2017年、御所湖のカンムリカイツブリの繁殖は・・・。
2週間ほど前から、御所湖でカンムリカイツブリを見るようになりました。(通勤途中に走行しながらの観察)今日は、じっくり腰を据えて、「カンムリカイツブリの観察」を優先に御所湖に出かけてきました。今までだったら、気にも止めなかったカンムリカイツブの観察ですが、昨年(2016年)「岩手県初記録のカンムリカイツブリ繁殖成功」にかかわったので、今シーズンは(2017年)「御所湖の氷が解けてからのスタート」にする事にします。
▲ 2017年3月25日 カンムリカイツブリ 御所湖(雫石町)
今日は同時に見たカンムリカイツブリは、夏羽6羽と冬羽4羽の合計10羽を観察しました。これからどんどん増えるかも知れませんが、1週間に1度位のペースでの観察にします。
「繁殖育雛期」は巣立ちするまで(6月上旬)は、「営巣放棄」が考えられるので巣に近寄る事はしません。「カヌーの侵入」と「コンテスト狙いの野鳥カメラマン対策」を真剣に考えなければなりませんね、
3月下旬に10羽を観察できたと言うことは、昨年「無事巣立ちできた」からだと思います。
今日も「カンムリカイツブリの雛の写真を撮りたい」と言うコンテスト系野鳥カメラマンが来てましたが、「巣には絶対レンズを向けないでね。巣立ちすればなんぼでも撮れるから」と、
念をおしておきました。
▲ 2009年5月8日 カンムリカイツブリ 御所湖(雫石町)
5月にカンムリカイツブリを見るようになったのは2009年以降からです。それ以前は4月中には御所湖から姿を消しました。
いつかは「御所湖でカンムリカイツブリが繁殖するかも?」と思っていましたが、「カヌーやボート」、「釣り人の増加」などの影響で、中々繁殖成功できなかった。が・・・、昨年のように「フィールド管理」をきっちりするので、たぶん大丈夫でしょう。
▲ カンムリカイツブリの夏羽です。
▲ カンムリカイツブリの冬羽です。
野鳥を追いかけまわさなければ、「カンムリカイツブリ」は簡単に撮ることができます。大きく撮りたいと思い近寄れば、逆効果で撮ることはできないでしょう。
「コンテスト系野鳥カメラマン」へのアドバイスでした~。
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