大砲(600ミリ)を封印したお陰で、アオバトの「究極の1枚」を撮る事が出来た。
アオバト写真は12万カット(日本で一番アオバトを撮影してる、見てる男と自負してます)あるが、半分も整理できないでいる現状なのに、「600ミリを封印し、24-105ズーム(50ミリ相当、肉眼で見ている距離)で撮影する事が出来た。普通、広角レンズなら、ブラインドも使わず撮影するのが一般的だろうが、迷彩シートと穴あき迷彩を頭からかぶり、雪が降るまでの勝負と言うことで、本気モードに入り(水だけあれば、パンだけで我慢できる)1週間通いつめて撮影する事が出来た。
※ 「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見ることができます。
「究極の1枚目」は手元に残し、「2枚目」を貼り付けます。(インターネットは自分の写真を削除しても永遠にネット内に残るので)
▲ 2021年10月10日 たぶんアオバト 24-105ズーム(50ミリ相当で撮影)
ブナが色ずきはじめ、カエデが赤くそまったが、(正味3日しかもたない。後は茶色になって枯れるだけ)年によって、全く違うので「過去30年で初めてのイメージ通り」になりました。
30年×3回=90回のチャレンジと思うでしょうが、濃いガスのおおわれたのは「30年で初めての事」だったので、たぶん「最初で最後の撮影」だったと思います。
ブログに貼り付けたのは「究極の2枚目」ですが、「究極の1枚目」は毎日見ても飽きがきません。
デジタル時代ですが、フィルム時代の「最初の1枚目が勝負の感覚を指が覚えている」ので、シャッターチャンスは逃しません。
写真の師としてる「ロバート・キャパ(戦場カメラマン)」の教え(ピントよりもシャッターチャンス優先。望遠レンズを捨てろ!)をいつも思いながらの撮影になります。
▲ 2021年10月23日 雫石五山
▲ 2021年10月28日 雫石五山
ブナ紅葉は、「たった5日間で直ぐ黄色くなる」のですが、3日後には茶色に変色するので、桜の撮影と一緒ですね。
▲ 2021年10月23日
里は曇り空だったが、標高が上がるほどにミゾレになり、雪に変わりました。
例年だったら、山はすべて「落葉」してるので、2021年(紅葉が遅い。温暖化か?)は特別な年になりました。
いつもの事ですが、「写真コンテストには応募しない。興味無し」なので、他のカメラマンや観光客に会う事はありません。この「紅葉風景をいつも一人しめ」です。
「野鳥写真」でも「風景写真」でも、撮影ポイントは自分で探し出す事に喜びを感じま~~す。
▲ 2021年10月23日
熊さんが怖いが(2021年は4年に1回のブナの実の大凶作)、カメラ機材を背負うと「熊の恐怖心」がなくなります。突然の出会いならアウトでしょうが、50M離れてれば「熊さんが先に移動してくれた~。2回ほど経験有り」。声は出さない。背中を見せない、視線を外さないが原則です。
▲ ブナ紅葉の中のアオバト写真館
« 5回目の「野鳥写真燃え尽き症候群になりました~」 | トップページ | 「風景の中のカワウ」なので・・・カワウですが撮ってしまいました~。 »
「【野鳥】 アオバト」カテゴリの記事
- 毎朝聞こえる「アーオー、オアーオ ♪」の鳴き声に・・・・「幻覚、幻聴か?」と・・・。(2022.07.27)
- 大砲(600ミリ)を封印したお陰で、アオバトの「究極の1枚」を撮る事が出来た。(2021.10.31)
- 散歩中に羽根を拾ったが・・・「もしかしてアオバトの下尾筒(かびとう)かな???」(2021.09.17)
- 空を見ろ。アオバトだ!!(2021.08.29)
- 30年前も、今現在も、アオバトは同じブナの小枝にパーチ(止まる)する。(2021.08.21)
« 5回目の「野鳥写真燃え尽き症候群になりました~」 | トップページ | 「風景の中のカワウ」なので・・・カワウですが撮ってしまいました~。 »
コメント