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2023-24年の「岩手のハクガン」観察記 その4

「餌が無くなるまで採餌する場所にこだわるのがガン類の特徴」と思っていたが、「岩手のハクガン18羽の群れ」は2日として同じ場所に現れない隠密行動をする群れだった。でも「私のハクガン嗅覚の方が勝ってる」のを証明出来た事に、とても満足できた一日だった。

※「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見る事ができます。

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▲ 2024年1月17日  ハクガン18羽とハクチョウの大群  紫波町西長岡水田(岩手県紫波町)

いつも北上川西側の水田でしか採餌しないハクガンでしたが、何故か北上川東側に移動してるじゃないかと「ハクガンの匂いを感じて」西長岡水田まで出かけてみた。シギチ観察では何度も訪れているので、毛細血管のようにある農道はすべて頭の中に入ってます。

ハクチョウの群れを隅から隅まで3回ほど見渡したら・・・尻の黒い羽模様見えた(双眼鏡で)ので、600ミリの望遠レンズに変えて、ゆっくり見渡した。初列風切りの黒い羽模様と小さなピンク色の嘴にハクガンだと確信した。

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▲ 2024年1月17日 ハクチョウに群れの中にハクガン  紫波町西長岡水田(岩手県紫波町)

14日に降った雪が少し残っていたので、ハクガンを探し出すのが大変だった。

でも、この程度のハクチョウの中からハクガンを探し出せなければ「自称シギチ屋さん」の看板に傷がつきます。(笑)

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▲ 2024年1月17日 ハクガン  紫波町西長岡(岩手県紫波町)

600ミリ望遠レンズで撮影してみました。

ハクチョウ群れの中に紛れ込んでいても、「ハクガン見っけ!」です。

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▲ 2024年1月17日 ハクガンとハクチョウ  紫波町西長岡(岩手県紫波町)

シギチ屋なもんで、どうしてもこんな構図で撮ってしまいます。

水田の稲の模様が出る写真が「シギチ屋さんの定番写真」なんですよ~。

車を移動することなく、「水田模様が出てる場所までハクガンが来てくれる」のをただただ待つ(2時間ほど)のがシギチ屋さんです。

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