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ワシカモメが好きなので・・・。

今は「カモメ狙いでの探鳥」は「カモメ酔いしてしまう」ので諦めているが・・・(埠頭に並ぶカモメ類の識別をしてると「カモメ酔い」してしまう)、ワシカモメは好きなので(眼がクリっとしてて他の大型カモメと違う)、つい撮影してしまいます。私が良く出かける種市海岸のカモメ事情は、他の場所なら普通に見れるセグロカモメやカモメやユリカモメはほとんど見る事がなく、ウミネコが6割、ワシカモメ2割、オオセグロカモメ1割、他のカモメが1割(ミツユビカモメ、シロカモメなど)です。珍カモメは期待出来ないが、ワシカモメを普通に見る事ができるので、種市海岸はとてもお気に入りです。

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▲ 2021年3月16日 夜明け前の種市海岸 (岩手県洋野町)

コクガン期待で30年間も通いつめているが・・・、「コクガンは朝寝坊」なので、日の出10分後でなければ現れません(ほんの少数)。数が揃うのは完全に夜が明けてからなので、諦めてま~す。個人的な推測ですが・・・、外洋にいてて、日の出とともに活動するんでしょう。海が大荒れの時(波高が3M以上)は、砂浜に退避してる。

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▲ 2021年3月16日 ワシカモメ  種市海岸(岩手県洋野町)

太陽が昇ってきました~。

普通はこのまま撮影を続けるのでしょうが、「天邪鬼の私」は直ぐ場所を移動して・・・・。

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▲ 2021年3月16日 ワシカモメ  種市海岸(岩手県洋野町)

日の出の太陽より、「夜明け(オレンジ)の舟バック」を選びました~。

太陽ならいくらでも撮る機会はあるが、「日の出の舟バック」はほとんど撮る事は出来ないと「瞬時に判断」したから・・・。

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▲ 2021年3月16日 ワシカモメ  種市海岸(岩手県洋野町)

瞬時に判断したのが「船バックとオレンジに輝く波とワシカモメ」です。

私は「野鳥写真愛好家」ですが、写真哲学は「ロバート・キャパ(戦場カメラマン)」をリスペクトしてるので、それを実践しただけです。たぶん、この写真は「野鳥写真家」には理解不能だと思います。

もっとも影響を受けた「野鳥写真集」は、「和田剛一/シング!シング!シング!(山海堂)」です。30年前の写真集ですが、この「シング!シング!シング!」を超える「野鳥写真集」に出会った事は無いですね。

実は・・・、20年位前に「鷲鷹の宮崎学氏」が、盛岡に「取材撮影」に来てて、ホテルから私の携帯に電話があり(HPにメールアドレスを公開してたので、何回かメール交換してた)、どうしても翌日の仕事の都合があり、会えずじまいで10分ほど電話での会話だけだったが、あの時に宮崎学さんと会っていたら、「足を踏み把持して、野鳥写真家」を目指していたかも知れない。現状の「シギチ屋の野鳥写真愛好家」で満足してま~~す。

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▲ 2021年3月16日 ワシカモメ  種市海岸(岩手県洋野町)

静寂な「いつもの種市海岸の夜明け」に戻りました~。

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▲ 2021年3月16日 ワシカモメ  種市海岸(岩手県洋野町)

コンクリートの防波堤や症版で撮らなくてもいいとこが「種市海岸のワシカモメ」です。

識別用の記録写真なら「コンクリート」でもかまわないのですが・・・。

「野鳥写真愛好家」のプライドでしょうか?(笑)

アカエリカイツブリ、魚(ヒラメ?)捕獲するも四苦八苦する~

海岸に探鳥に出かけると、「内陸では絶対見れない野鳥(コクガン、クロガモ、アカエリカイツブリ、ワシカモメなど)にどうしてもカメラを向ける事になるわけです。まあ、「数が多いので簡単に見れる、撮影できる」事もあるのですが・・・、普通に撮る事には飽きてるので、「アカエリカイツブリはカイツブリらしく、魚を捕獲する瞬間」をじっと待つ事にしました~。

※ 「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見ることができます。

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▲ 2021年3月16日 アカエリカイツブリ  八木海岸  (岩手県洋野町)

普通は魚を獲っても「一瞬で飲み込む」のですが・・・、「ヒラメか~?、カレイか~?」わかりませんが、口角のサイズの関係で、簡単に飲み込む事が出来ないから、撮影がしやすいです。悪戦苦闘するので撮影は楽ですね~。

ミヤマガラスは奥羽山脈横断ルートを利用してる~!

