9年連続、盛岡のササゴイがコロニー(集団繁殖場所)に到着!
「盛岡のササゴイのコロニー」にしょうか、「田沢湖のイヌワシ営巣地」にでかけようか、どちらも自宅から35~40分弱で到着できるのだが・・・、連休の渋滞の事を考えて「盛岡のササゴイのコロニー」に出かける事にした。
毎年のように「4月中にする野鳥行事」なのですが、今年(2017年)は、「御所湖のカンムリカイツブリの繁殖調査」に時間を取られ、体が二つ欲しいで~す。
私は「営巣場所は人に聞かない、教えない」をモットーにしてるので、他から「野鳥の繁殖情報はまったく入って来ません」が、その分、自力で捜し出してる「野鳥の繁殖場所」はいつも一人なので、「野鳥ファースト(野鳥第一)」になってると思ってます。
「繁殖場所」で一番気にかけてるのが、「人間対策、野鳥カメラマン対策」です。最初の1年目を無事「繁殖成功」してくれれば、後は連続して何年も繁殖してくれます。「盛岡のササゴイ」が実証してくれてま~す。なんせ9年連続ですからね。
▲ 2017年4月29日 ササゴイ 盛岡市
今年(2017年)もコロニー(集団繁殖場所)に、第一陣が到着です。ササゴイは不思議なしゅうせいで、集団で渡って来るのではなく、7日~10日の時間差で、第二陣、第三陣と続きます。個人的な観察記録ですが、第五陣まで(2012年の観察)の観察、写真撮影の記録が取れました。
私が公式的な「論文」とか「観察記録」を公開しないのは、繁殖場所の情報公開になるので、それが野鳥の為にならないと思ってるからです。幸い、「盛岡のササゴイのコロニー」では、誰とも会ってないで~す。
※「盛岡のチョウゲンボウ」は、4年連続繁殖成功したのですが、4年目に「BW&カメラマン」に場所が見つかり、5年目から繁殖に来なくなりました~。でっかく写真を撮りたくて10M前後の観察&撮影でダメになりました。
▲ 2016年5月13日 ササゴイ 盛岡市
昨年(2016年)の画像です。最終的には第4陣まで(5月末に抱卵)確認しました。観察&撮影時間は5分ほどで、ブラインドに入る時は左右を確認し、600ミリもシートで隠しての移動です。同じルートでの侵入、同じ時間の観察は意図的にしません。ランダムです。
▲ 2012年5月5日 ササゴイ 盛岡市
超警戒心の強いササゴイが休憩してます。ブラインド作りの達人だぞ~(笑)
この年は、ブラインドに入る時に毎回飛び立たれました。でも50Mは離れていたので、30分後には巣に戻って」きました。
▲ 2012年5月6日 ササゴイの卵 盛岡市
綺麗な水色の卵でした。地上1Mほどの高さに営巣したので、ブラインドに入る時に巣を離れた時に「パチリと1枚」です。
▲ 2012年5月29日 ササゴイ雛3羽 盛岡市
親が巣を離れるので、巣に戻るまで責任もって「カラス対策」をしました。
▲ 2012年6月17日 ササゴイ幼鳥3羽 盛岡市
ササゴイが歩いての巣立ちでした。巣はM2下にあります。
▲ 2014年6月6日 ササゴイ 盛岡市
ササゴイのコロニーは、「必ず水辺(水路&小川)がある所で、近くに水田や休耕田」が有ります。なき声がQQQ「キュー、キューキュー♪」と独特の鳴き声なので、声を頼りに「コロニを探しだす」のが一番で~~す。
※ 「営巣場所は人に聞かない、教えない」が私のモットーです。自力で捜し出すのがなんとも言えない喜びですね。
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