見れたら嬉しいよね~。「淡色型のハチクマ」
体色のバリエーションが豊富な(大げさに言えば、指紋のように1羽1羽全部違うように見える)ハチクマは、シギチ屋の心をくすぐります。中でも「淡色型のハチクマ」は中々見れないので、見れたらとても嬉しいです。
個人的な観察記録ですが、30個体のなかで「淡色型は5%」、「暗色型は15%」、あとは「80%が中間型」でした~。
↓ ※「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見れます。
▲ 淡色型のハチクマは、白色が目立つので「肉眼」でも直ぐわかります。
「森の中の養蜂場」は、1年365日のうち、わずか「10日間だけの蜂箱設置」のはかなさです。
養蜂業者の人は、冬は暖かい房総半島に蜂箱を置き、山形県で4月から「花の受粉作業にみつ蜂を貸し出し」でから(ハウスのなかに放すから、簡単に蜜が取れるのでみつ蜂はヘトヘトに弱るらしい)雫石郷に入り、「奥山に栃の花がさくまで休養させて、10日間でいっきに採蜜する」との事。その後、「フェリーで八戸から北海道に渡る」たこともあるそうだが、雫石郷で「蕎麦の花」や「ニセアカシアの花」が沢山咲くようになったので、秋までは雫石郷に滞在、冬に房総半島に移動。
▲ 「淡色型のハチクマ」と思うが・・・、腹の下部分に薄い茶色があるので、人によっては「淡色に近い中間型ハチクマ」と言う人もいるかもしれない。
▲ 「淡色型のハチクマ」と思うが・・・、「頭部の天辺が、全部白色ではない」とクレームがあるかも知れない。
実際、野外でみれば「ミサゴか?」と見間違うほど白色が目立ちます。
ひらけた牧草地の養蜂場は簡単にハチクマも探しだせると思いますが・・・、森の中の養蜂場は、樹木に覆われているので、空からみても「蜂箱がある」ようには見えないはずです。が・・・・、「ハチクマ」は蜜蜂の飛行ルートを追いかけて、「養蜂場を探し当ててる」と思ってます。
養蜂場には複数のハチクマが飛来しますが、3羽位が蜂箱内に入り、2,3羽が樹木にパーチ(止まる)して順番待ちをしてます。めったに鳴かないハチクマですが、中には「ピュ~、ピュ~、ピュ~♪」と低い声で仲間(ハチクマ)を威嚇する個体もいます。養蜂場の中では争う事はありません。餌となる「捨てられた雄蜂の幼虫が食いきれないほどある」からでしょうか。
個体により、「むしゃむしゃ食べるハチクマ」や「巣材を嘴で一個、一個丁寧に食べるハチクマ」など、千差万別ですね。
蜜蜂は「集団でハチクマを攻撃」するのですが、ハチクマはびくともしません。でも、中には「ハチクマの目(眼球)を攻撃する蜜蜂もいる」ので、その時ばかりは、首をふりながら、蜜蜂の攻撃を嫌がります。
一度だけ「ハシブトガラス」が、ハチクマの行動を真似て養蜂場内の捨てた巣材を食べに来ましたが・・・「蜜蜂の攻撃」に5秒ももたなかったです。樹木にパーチ(止まる)して、ハチクマを見るだけで、再チャレンジはなかったですね。
オラもブラインド内に入ってくる蜜蜂に、毎年3回位は刺されます。でも「注射の時の痛さ」なので、なんとか我慢できますが・・・、注射と違って、3時間は痛いので、嫌ですね。
一番怖いのは「スズメバチ」ですが、攻撃すると(手ではらう)と刺されるので、恐怖心があるのですが、ブラインドから出てくれるのを待つしかありません。スズメハチは甘いジュースなどの匂いに反応するので、「水」しか持ち込みしないようにしてます。食べ物も甘いものはダメだと思う。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼【今日のおすすめの一曲】▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
毎日が「あいみょん」の歌が耳から離れない。
40数年前、「中島みゆき」のデビュウー曲、「ララミ嬢のララバイ」や「時代」を聴いた時と似ている・・・。
シンガーソングライター「あいみょん」として大活躍していただきたいです。
あいみよん / 空の青さを知る人よ♪
« 森の中の養蜂場にハチクマが・・・。 | トップページ | 初公開写真と観察記録「第二回羽/ハチクマ(若鳥)」です。 »
「【野鳥】 ハチクマ」カテゴリの記事
- 「ノスリ」と思ったが「ハチクマ」か?(2021.06.04)
- 蜂箱の出入り口を壊し、驚かせてミツバチ成虫を外に出して食べはじめたハチクマ(2020.07.01)
- 器用に巣材を食べるハチクマ(2020.06.30)
- 初公開写真と観察記録「第二回羽/ハチクマ(若鳥)」です。(2020.06.21)
- 見れたら嬉しいよね~。「淡色型のハチクマ」(2020.06.20)
« 森の中の養蜂場にハチクマが・・・。 | トップページ | 初公開写真と観察記録「第二回羽/ハチクマ(若鳥)」です。 »
コメント