察をするか見ていましたが・・・、窓を全開での撮影みたいでした。

私は、まずは広角24ミリでの撮影からスタートです。

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▲ 2017年2月28日 ハクガン  八郎潟(秋田県大潟村)

次は・・・300ミリで撮りました~。(環境を入れて撮りたいもんで)

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▲ 2017年2月28日 ハクガン  八郎潟(秋田県大潟村)

最後に600ミリでの撮影になります。

広角から600ミリまで、10分位でしょうか。

私は余裕の600ミリなので、近寄る必要がないので「石のように動かないでの撮影」ですが・・・予想通りの結果で、軽自動車は飛びたったハクガンを追いかけて立ち去りました。

その後、続々と「ハクガン狙い」の車が4台も現れ、西に東に、あっちゃこい、こっちゃこいとハクガンの飛ぶ方向に走りまわってましたね~。私は、家に帰るまで4時間車を止めて、「飛翔するハクガン」を撮りまくりました~。ありがたい事に、黙ってても飛ばしてくれるので、シャッターを切るだけで~す。

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▲ 2017年2月28日 ハクガンとシジュウカラとマガン 八郎潟

八郎潟に来ると、ハクガン狙いの車が沢山いるので、その行動を予想し、定点撮影した方がハクガンは撮れます。

まずは「その日、一番最初にハクガンを見つければ」しめたものです。どこからともなく車が寄ってきますから、「飛翔するハクガンは撮りほうだい」になりま~~~す。(笑)

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▲ 2017年2月28日 ハクガン 八郎潟(秋田県大潟村)

ハクガンを追いかけまわさなくても、これだけ撮れま~す。

「ハクガン情報」はなくても「八郎潟にはハクガンがいる」わけですから、他のカメラマンより最初にハクガンを見つける事が撮影ポイントでしょうか。

4年に1回位「ハクガンを見れればOK」なので、後は、ライフワークの「コクガン」に突撃で~す。ハクガンは飽きるけど、コクガンは全然飽きません。

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