八郎潟・船越水門でカンムリカイツブリの大群に出会う
「カンムリカイツブリの大群」とは大げさな見出しですが・・・、個人的な観察記録では一番多い羽数のカンムリカイツブリに出会いました。
八郎潟・西部承水路では、1キロ間隔に単独のカンムリカイツブリ夏羽(たぶん繁殖活動に入ってると推測)を三個体観察しました。昨年(2016年)御所湖で繁殖した5個体のカンムリカイツブリは、縄張り意識がとても強かったにですが、広い八郎潟・西部承水路なら、縄張りが重なると言うことはないでしょうね。
カンムリカイツブリの数は・・・
船越水門付近に20±。
鉄道橋と船越水門間に50±
八竜橋~河口間に10±
合計80羽ほどのカンムリカイツブリでした。
繁殖期なのにデスプレイした個体はなく、鳴き声を出して威嚇する個体も、追い出し行動する個体もありません。もしかして・・・日本海を越えてアムール川奥の「大陸の湖沼群」を目指すために、八郎潟・船越水門に集結したのでしょうか???
▲ 2017年4月21日 カンムリカイツブリの群れ 船越水門(男鹿市)
▲ 2017年4月21日 カンムリカイツブリ 船越水門(男鹿市)
デスプレイした個体は1羽もいませんでした。追い出し行動もしません。
御所湖(岩手県雫石町)なら10羽のカンムリカイツブリでもすごい多く感じるのですが、80羽のカンムリカイツブリには驚きました。
1年中バードウォッチングを楽しめる「八郎潟」に・・・永住したい気分になりま~す。
▲ 2017年4月21日 カンムリカイツブリ 八郎潟・船越水道(男鹿市)
夏羽も冬羽も入れ乱れてて、いろんな羽模様が見れるなんて・・・(藪やヨシがないのですっきり見れるのが嬉しい)たまらんです。
いつもなら「双眼鏡で見て終了」なのですが、昨年「御所湖のカンムリカイツブリ繁殖」を一生懸命(500時間の観察)してから、積極的に写真を撮るようになりました。
自己評価は・・・
【★☆☆☆☆】5点満点の1点です。
記録写真として撮影しました~。
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