亡き鳥友 大澤耕造 氏を偲ぶ
2026年4月2日、あまりにも突然の大沢さんの訃報に驚いた。30代か50代まで、大沢さんが結婚するまで毎週のように出かけた日々を思いだします。毎年のGWに出かけた飛島での珍鳥祭り(山形県)、サバクヒタキの仙台市太白区(宮城県)、クロツラヘラサギの津軽石川河口(岩手県)、ヒメクビワカモメの谷津干潟(千葉県)、クビワキンクロの不忍池の池(東京都)、シマアオジのウトナイ湖(北海道)、ムラサキサギの仏沼(青森県)、クマゲラの大沼公園(北海道)、アボセットの谷津干潟(千葉県)、シロハヤブサの砂崎岬(北海道)、オオホシハジロの新井田川河口(青森県)、アカツクシガモの廻堰大ため池(青森県)、アラナミキンクロの砂埼岬(北海道)、コアホウドリの三陸沖クルーズ(岩手県)、ゾウゲカモメの鯵ヶ沢漁港(青森県)、ブッポウソウの奥胎内(新潟県)、トラフズクの八郎潟(秋田県)、タマシギの鳥の海付近(宮城県)、コキアシシギの蕪栗沼(宮城県)、オニアジサシの鳥の海(宮城県)、コウノトリの砂沢ため池(青森県)などなど、もっともっと沢山あるが書ききれない。そして空振りも鮮明に思いだすよね。ナベコウの坂東大橋(栃木県)、シラガホオジロの軽井沢(長野県)。
大澤さんと良き鳥友になって2年目だったろうか。極寒になれてるはずなのにコウノトリ(1992年1月5日、弘前市砂沢ため池)の観察は大変だったよね。背中に嘴を入れて休憩しているから3時間も待たなければならなかった。雪は降ってくるし、二人で諦めモードになったがコウノトリが歩きだしてくれた。安堵感と言うか嬉しかったよね。
▲ 1991年1月5日 コウノトリ(弘前市)
ポジフィルムでの撮影で、デジタル画像にスキャンしてみました。
当時は珍鳥情報提供者に「ハガキか電話で、見れても見れなかったでも感謝を伝える」のが常識で、「次の観察者のために、むやみに近寄らない、絶対飛ばさない」のが暗黙の了解でした。弘前市のコウノトリ情報はヒメハジロ(岩手県宮古市田老町)の観察時に東京から来た大学生からの提供。一緒にサバクヒタキ(仙台市)の情報もいただいた。珍鳥情報交換は普通にやってたし、車ではなく田老駅から徒歩で来たと言うので、帰りは車で駅まで送っていきました。初対面でもフランクに会話できれば珍鳥情報は入ってきてました。大学生の珍鳥情報ネットワークに驚くばかりだったですねぇ~。
▲ 2004年12月10日 コウノトリ(大船渡市)
あやうく「兵庫県豊岡コウノトリの郷」に引き取られるところでした。
大船渡市振興局の担当者が衰弱しているコウノトリがいるからどうしたらいいかわからず、地元の野鳥の会に相談したら「捕獲できたら豊岡コウノトリの郷で引き取ります」との回答だったらしい。
どんなもんかと捕獲計画を尋ねたら、「ザルに市場から買ってきた魚を河川敷に置き、漁網でおおいかぶさって捕獲する段取り」との回答だった。誰が捕獲すると指令を出したかわからないが、「野鳥で元気に飛び回ってるコウノトリを餌で呼び寄せ捕獲するのは可笑しいじゃないですか?」「この事実を私が自分の責任で情報をブログ発信したら、全国から抗議の電話がくると思います」「岩手県庁まで抗議の電話がいくかも知れません」「自然に任せるのが一番ですよ」「捕獲指令を出した人に、岩手県民の野鳥愛好家から抗議が来た(私の実名を出してもかまわないと伝えた)と言って下さい。そして捕獲指令の人からの連絡待ってると伝えて下さい(連絡はなかった)」
大船渡振興局の担当者は誠実な人で、その後大船渡から転勤になるまで5年間「野鳥の事でわからない事があれば電話があり、賀状のお付き合いもありました。丁寧に転勤の連絡もいただいた」「なかなか県庁公務員の人がここまでするなんて、すばらしい人でした」
▲ 2026年5月25日 足環付きコウノトリ(岩手県紫波町北田)
5月22日、夕方6時過ぎのNHKローカルニュースで3分ほどコウノトリの映像が放送された。
地名は「紫波町北田」としか流れなかったが、第一発見者のインタビューは雨で傘をさしていた。たしかに22日は雨の時間が多かったし、コウノトリの映像は晴天時のものだったので22日以前に撮影(20~21日か?)は容易に想像できた。
録画はしていなかったの、ニュース映像の背景をしっかり頭に記憶して、23日午前中に紫波町北田周辺に(長岡産直と赤沢道の駅の間だなと思った)出かけたが見事空振りに終わった。ただニユース映像の背景の場所だけはしっかり確認できた。まだまだ珍鳥の嗅覚は衰えていないかな。
2026年5月25日~29日以降「紫波町北田コウノトリ祭り」で、入れ替わり立ち代わり「カメラマンが増えて、スマホで仲間を呼び出す」いつもの事を諦め、私はそれを予想して遠く離れて車で待つことにしてる。
トラクターの人が私の車を見てて「あなたはまったくコウノトリを追いかけまわさないがコウノトリの写真とりましたか?」と親切に訪ねてきてくれた。農家の人は周囲を見てるんだなあ~と感心した。
明日からのトラクダーの代掻きの段取りを教えるから、北田に来るなら26日はどこ、27日はあそこ、28日はそっちと場所を教えてくれた。Nさんには感謝、感謝です。(初対面の農家の人から名刺をいただいた。農業法人だから社長さんか)
▲ 2026年5月25~28日 コウノトリ(岩手県紫波町北田水田)
私はNさんの指示通り、車で待機してての車内撮影です。
29日14時30分過ぎに、二人のカメラマンが車から降りて農道の中に入り、コウノトリが驚いて飛び立ち、以後コウノトリを見る事が出来ない。一週間に一度は6月末まで「北田水田」に通った。Nさんにも会いたかったからね。
紫波町北田水田のコウノリリ写真はNさんに撮らせてもらったと思ってる。
私はおしゃべりで会話が好きだから、初対面の人と仲良くできました。
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