八郎潟でセイタカシギ8羽
昨日は午前中で仕事が終わり、能代市からのカーナビルートは、米内沢→森吉→田沢湖経由だったが、「カーナビを無視」し、八郎潟経由での帰宅ルートを選んだ。まだ水田に水も入ってないので、シギチには少々早いと思いながらも、「真っ黒いシギ(ツルシギ)を期待」し、「八郎潟西部承水路」に寄ってみました。
ハクガンの季節なら、平日でも10人前後のBW&野鳥カメラマンがいるのですが、さすがにシギチは人気がないので、誰とも会う事はありませんでした。
▲ 2017年4月21日 セイタカシギ8羽 八郎潟・西部承水路(秋田県大潟村)
ヨシもまだ枯れたままで、逆に見とうしが良く、直ぐセイタカシギを見る事が出来ました。ただ・・・、水位があり、セイタカシギの魅力である「長いピンクの足」が見れなく、がっかりです。
ならば・・・、もうひとつの魅力である「濃い光沢のある緑色の翼」を期待したのですが・・・
▲ 2017年4月21日 セイタカシギ 八郎潟・西部承水路(秋田県大潟村)
「光沢のある翼」は見れなかったですね。光線の状態が悪いと言うか、薄曇りだったからかも知れません。
▲ 2017年4月21日 セイタカシギ 八郎潟・西部承水路(秋田県大潟村)
群れから2羽が離れて来て、岸に上がってくれました。
「長いピンク色の足」と「濃い緑色の光沢のある翼」を見る事ができました。後は・・・「ルビー色の眼(赤い虹彩)」をしっかり撮れれば「文句なしのセイタカシギ写真」なんですけど・・・、そうそう上手くいきません。
▲ 2017年4月21日 セイタカシギ 八郎潟・西部承水路(秋田県大潟村)
水田にはまだ水が入ってないので、淡水系シギは期待できなかったけど、少々水が深くても大丈夫な「セイタカシギ」しか・・・。なんなら「アボセット(和名ソリハシセイタカシギ」の方が良かったな~。
▲ 2001年5月20日 セイタカシギ 大久保水田(秋田県昭和町)
このころまでは、東北では「セイタカシギは珍鳥あつかい」でした。
個人的には1993年不忍池(東京都)にクビワキンクロ♂を見に行ったついでに「東京野鳥公園」にも行きましたが、セイタカシギが20~30羽ほど滞在していたので、びっくりしました。
その後、セイタカシギをあちこちで見てますが、どの個体も警戒心が弱く、ほとんど人間を恐れないので、とても撮影しやすい種ですね。岩手県で見たセイタカシギは、近寄って来て、ピントがあわなくなるので「バックしながらの撮影」になりました。
八郎潟・西部承水路のセイタカシギも、ぜんぜん人間を怖がりません。とても撮影しやすい個体でした~。
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久しぶりに失礼いたします。
こちらに、ソリハシセイタカシギが
一羽来ています。
投稿: 及川清司 | 2017年4月24日 (月) 14時18分
及川清司さん、今晩は。
>こちらに、ソリハシセイタカシギが
一羽来ています。
私が初めて見たのは、1994年1月に谷津干潟にわざわざ出かけて見ました。新幹線代を使っても惜しくない感動を昨日のように覚えてます。
その後、宮城県石巻市で2回(2004年と2007年)見てました~。
まだ岩手県内では見た事がありません。
投稿: | 2017年4月24日 (月) 19時38分