雁やハクチョウの移動(北帰行)も始まり、例年の事だが「ミヤマガラスの群れを探し、その中から白丸、黒丸(コクマルガラス)を見つけだす」『ミヤマガラス探鳥』に出かけて来た。

私のミヤマガラスフィールドは盛岡~花巻~雫石間なのですが、同じ日に「盛岡周辺から南昌山を越えて雫石水田に移動するミヤマガラスの群れ」をやっと撮影・観察する事が出来た。

カラスを撮影してると・・・、「変人扱いされる」ですよね~。(確かに変人で~~す)

※ 「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見る事ができます。

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▲ 2021年3月15日 ミヤマガラスの群れ。15時頃  広宮沢果樹園周辺(岩手県矢巾町)

ミヤマガラスの群れです。期待の「白丸、黒丸(コクマルガラス)」は混ざってませんでした。バックの建物は、盛岡駅周辺の高層マンションです。何処で撮影したか、後で思いだせるように「目印の環境を入れた写真」は必ず撮るように心がけてます。

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▲ 2021年3月15日 ミヤマガラスの「カラス柱」  広宮沢果樹園周辺(岩手県矢巾町)

果樹編牧草地から飛び立った後、クルクル回転しながら「カラス柱」を作りました。高く舞い上がって、南昌山方向に飛び立ちました。八郎潟(秋田県大潟村)に向かってると確信できました。

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▲ 2021年3月15日 ミヤマガラスの群れ 16時頃 下川原水田(岩手県雫石町)

バックの山は、「雫石町から見たみた南昌山」です。

広宮沢果樹園(岩手県矢巾町)15時頃に飛び立ったミヤマガラス300±の群れは、直接、八郎潟(秋田県大潟村)に行くもんだと思っていましたが、雫石町の水田で休憩してました。いろんな野鳥(ガン・カモ、ハクチョウ、猛禽類、シギなど)が南昌山を越えるルートを利用してる事は容易に想像できてましたが、「ミヤマガラス300±の群れ」が実証してくれました。

県堺の国見峠(岩手県、秋田県)で観察すれば「野鳥の渡り」を実証できるのですが、5月中旬まで道路が冬季閉鎖になってるのでどうしょうもありません。最終駐車場から徒歩で行けば2~3時間がかかるし、「雪崩が起きる場所が何か所もある」ので、とても無理な話です。BWは安全、安心でするのが私のモットーで~す。が・・・、カメラを持つと、かなり危険な行動もするか~。海岸なら救命胴衣、高所なら命綱を使う事もある。(笑)

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▲ 2021年3月15日 ミヤマガラスの群れ 17時頃  下川原水田(岩手県雫石町)

秋田駒ケ岳・国見峠方向(岩手・秋田県境)に飛び立ちました。

きっと田沢湖周辺→川辺町周辺→八郎潟と、水田を転々としながら移動するのでしょうね。

内陸に住んでる身としては、見れただけで嬉しいミユビシギで~す。

冬に「ミユビシギ見たさに探鳥に出かける事は無い」のですが・・・、でも内陸に住んでる「自称シギチ屋」にとっては「真冬でも見れるミユビシギ」に、凄く喜びを感じます。いつも「コクガン観察のついでに・・・」と言う事ですが、シギチに限っては「双眼鏡で見て終わり」と言う事はなく、普通種だろが何だろうが「必ずカメラを向ける」自分がいます。ウミネコとかウミアイサやヒドリガモなど、目の前にいても、まず撮る事は無いので・・・、ほんとに「シギチなら何でも好き」で~~す。

※ 「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見る事ができます。

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▲ 2021年2月17日 ミユビシギ  種市海岸  (岩手県洋野町)

内陸の水田には「絶対入らないシギ」なので、見れただけでも嬉しいで~~す。

でも、やっぱカメラで撮影してる自分が・・・。

これが「シギチ屋」の習性で~~す。(笑)

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▲ 2021年3月4日 ミユビシギ  種市海岸  (岩手県洋野町)

「ミユビシギ」には悪いが、いつも「コクガン観察のついでに・・・」と言う事になります。

春のシギチ観察に種市海岸に出かける時には、ミユビシギはいなく、(ほとんどが、キアシシギやキョウジシギの群れ)、「ついでにカイツブリ系の夏羽」を撮りま~~す。

 

 

御所湖で「トモエガモ10羽」を撮影できた~。

「御所湖でトモエガモ10羽って、ブログに貼りつける、書くもん?」と言われそうですが・・・。個人的観察記録では、「10羽のトモエガモ」は過去最大の羽数です。

御所湖(岩手県雫石町)は、例年1月中旬~2月は完全結氷するので、カモ類は御所湖に入り込む川の凍らない所に集結、越冬してます。そんな中、環境省が取りまとめてる「全国ガンカモ調査(1月の第二日曜日、その昔は祝日だった1月15日)」があるのですが、過去30年間、ガンカモ調査日に「トモエガモを観察した事は無し」です。そんなもんで、「トモエガモは見れただけで嬉しいカモ」で~す。(普通にトモエガモが見れる地域の人には信じられない話でしょう)

『全国ガンカモ調査・トモエガモ』(環境省が公開してる過去の記録から)

