御所湖のカンムリカイツブリ繁殖場所にカヌーが侵入する
今日の夕方、御所大橋の下流にカヌーが侵入してきました。私は御所大橋の歩道から、「野鳥の繁殖保護場所だからカヌー&ボートの侵入はダメだよ」と声をかけたのですが・・・、聞こえないふりしてどんどん入ってきたので、さらに大きい声で「侵入してはダメです」と。それでも入ってくるので「聞こえないふりするな!橋の上から石落とすぞ!」言ってしまいました~。
あわててUタウンして帰って行った」のですが
私も今後の事があるので、車で「岩手県漕艇場管理事務所」に注意喚起に行きました。
ヨツヤ 「野鳥の会のヨツヤと申しますが、管理責任者の人いませんか?」
職員 「管理責任者は用事があって出かけてます」
ヨツヤ 「昨年、カンムリカイツブリの繁殖の件で、岩手県自然保護課から話ありませんでしたか?」
職員 「うかがっております」
ヨツヤ 「たった今、カヌーが侵入してきました。戸沢ポンプ場より上流、安庭橋上流、元御所橋上流には4月~8月15日までは、水鳥繁殖保護の為、進入禁止のお願いをしたでしょう。」
職員 「カヌー練習生には入らないように言っていたんですけど・・・・」「以後気をつけるように指導します」
ヨツヤ 「今日の顛末は個人のブログに書くからね」
職員 「ハイ」
まあ簡単に言えば、こんなやりとりがありました。
個人的には、カンムリカイツブリの繁殖情報の公開をしたので、「フィールド管理」はきっちりしよとは思ってました。当分はカヌーの侵入はないと思います。
なぜって?
「二度目があったら、(今後カヌーの侵入があったら)繁殖期間(4月~8月)中は、カヌーの全面禁止運動に動くよ」と告げました。昨年2016年から3年間は「水鳥繁殖ラインを決めて、すべての御所湖利用機関に納得してもらいましたからね。
▲ 2017年6月5日 カンムリカイツブリ【Cペア】 御所湖(岩手県雫石町)
御所大橋付近を縄張りにしているCペアです。ヒナは最初(巣立ち直後)から3羽でした。
2017年の「御所湖のカンムリカイツブリの繁殖状況は
Aペア ヒナ4羽
Bペア ヒナ3羽
Cペア ヒナ3羽
Dペア ヒナ1羽 ※(Aペアと同じ縄張りだったので、当初勘違いしました。同時に観察して違うペアだと言うことがわかりました)
Eペア ※ディズプレイまで確認
Fペア ※ディスプレイまで確認
今年も(2017年)6月30日の夜に、一気に水位(50㎝下がる)が下がり、縄張りが崩壊し、御所湖中央部(雫石川本流)での繁殖になると思います。E、Fペアも・・・もしかしたらヒナの誕生があるかも知れません。昨年も一か月遅れのヒナがいましたから。
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