2020年、秋の見前水田(盛岡市)は「セイタカ祭り」でした~。
個人的に、「本業の仕事が忙しく」中々ブログを更新出来ないでいたが・・・、やっと4連休の休みに「野鳥写真整理」をした。
2020年8月23~29日まで、「見前水田(盛岡市)に6泊7日でセイタカシギ1羽が滞在」してくれました。例年なら、シギチ観察は、「一人での観察」が多かったのですが、2020年秋は「セイタカ祭り」(盛岡近郊では過去30年で3回目の観察記録)の影響で、「一人での撮影は一度もなかった」ですね。面識の無いカメラマンも多く、午前6時に出かけたら、「すでに数台の車が駐車してる」日もあり、これにはびっくりしたな~。
「セイタカシギ」は、1993年2月21日に「東京野鳥公園(東京都)」に「わざわざ新幹線で出かける珍鳥」だったが、2000年以降は、岩手県内でも「海岸のシギチ観察のついでに偶然に見れる(宮古市、久慈市)」ようになり、「昔珍鳥、今は普通種」になった感がします。
※ 「写真」をクリックすると、大きな画像(1000x666)で見る事ができます。
▲ 2020年8月23日 セイタカシギ 見前水田(盛岡市)
休耕田の水が深く、「ピンクの足がまったく見えない」状態でした。
個人的に、セイタカシギの写真は「ピンクの長い脚」と「赤い目(虹彩)」と「光沢のある羽模様」の「三点セット」を撮れれば「大満足」で~す。
▲ 2020年8月23日 セイタカシギ 見前水田(盛岡市)
なんとか、少しだけピンクの足が見えたが・・・・。
▲ 2020年8月23日 セイタカシギ 見前水田(盛岡市)
「セイタカ祭りなので、たぶん飛ぶだろう」と思っていたら、予想通り飛んでくれた~。
▲ 2020年8月23日 セイタカシギ 見前水田(盛岡市)
小さく環境を入れて撮るのが、個人的には大好きな写真になります。ただ、この写真は「600ミリの望遠」なので、自分が意図した構図ではなく、「広角ズーム」で撮るのが好みですね。
▲ 2020年8月24日 セイタカシギ 見前水田(盛岡市)
広角ズーム(24-50)で撮ってみました。
「見前水田(盛岡市)」は、1995年以降「秋の淡水系シギチ探し」をしてて、観察ポイントを見つけました。当時は「シギチは海岸の砂地で見るのが常識」だったのですが、「どうしてもエリマキシギを見たい一年で」、水張休耕田(盛岡~花巻間)を探し回ってました。
1998年9月7日の見前水田でのエリマキシギ(オラが第一発見者です)が忘れられませんね~。
▲ 2020年8月25日 セイタカシギ 見前水田(盛岡市)
30度超えの気温で、水田の水が蒸発してくれたので「長いピンクの足」が見れるようになりました~。
「三点セット(長いピンクの足と赤い虹彩と光沢のある羽模様)」で見れるようになり、ぺっこ(少し)だけ気合が入りました。
▲ 2020年8月25日 セイタカシギ 見前水田(盛岡市)
水位が下がり、「ピンク色の長い脚」がやっと見れるようになりました~。
やっぱ、ピンクの長い脚を見なければ、「セイタカを見た気分」になれないですね。
▲ 2020年8月25日 セイタカシギ 見前水田(盛岡市)
水位の浅いところにくれば、長いピンクの足が際立ち、「貴婦人セイタカシギ」と言われることもわかりますよね。
▲ 2020年8月25日 セイタカシギ 見前水田(盛岡市)
セイタカシギは、東京野鳥公園(東京都)、蕪栗沼(宮城県)、石巻埋め立て地(宮城県)、津軽石川河口(岩手県)、長内川河口(岩手県)、成田水田(岩手県)、見前水田(岩手県)、八郎潟(秋田県)、塩口水田(秋田県)、昭和町水田(秋田県)、六カ所湖沼(青森県)で見てるが、何処でも警戒心が薄いので、「写真撮影は楽」でした~。
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