51回(2020年1月) 全国  3292羽    岩手県   0羽

50回(2019年1月) 全国 12502羽    岩手県   0羽

49回(2018年1月) 全国  8963羽    岩手県 283羽

48回(2017年1月) 全国  2197羽    岩手県  55羽

47回(2016年1月) 全国  1978羽    岩手県  87羽

46回(2015年1月) 全国   986羽    岩手県   6羽

45回(2014年1月) 全国  6647羽    岩手県   6羽

44回(2013年1月) 全国  3181羽    岩手県  27羽

43回(2012年1月) 全国  3838羽    岩手県   0羽

42回(2011年1月) 全国  4880羽    岩手県   0羽

41回(2010年1月) 全国  1319羽    岩手県   0羽

40回(2009年1月) 全国  4131羽    岩手県  17羽

39回(2008年1月) 全国 12212羽    岩手県   0羽

※1回~38回は「非公開」

トモエガモの全国羽数と岩手県内の羽数を見てとれますが・・・

全国では、2008年と2019年の1万超え。

岩手県では、2018年の283羽が「データの再検討が必用」ではないでしょうか。

私もふくめてですが、「全国のボランテア調査員(野鳥の会など)」が携わってると思いますが

1990~2000年代の御所湖のガンカモ調査は「正式記録が鳥獣保護員と私で、記録をすり合わせてから報告」してました~。鳥獣保護員いわく「獣の名前は知ってるが、鳥っこはマガモとカルガモとオナガガモとコガモしかわかんね~。ヨツヤさん後は頼むよ」とこんな感じでした~。昔は環境省→岩手県自然保護課→鳥獣保護員が正式記録で、野鳥の会はオブザーバーって感じでした。かれこれ、20年近くは「自然保護課も鳥獣保護員には声をかけてないのでは?」

 

※「写真」をクリックすると大きな画像(2000x1333)で見る事ができます。

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▲ 2021年3月7日 トモエガモ  御所湖(岩手県雫石町)

青色がトモエガモの♂

赤色がトモエガモの♀か幼羽

御所湖にいたトモエガモを全部撮影したわけではありませんが、撮影記録としては、雄が6羽、雌タイプが4羽の10羽です。

個人的な感想ですが・・・「御所湖に集結するガンカモ、ハクチョウ類は八郎潟(秋田県)か直接大陸(ウラジオストック)に飛び立つのではないでしょうかね~。売る覚えですが、「御所湖でオナガガモにGPS装着、放鳥した個体の1羽がウラジオストックの海岸に到着後、落鳥」との記事を読んだ事があるような・・・。

いずれにせよ、御所湖(雫石町)と雫石水田で、「同じ個体と思われるハクガン幼鳥2羽が秋と春に観察」、「自宅(雫石町)上空を秋田駒ケ岳方向に飛ぶガン群れ、ハクチョウの群れを何度も観察」、「カリガネの群れ10~30羽を2021年3月は4度観察」、「ミヤマガラス300む群れが秋田駒ケ岳方向に飛翔をここ5年ほど前から何回も観察」などなど。

「野鳥の奥羽山脈横断ルート(太平洋側と日本海側)が完全にできてる」でしょう。

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▲ トモエガモの♂(雄)です。

欧米のBWには「あこがれのカモ」だと思う。

「オシドリ」と違って、公園の水場に入らないし、岩手県では「なかなか見れるカモじゃない」からね。

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▲ トモエガモの♀(雌)タイプです。

嘴の基部に「白マル」があちます。個人的にフールドマークにしてるので、カモの群れの中に「ごじゃごじゃ混ざっていても」直ぐ目につきます。

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▲ トモエガモですが・・・、雌か幼羽かわからなくなる時があります。

めったに「トモエガモの観察機会」に恵まれてないもんで・・・・。

再度、種市海岸で「黄色カラーE2のコクガン」を観察する。

2021年3月16と17日に「種市海岸のコクガン」観察に出かけて来た。

私の眼の前に「写真撮ってよ~」と言わんばかりに「黄色カラーE2のコクガン」が現れた。(渋々撮影した)

「コクガンE2」は発信機が付いているので、今回は山階鳥類研究所(発信機装着した人)には報告をしません。私の目視観察より、「ちくいちGPSの電波受信」してるだろから、「余計なお邪魔虫」と思われたくないもんで・・・。

コアなBWの人にしか興味が無い話だと思いますが、「GPS付き黄色E2コクガン」の画像を貼っときま~~~す。

※ 「写真」をクリックすると、大きな画像(1000x666)で見る事ができます。

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▲ 2021年3月16~17日 コクガン(GPS付き黄色E2) 種市海岸(岩手県洋野町)

まったくの個人的観察記録ですが・・・

2021年3月3日に「GPS付き黄色E2コクガン」を見てから、終認は2021年3月17日となるので「15日間種市海岸に滞在した」事になりますね。

今まで、「北帰行のコクガンが入れ代わり立ち代わり種市海岸を利用してる」と思っていたのですが(越冬コクガンは少数。1月中は大きな群れを見る事が無いから)、100~300の群れが2週間ほど種市海岸に滞在してるエビデンス(証拠)を確認できました。これも山階鳥研さんのお陰ですね。

BWの習性として(個人的な悪い癖かな?)、自分の眼(まなこ)で見たものしか信じないと・・・(笑)

岩手県のコクガン観察事情として、1990年代は「数羽のコクガンでも珍鳥扱い」で種市海岸でコクガンが普通に見れるようになったのは2000代に入ってからです。なんせ、「わざわざ一泊しながら青森県むつ市にコクガン観察に鳥友のOさんで正月休暇に出かけた(1992年1月2日)観察」があります。

