ワシカモメが好きなので・・・。
今は「カモメ狙いでの探鳥」は「カモメ酔いしてしまう」ので諦めているが・・・(埠頭に並ぶカモメ類の識別をしてると「カモメ酔い」してしまう)、ワシカモメは好きなので(眼がクリっとしてて他の大型カモメと違う)、つい撮影してしまいます。私が良く出かける種市海岸のカモメ事情は、他の場所なら普通に見れるセグロカモメやカモメやユリカモメはほとんど見る事がなく、ウミネコが6割、ワシカモメ2割、オオセグロカモメ1割、他のカモメが1割(ミツユビカモメ、シロカモメなど)です。珍カモメは期待出来ないが、ワシカモメを普通に見る事ができるので、種市海岸はとてもお気に入りです。
▲ 2021年3月16日 夜明け前の種市海岸 (岩手県洋野町)
コクガン期待で30年間も通いつめているが・・・、「コクガンは朝寝坊」なので、日の出10分後でなければ現れません(ほんの少数)。数が揃うのは完全に夜が明けてからなので、諦めてま~す。個人的な推測ですが・・・、外洋にいてて、日の出とともに活動するんでしょう。海が大荒れの時(波高が3M以上)は、砂浜に退避してる。
▲ 2021年3月16日 ワシカモメ 種市海岸(岩手県洋野町)
太陽が昇ってきました~。
普通はこのまま撮影を続けるのでしょうが、「天邪鬼の私」は直ぐ場所を移動して・・・・。
▲ 2021年3月16日 ワシカモメ 種市海岸(岩手県洋野町)
日の出の太陽より、「夜明け(オレンジ)の舟バック」を選びました~。
太陽ならいくらでも撮る機会はあるが、「日の出の舟バック」はほとんど撮る事は出来ないと「瞬時に判断」したから・・・。
▲ 2021年3月16日 ワシカモメ 種市海岸(岩手県洋野町)
瞬時に判断したのが「船バックとオレンジに輝く波とワシカモメ」です。
私は「野鳥写真愛好家」ですが、写真哲学は「ロバート・キャパ(戦場カメラマン)」をリスペクトしてるので、それを実践しただけです。たぶん、この写真は「野鳥写真家」には理解不能だと思います。
もっとも影響を受けた「野鳥写真集」は、「和田剛一/シング!シング!シング!(山海堂)」です。30年前の写真集ですが、この「シング!シング!シング!」を超える「野鳥写真集」に出会った事は無いですね。
実は・・・、20年位前に「鷲鷹の宮崎学氏」が、盛岡に「取材撮影」に来てて、ホテルから私の携帯に電話があり(HPにメールアドレスを公開してたので、何回かメール交換してた)、どうしても翌日の仕事の都合があり、会えずじまいで10分ほど電話での会話だけだったが、あの時に宮崎学さんと会っていたら、「足を踏み把持して、野鳥写真家」を目指していたかも知れない。現状の「シギチ屋の野鳥写真愛好家」で満足してま~~す。
▲ 2021年3月16日 ワシカモメ 種市海岸(岩手県洋野町)
静寂な「いつもの種市海岸の夜明け」に戻りました~。
▲ 2021年3月16日 ワシカモメ 種市海岸(岩手県洋野町)
コンクリートの防波堤や症版で撮らなくてもいいとこが「種市海岸のワシカモメ」です。
識別用の記録写真なら「コンクリート」でもかまわないのですが・・・。
「野鳥写真愛好家」のプライドでしょうか?(笑)
最近のコメント