『思い出の野鳥観察記・ソデグロヅル(幼鳥)』2005年11月3日(岩手県雫石町/御所湖)
10月30日に御所湖でソデグロヅルを初認しての、最初の祝日が11月3日。どんな「ソデグロヅル祭り」になるか見当もつかないが、カメラマンが「大きく撮りたい衝動を抑えきれず」遊歩道から御所湖の湿地に入り、追いかけ回す行動だけは止めてもらいましょう。と決めていた。
私は「柔和な顔」をしてるので、良くなめられ「何の権利があって注意するんだ」とすごむカメラマンに何度も遭遇してる。が・・・、「売られた喧嘩は三度の飯より好き」と言うたち(性格)を、初対面の人は誰も知らない。腕力は無いが「熱いハート」があるので、「相手が悪かったね」と言うこちで決着します。
「一生に一度位は珍鳥の第一発見者になりたい」と思っていたが、マイフィールドの御所湖(岩手県雫石町)でその願いをかなえる事ができました。
まず最初に、「全国から大勢のBWやカメラマンが集まっても、地域の生活者にご迷惑をかけない」が大前提。
関係機関に情報の提供(マスコミ、役場、警察、駅、タクシー、観光協会、御所ダム管理事務所)をして、大勢の人が集まる事を理解してもらう。
駐車場(300台はある、堤防沿いに路上駐車するなら1000台でも可能)と水洗トイレ(5か所)の完備・・・・・。
そして、毎日19時に自分のホームページ(イーハトーブ 岩手の野鳥通信)に「御所湖のソデグロヅルの観察情報/(60分のタイムテーブルで)」を更新する。と決めていた。(関東とか遠くから来た人に、毎日の情報更新に感謝された)
※ 「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見る事ができます。
▲ 2005年11月3日 ソデグロヅル(幼鳥) 御所湖(岩手県雫石町)
遊歩道からの撮影です。横一列に30人はいましたね。(同じ構図を撮ってる人も沢山いると思います)
11月3日は早朝から夕方まで、ローカル新聞(岩手日報)に掲載された最初の祝日だった関係で、「延べ200人は集まりました」
▲ 2005年11月3日 ソデグロヅル(幼鳥) 御所湖(岩手県雫石町)
ソデグロヅルが舞あがった時には「拍手と歓声」が聞こえてきました。
遊歩道には30人ほどのBWがいましたが、手すりがあるので、安心感があるのかソデグロヅルの大サービスをしてくれましたね~。
幼鳥なのか、ソデグロヅルがそうなのかわかりませんが・・・、「警戒心の薄い個体」でしたね~。
御所湖の環境が「ソデグロヅルの繁殖地」に似てたのでしょうか。(雫石水田にはハクチョウが沢山いたが、一度も水田に飛び立つ事はなかった)
個人的には「水田にソデグロヅルの写真じゃない、湿地でのソデグロヅルを撮りたい」と思っていたので、ラッキーでした~。
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