1996年1月2日に「コクガン4羽(津軽石川河口/岩手県宮古市)」を見て昂奮してたのですから・・・。

たぶん「岩手県では内陸に住んでる私が一番コクガンを見てる、撮ってる」かもね~。

御所湖でチュウヒか~???@2021年3月7日

ハクチョウのカウントするため、安庭橋(御所湖)から上流、下流と見ていたが、どうしても(ブッシュの茂みが高く)見えない所が出たので、「町場ポンプ小屋」に行ってみた。そこには先客3人組(ぜんぜん面識の無い初対面の人)がいた。まずは挨拶と「おはようございます」と声をかけ、「ハクチョウを見るだけですから直ぐ帰ります」(カメラ無し、双眼鏡だけ)といい、10分位いただろうか。

先客3人組は、カメラを持ってない私に安心したのか、「自慢のカメラ自慢や野鳥写真自慢のオンパレード」で、そこまでは我慢して聞いていたが、「野鳥の名前の教え魔」に変わったので閉口した。(双眼鏡をダウンの中に入れてたから、普通の一般人に見えたのでしょうか?)

しまいには、午後から「イヌワシの撮影に行く」とか言っていたので、「何処のイヌワシの営巣地ですか?」と聞いたら、急に大人しくなり、「野鳥自慢もしなくなり」、そばから離れていった。

カワアイサの群れが飛びたったら、今まで自慢げに言っていた「野鳥の名前もなくなり」、小さい声で「カワアイサだね」といったら、大きな声で「カワアイサ!」と連れの二人に叫び、カモ類がパニック飛出ししたら「オジロワシ!」と私に聞こえるように叫んでいた。

私は「オジロワシでは無い事」は直ぐわかったが「ノスリか?、マダラ雌か?ハイチュウ雌か?ハリアーか?(チュウヒ)」と思い、あわてて車の戻った。

私の「600ミリの望遠とジッツオの三脚」を見て、「御所湖の町場ポンプ小屋の場の雰囲気は一変に代わり」、3人組は20Mも離れていった。私は「集中してハリアーを撮るだけ」。

御所湖でチュウヒ(Harrier)を見るのは初めてと言うか、岩手県内で見るのも初めてで、「ラッキー!」と声を出したくなったが、「野鳥写真3人組」がいるので、声を出さす、静かにシャッターを切った。

全くの個人的な話ですが、1987年発行の「岩手の鳥獣/岩手日報。2200円」の本に「チュウヒの名前も写真掲載も無い」ので、「もしかして岩手県初のチュウヒの記録写真か?」と思ったりもしてます。「いわてレッドデータブックには岩手県沿岸で震災前は繁殖記録がある」と書いてあるが、「岩手の鳥獣に写真が無い」と言うことは、誰が観察したんだろうと・・・。私は1989年から鳥見をはじめ、1年で北東北3県をかけずりまわり、「ハチクマとカンムリワシ以外の猛禽類は全部見た」ので・・・。「チュウヒ」は仏沼(三沢市)で2度、八郎潟(大潟村)で1度、蕪栗沼(登米市)で2度の5度の観察経験しかありません。

今回の「御所湖のチュウヒも誤認も有り」。シギチ屋なもんでと言い訳しておきます。恥ずかしい話ですが、マダラ雌かチュウヒかと悩みました~(笑)。「疑わしきは普通種」のBWの格言があります。

※ 「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見る事ができます。

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▲ 2021年3月7日 チッウヒ  御所湖(岩手県雫石町)

たぶん「チュウヒ」。

渡りの個体と言うことで、「もしかしてマダラチュウヒ雌・幼鳥もあるか?」と考え、画像をトリミング加工したのも貼っときます。

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▲ 2021年3月7日 チュウヒ  御所湖(岩手県雫石町) ※ トリミング加工画像です。

マダラチュウヒ雌には腰の部分が「白色」なので、この個体は「マダラ雌ではないですね」

「疑わしくは普通種の格言」通り、「チュウヒ」だと思います。

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▲ 1997年5月5日 マダラチュウヒ♂  飛島(山形県酒田市)

600ミリを「手持ち撮影」したのでブレブレです。

「二の畑」には総勢3人位のBWしかいなく、マダタチュウヒ♂を見れたのは3人だけだと思う。

ブレブレ」写真ですが、「マダラチュウヒ♂」の記録写真になりまいた~

日本野鳥の会山形支部のYさんから、写真提供依頼の電話をもらいました。「山形県初記録とか言ってましたね~」

 

 

 

種市海岸deハギマシコ

ハギマシコの群れは・・・内陸なら5年に1回の確率です。これが海岸周辺なら毎年のように見る事ができる。しかし・・・、「雪上のハギマシコ」は雫石周辺でなければ撮れない。かと言って毎年見れるとは限らない・・・。

