ブナの森の紅葉と緑鳩(アオバト)
ライフワークの緑鳩(アオバト)を追いかけて30年になるが、一番難しい撮影は「ブナ紅葉とアオバト」になります。毎年のように紅葉の時期が違うし、天候によっては一晩で落葉してしまうし・・・(強風が吹けばなんともなりません)「紅葉とアオバト」は手ごわいですね。
最近は・・・、いいかげんな気持ちで野鳥写真を撮ってるが(飽きるほど野鳥写真を撮ってるとどうしても本気になれない)「アオバトだけはけっして手をにかない」撮影活動をしてま~す。
「アオバト」と言えば「海水吸引の写真」が相場ですが、(和田剛一プロが1991年に写真集に波に呑まれるアオバトの作品を発表したからだと思う)、アオバトはブナ広葉樹林で見る事が私のこだわりなので、大げさに言えば「命がけでアオバトと対峙」しての活動です。一番熊の行動する時間帯(夜明け1時前)にブラインド入りするから・・・。
今話題の「ドライブレコーダー」を車につけていれば、熊を何度撮影できたことか。車を止め、カメラ撮影しようとしても、脱兎のごとく逃げられます。が・・・、カメラを持って広葉樹林帯を歩くって、恐怖なんですよね~。
▲ 2017年10月18日 ブナ紅葉にアオバト
落葉寸前でした~。強風が吹けば、一晩で「ハゲ山」になりま~す。
米つぶほどの大きさのアオバトですが、「落葉寸前のブナ紅葉にアオバト」を意識しての撮影です。この距離間(300M)でも「森のアオバト」は警戒心が強いのでブラインド入りしなければ撮影できません。警戒心の強さが「海岸のアオバト」との大きな違いですね。
▲ 2015年10月中旬 ブナ紅葉にアオバト
枯れる寸前のブナ紅葉が好きです。
アオバトは大きく撮るより、環境を入れて小さく撮る方が大好きで~す。
▲ 2014年10月中旬 ブナ紅葉にアオバト
黄色に紅葉するブナですが、ブナ紅葉の黄色は3日位しかもたないので、山桜の満開と一緒ですね(山桜も3日しかもたない)
ブナ紅葉に雪が・・・、この風景に「アオバトの飛翔をからめて撮る」ために。10月下旬は「アオバト中心の生活(毎日がアオバト)」なので、睡眠時間が3時間ほどしかありません。ハイアマチアの特権で~す。(笑)
今現在は・・・「野鳥愛好写真家」で~す。「野鳥写真家」ではあtりません。
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