種市海岸(岩手県洋野町)で、小鳥の群れに遭遇し、双眼鏡で見たら、ツグミ、アトリ、アオジ、マヒワ、ホオジロとハギマシコ50+の群れが。

まずは「コクガン優先」と1回目はパスした。

次に「アカエリカイツブリ」と2回目もパスしたが、小鳥の群れがまとわりついて(撮影してくれるまで移動しないと言う感じ)、「雪が無いが10分ほどの時間だったら・・・」と撮影する事にした。

※ 「写真」をクリックすると大きな画像で見る事ができます。

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▲ 2021年3月3日 ハギマシコ  種市海岸(岩手県洋野町)

沿岸部では、わりと普通にハギマシコの群れにあいます。

車に反応して、電線に飛び立ち休憩したり、遠くに飛び立ったりしますが、「同じ場所に必ずもどる(餌を獲る)」ので、撮影は楽ですが・・・、沿岸部は雪がほとんど積もらないので、雪国育ちの私としては「冬鳥は雪がなければ良しとしない」と考えてしまうんですよね~。

淡泊に、10分ほどで撮影は終了です。

Diver(ダイバー)系は見れただけで嬉しくなるよね~!

内陸に住んでると、中々見る機会に恵まれない筆頭格が「Diver(ダイバー)系」です。そんなもんで、見れただけで嬉しくなります。が・・・、瞬時に識別できなく「アビか~?オオハムか~?シロエリか~?ハシグロか~?」と頭の中の混乱状態のなか、潜水能力が高いダイバー系なので、一度潜水してしまうと、「何処に出てくるかわからない」状態に、さらに頭が混乱します。

「見れただけで嬉しい。撮影は運次第だよね」と思いながらも、なんとか撮影したいので、肉眼で「全集中」で海を見る。(双眼鏡では視野が狭くなるので・・・)しかし、見つけたと思ったら、また潜水され、シャッターを切れないもどかしさ・・・。

なんとも言えない幸福感で(簡単に撮影出来たら面白くない)、撮影する事ができました~。

※ 「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見る事ができます。

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▲ 2021年3月4日 アビ  八木海岸(岩手県洋野町)

ダイバー系は見る機会が少なく、まったく持って自信がないが、「第1回冬羽かな?」と思って撮影しました~。

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▲ 2021年3月4日 アビ  八木海岸(岩手県洋野町)

潜水前です。

こんなに首がながかったんだ~。

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▲ 2021年3月4日 アビ  八木海岸(岩手県洋野町)

定番のパタパタ写真で~~す。(笑)

別に意識して撮ってるわけではないが、一般人(BWではない人)にはパタパタ写真が一番うけるんですよね~。

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▲ 2021年3月4日 アビ  八木海岸(岩手県洋野町)

欲を言えば・・・「夏羽」を見たかったな~。

5月の連休後に「過去にダイバー系を見たフィールドにGo!」したくなりました~。

2020年11月(秋)と2021年3月(春)に「雫石水田にハクガン幼鳥2羽」同一個体か?

昨年秋(2020年11月24日)に「雫石水田でハクガン幼鳥2羽」を観察したが(見れると思ってなかった)、今度は春に(2021年3月6日)に「まとも雫石水田でハクガン幼鳥2羽」を観察した。首輪とか足輪が付いているわけではないので、「同一個体と断定できない」が、個人の趣味の観察記録としては、「ほぼ間違いなく同一個体」と考えてしまう。(秋も春も幼鳥2羽での行動。太平洋側に、幼鳥ハクガンが飛来してるとは思われないので)

今日も(3月12日)、夕方に「ミヤマガラス300±」と「日中は空だった御所湖にオオハクとコハクの100±の群れ」が入り、昼に雫石水田にいた、オオハク、コハクも同じ数がいたので、移動して来たハクチョウと思われる。と言うことで、「ハクガンの幼鳥しかり」、「カリガネしかり」で「雫石水田は太平洋側と日本海側を色んな野鳥が横断途中の重要中継地」に使われていると思う。

「ハクガン」でも「カリガネ」でも、伊豆沼や八郎潟は警戒心が強く、撮影が難しいが「雫石水田は警戒心が薄く(私一人と言うこともあるが、他の野鳥カメラマンに追いかけまわされないからだと思う)

※ 「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見る事ができます。

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▲ 2021年3月6日 岩手山とハクチョウとハクガン  雫石水田(岩手県雫石町)

50ミリの撮影なので、ほぼ肉眼で見てるのと同じ倍率です。

ハクガン2羽がいるので「写真をクリックして拡大」し、ハクガン2羽を探し出して下さいませ。

オオハクかコハクか双眼鏡で嘴確認をしていたら・・・「何か雪玉みたいな小さな塊」があったので、ジズ(ぱっと見)で「もしかしてハクガン????」と思いました。そんな時は「600ミリの望遠で撮影し、拡大機能で見れば一目両全」。カメラのデジタル化の恩恵を受けてま~す。(あまりプロミナを使わなくなった)

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▲ 2021年3月6日 ハクガン2羽を探せ!  雫石水田(岩手県雫石町)

伊豆沼でもない、八郎潟でもない「雫石水田のハクガンの証明」には「岩手山を入れて撮る」のが一番です。

コアBWの人はおわかりでしょうが「白いゴミ粒」と「黒いゴミ粒」と「ハクチョウ」です。この1枚で「雫石水田のハクガンとカリガネの証明」になりま~~~す。

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▲ 2021年3月6日 青空を飛ぶガンたち   雫石水田(岩手県雫石町)

この写真だけなら、伊豆沼なのか八郎潟なのか雫石水田なのかわからないですよね。

だから、私は「山とか特徴ある建物とか」入れて撮るようにしてます。

小さくても「ハクガン」だけは初列風切羽を見れば、他のガンとの違いが一目瞭然ですね。

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▲ 2021年3月6日 ハクガンを探せ!  雫石水田(岩手県雫石町)

地元の人だけが知ってる、「バックの山は箱石山」です。

宅地は年数がたてば変わる事もあるでしょうが、山と鉄塔は「永遠に不滅」で~~す。これも、雫石水田の証拠写真ですよね。

黒いゴミ粒はカリガネです。

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▲ 2021年3月6日 ハクガン幼鳥2羽  雫石水田(岩手県雫石町)

望遠レンズ(600ミリ)で撮れば、ハクガン幼鳥とわかりま~~す。

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▲ 2021年3月6日 ハクガン幼鳥2羽  雫石水田(岩手県雫石町)

ハクガンとカリガネ。どっちを優先しようかと思ったが・・・、「カリガネは毎年雫石水田に立ち寄るからと・・・ハクガン優先」にしました~。

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上 2021年 3月 6日撮影のハクガン  雫石水田(岩手県雫石町)

下 2020年11月24日撮影のハクガン   雫石水田(岩手県雫石町)

3カ月ちょっとで変わった所は「嘴のピンク色」ですか~。

羽模様も白色が増えました~。

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上 2021年  3月 6日のハクガン幼鳥2羽  雫石水田(岩手県雫石町)

下 2020年11月24日のハクガン幼鳥2羽   雫石水田(岩手県雫石町)

どちらもハクガン幼鳥2羽。

そんなに太平洋側にハクガン幼鳥は飛来しないと思われるので、「2羽での行動と幼鳥である事」なので、秋・春同一個体と・・・思うことにしようっと。

論文発表しないので、あくまでも趣味の観察だから、「同一個体と思って喜ぶ」ぶんには、誰にも迷惑かけないよね。

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▲ 2021年3月6日 ハクガン幼鳥  雫石水田(岩手県雫石町)

もう「ハイアマチア野鳥写真家を廃業」し「野鳥写真愛好家宣言」したので、こんな「誰でも思いつく構図のパタパタ写真」を撮って、喜んでま~~す。

もう野鳥写真は「過去の人」になりました~。

 

「コクガン黄色カラーE2」の放鳥記録は・・・

2021年3月3日に種市海岸で観察・撮影した「コクガン黄色カラーE2」の標識記録が届いた。

ほとんどの人は興味がない話だと思いますが・・・、「コアなBWと言うかディープなBW」の為に、結果報告いたします。

□ 2020年11月7日に北海道別海町野付湾で回収・放鳥

□ 回収・放鳥者は山階鳥類研究所のSさん

前回のコクガン黄色カラー33の時も「野付湾」だったので、きっと毎年のように「コクガンの標識・放鳥」してるのでしょうね。

実は・・・、高校2年の時に(50年弱前)「北海道一周の一人旅」に出かけた時に、根室のユースホステルで同室だった旅人から、「ドドワラは絶対行く価値はあるよ」と勧められ、テクテク歩いていた。ら・・・「運よく車が止まり、同乗させてもらった」いい思い出があります。当時は野鳥には興味がなく、「予定もなく気ままに旅をする事」が楽しかったな~。(すべてアルバイトで稼いだ自分のお金での旅です)

今でもトドワラの風景が頭に残ってます。ほんとに何もばく、枯れた樹木だけで「さいはての地」って感じでした。(今は変わっただろうな~)

※ 「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見る事ができます。画像は番号がわかるように「トリミング加工」しました。

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▲ 2021年3月3日 コクガン黄色カラーE2  種市海岸(岩手県洋野町)

海なので、波がくると「黄色のカラーリング」が見え隠れして番号が読み取れなくなります。海面に浮いてる状態だと足がみえないので、カラーリングを見る事はできません。そんなもんだから、コクガンの観察データ報告が少なく、GPSを装着するようになったのかな?

「バードウォッチヤーが報告する」と言うのは「時代おくれ」になるのでしょうね~。

黄色カラーリング付き「コクガンE2」を見っけ!@2021年3月3日

3月3日は「カラーリング付きコクガンの特異日」なんだろうか?。2年前にも(2019年3月3日)「黄色カラー33」のコクガンを観察・撮影できたが、今年(2021年3月3日)も「黄色カラーE2」のコクガン観察・撮影をしました。まさか、二度目があるとは思いもしませんでした。

頭をよぎったのは・・・「山階鳥研に報告義務はないよね~。面倒くさいからパスしようかな~」と・・・。

後々、「論文に使用したいので、写真提供お願いできますか」とか、提供すると「ポスター使用に画質のいいフルサイズで提供できますか」と要求が増えてきます。(※すべて無料提供です)

プロの野鳥写真家に頼みたくても、「カラーリング付きのコクガン」なら頼みようがないか~。

※「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見る事ができます。

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▲ 2021年3月3日 コクガン  種市海岸(岩手県洋野町)

肉眼で見ればこんな感じです(50ミリ相当で撮影)

双眼鏡でコクガンの数をカウントするのがいつもの癖で・・・。その時「足に黄色が少しでも見えたらカラーリング付きのコクガン」がいると言うことですね。私は「シギチ屋」なんで、羽根模様より先に、「足の色」とか「嘴の形」に直ぐ目がいくんですよね~。

コクガンは海面に浮いている時は足が見えないので、岩礁に上がった時とかでないと「カラーリング」を見る事ができません。だから「運しだい」の所が90%で、10%が注意力の力なんでしょうね。

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▲ 2021年3月3日 コクガンE2  種市海岸(岩手県洋野町)

上がフルサイズ画像

下がトリミング画像(番号がわかるように)

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▲ 2021年3月3日 コクガンE2  種市海岸(岩手県洋野町)

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▲ 2021年3月3日 コクガンE2  種市海岸(岩手県洋野町)

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▲ 2021年3月3日 コクガンE2  種市海岸(岩手県洋野町)

GPS装着だから、観察記録の報告は無しでもいいでしょうね。

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▲ 2019年3月3日 コクガン33  種市海岸(岩手県洋野町)

山階鳥研からの報告では

「2017年11月22日(北海道別海町野付湾でバンダーが装着・放鳥」した個体なそうです。

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▲ 2021年3月3日 コクガン  種市海岸(岩手県洋野町)

海面に浮いてる状態だと「カラーリング」は見る事ができません。

だから、今は「GPS装着」なんでしょうね。

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▲ 2021年3月3日 コクガン  種市海岸(岩手県洋野町)

種市海岸は外洋に面してるので、大きな船が沢山通ります。

舟バックを意識してるので、コクガンが「船バックで飛翔」してくれた時は、「思わずラッキー!」と叫んでしまいます。

たぶん、北日本の海岸でコクガンを見る事が出来るでしょうが、「船バックのコクガン」は種市海岸での撮影のエビデンス(証拠)になりますね。

2年連続で「雫石水田でカリガネ」を観察する。@2021年3月5日

盛岡に用事があり、雫石水田を経由して御所湖を通るルートで出かけるのがいつものパターンです。ハクチョウだけなら、数を数えて、写真撮影もする事なく終了するのです。が・・・、「なんかハクチョウの群れにマガンが混ざっているな~」と言う事で、「マガンの数を数え、記録写真として撮影する」ことにした。この時点では「カリガネがいる」と言うことに気ずいてません。

※ 「写真」をクリックすると、大きな画像(1000x666)で見る事ができます。

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▲ 2021年3月5日  雫石水田のハクチョウ&マガンの風景  (岩手県雫石町)

ハクチョウの数を数えて終わりにするつもりだったが、「マガンの群れ」が混ざっていたので撮影する事にしました。

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▲ 2021年3月5日 半分のマガンの群れが飛び立ちました  (岩手県雫石町)

飛ぶ方向を双眼鏡で確認したら、秋田駒ケ岳に向かってました。「八郎潟にGo!」ですね。

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▲ 2021年3月5日 マガンのいる雫石水田の風景  (岩手県雫石町)

双眼鏡で、残ったマガンの数をカウントしていたら・・・。

一瞬、首をあげた個体に・・・「あれ!、でんび(ひたい)が白くて、嘴がピンク色のマガンか~。なわけないよな~。カイガネか~」と。

雫石水田で、過去に「飽きるほどカリガネ撮影をしてる」ので、昂奮する事なく、600ミリを取り出す事にした。

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▲ 2021年3月5日 カリガネ  雫石水田(岩手県雫石町)

2年連続で「雫石水田でカリガネ」を観察&撮影をする事ができました。

過去には(カリガネ9羽が2007年11月23日から5泊6日の滞在)、秋にも観察してるから、「カリガネの完全な奥羽山脈横断ルート」が出来たのかも・・・。

「雫石水田」は、ガン・カモ、ハクチョウの重要な中継地(八郎潟⇔伊豆沼)ですね。

◆ 2021年3月5日   カリガネ11羽  (ゼロ泊1時間の滞在)

◆ 2020年3月17日  カリガネ29羽  (ゼロ泊7時間の滞在)

◆ 2007年11月23日 カリガネ 9羽  (5泊6日の滞在)

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▲ 2021年3月5日 カリガネ11羽  雫石水田(岩手県雫石町)

「雫石水田のカリガネ11羽」の記録写真として、「田沢湖線701系電車」をバックに入れてみました~。

伊豆沼でも八郎潟でもない「雫石水田のカリガネ11羽」のエビデンス(証拠)で~~す。

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▲ 2021年3月5日 カリガネ11羽  雫石水田(岩手県雫石町)

双眼鏡で確認したら、秋田駒ケ岳方向に飛んで行きました。

※ 秋田県のコアなBWの皆さんへ

「カリガネ11羽を撮影して下さいませ」

沢山、カリガネが日本に飛来してるわけではないから「11羽の群れ」なら、雫石水田から飛び立った個体を考えてもいいでしょう。

1羽、2羽ではないから、「家族単位の行動」と判断できますね。

「ヨロスク(よろしく)お願いしま~~す」

見前水田(盛岡市)でマガン@2021年2月26日

毎年の事だが、2021年2月15日に「マガン北帰行の初認日」(伊豆沼→国見峠(雫石町・仙北市)→八郎潟)を自宅(雫石町)で確認した。これを合図に、盛岡・雫石水田の「ガン・ハクチョウの渡り」と三陸沿岸の「コクガン北帰行観察」とダブルで野鳥観察が超忙しくなります。今日も(3月2日)雨なのに、雫石水田には「マガン37羽」が滞在してました。(記録写真を1枚だけ撮影)

2月26日は、新幹線高架橋に「チョウゲンボウの営巣の案配」を見に、見前水田(盛岡市)に出かけたら、「マガン50+」が滞在してました。

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▲ 2021年2月26日 マガン  見前水田(岩手県盛岡市)

バックの学校は「盛岡南高校」です。

伊豆沼や八郎潟と違って「マガンの警戒心が薄い」ので、望遠レンズは必要なく、24-105ミリズームでの撮影です。撮影距離は25Mほどです。(※雫石水田だったら10M前後で撮影できます)

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▲ 2021年2月21日 マガン  見前水田(岩手県盛岡市)

見前水田には50+のマガンが家族単位でパラパラといました。みんな同じ方向(南昌山方向)に飛び立つので、いつものように「きっとあの辺の水田(ケリの繁殖)」と目星をつけて車を移動しました~。

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▲ 2021年2月26日 マガン&オオハクチョウ  赤林水田(岩手県矢巾町)

赤林水田(岩手県矢巾町)周辺には大きなマガンの1000+の群れが二つ入ってました。

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▲ 2021年2月26日 マガン  赤林水田(岩手県矢巾町)

高校生が自転車で来たのが見えたので、「マガンが飛び立つだろう?」と思い、カメラを構えていたが、予想通り警戒心が少しだけ強い個体だけが「飛び立ち」ました。半分以上は、まだ水田に残ってくれました。

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▲ 2021年2月26日 マガン  赤林水田(岩手県矢巾町)

夕方に南昌山方向に飛び立ちました。

この日は(2月26日)「BWやカメラマンの車と遭遇しない私一人の至福の時間」を過ごす事ができました。

明日は(2月27日)は週末なので、「マガン祭り」になるだろうと・・・。

 

マガンが高圧電線で4羽落鳥する。@2021年2月28日

矢巾水田(岩手県矢巾町)に岩手医大付属病院が移転して来てから、「マガンの中継地&シギチの中継地」の役割は風前の灯です。が・・・、マガンは赤林水田(岩手県矢巾町)や煙山水田(岩手県矢巾町)に移動し、天候の回復を待ちながら(だいたい3日位)奥羽山脈越えをして八郎潟(秋田県大潟村)に飛び立ちます。昨日(2月28日)も午前10時過ぎに、2000±の内の500+のマガンが、南昌山、赤林山方向に飛び立ちました。90分後には八郎潟に到着でしょう。

岩手県内陸(北上川・馬淵川)を北上するマガンは、北上川東側を北上するルートを選び、矢巾水田に滞在するマガンは西に南昌山→御所湖→八郎潟に移動してると考えてます。自宅(岩手県雫石町)では、50~100+のマガンが国見峠を目指して竜川を西に飛ぶマガンをいつも観察してます。2021年は2月15日が「北帰行初認日(自宅からの観察)」でした。

昨日(2月28日)は赤林水田(岩手県矢巾町)では、「悲しい事故」が・・・。

カメラマンがマガンの大群(2000+)を撮影しようと、車から出てマガンに近寄って歩きだした瞬間、「マガンのパニック飛出し」があり、高圧電線に衝突、4羽が落鳥しました。(4台の車が右往左往してマガンを追いかけてました。その中の1台は私の車をマークしてました)

※ 「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見る事ができます。

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▲ 2021年2月28日 マガンがパニック飛出し  赤林水田(岩手県矢巾町)

伊豆沼でも八郎潟のハクガンでも、何処でも「カメラマン圧のパニック飛出し」を見るんですよね~。そんな経験を積んで「野鳥は車内撮影に限る」を学習するんでしょうね。

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▲ 2021年2月28日 落鳥したマガン  赤林水田(岩手県矢巾町)

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▲ 2021年2月28日 午前8時58分(カメラのデータから) 落鳥したマガン

高圧電線にはカラス30+が集まってきました。中に5羽のミヤマガラスも混ざってました。

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▲ 2021年2月28日 午前10時頃

落鳥したマガンですが、頭から食べられると言うか、集団でつつくですよね~。

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▲ 2021年2月28日 15時頃

夕方には、後かともなくなりました。

カラスではなく、キツネだったら、足も骨もすべて食べつくしますが、カラスなので、足は食べれなかったみたいです。

 

 

 

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