「ノスリ」と思ったが「ハチクマ」か?
いつものように、「新幹線のふかん写真」を撮りに出かけたが・・・。そこは「ノスリ」が近くで繁殖してるので、(過去20年間でハチクマも2回営巣してくれた。ノスリの空巣を利用して)何も考えず、「ノスリだろう」と思って撮影し、ピント確認の為、画像を拡大してみたら、「何かハチクマのような気がする?」と・・・。
「新幹線のふかん写真撮影」なので、望遠レンズではなく「24-105広角ズーム」だけ1本の身軽な装備に(山に重い600ミリを持って入れない)「あ~、400ズームも持って来れば良かった」と、後悔先に立たずです。
※ 「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見る事ができます。
▲ 2021年5月20日 たぶん「ハチクマ」か? トリミング拡大画像 生森山(岩手県雫石町)
新幹線画像の左の森に「ノスリの営巣場所」があるので、つい「ノスリ」と思って撮影してました~。が・・・、画像を拡大したら、「ハチクマ」に見えて来た。
20年弱、「ハチクマ観察」を続けているが、例年「5月25日前後がハチクマの初認日」(一番早い年で5月13日が1回だけあった)との思い込みと、ノスリ営巣場所近くの思い込みが重なったのが「たぶんハチクマか?」としか言えない情けなさです。
▲ 2021年6月1日 ハチクマ♂ 雫石の養蜂場(岩手県雫石町)
「養蜂場のハチクマ」は・・・、「動物園でハチクマを撮影する感覚」なので、ここ10年は養蜂場に入らず、近くの小山で「飛翔するハチクマ撮影に専念」してました。「10年近く、養蜂場のハチクマ撮影」を続けていたら、何か「飽きてきたと言うか、動物園でハチクマを撮影してる感覚」になり、急に嫌になってきてる自分がいました。
が・・・、「ハチクマとわからず撮影した」ので、急にハチクマに会いたくなり「養蜂場のハチクマ」に出かけてきました。
ピンクの花の近くにハチクマがパーチ(止まる)してくれたので、600ミリを取り出し、撮影する気分になりました~。その後は「いつもの養蜂場のハチクマ」なので、もう養蜂場通いは終了です。(養蜂場のハチクマ撮影は完全に飽きてる)
20年前に「養蜂場のオーナーさん」に挨拶してからの撮影(それまで、500M離れた場所でレンズも出さずに双眼鏡で観察するだけ)に、オーナーさんが感激してくれて、「貴方ならいつ養蜂場に入って撮影してもいいよ」との許可をいただきました。私は仕事がら「職人の気持ち」がわかるので、(養蜂作業中は絶対目に入る場所にいない。必ず500Mは離れてる。カメラは出さない、撮影しない)
2年目には、「休憩時間にクーラーボックスに冷え冷えの缶コーヒの差し入れ」する仲に。
3年目には、「携帯番号の交換や養蜂作業の手伝い」をする仲に。
オーナーさん言うには「カメラ屋は一人、二人と仲間を連れてやって来る。作業中も近くに陣どって目障りだ」と。しかし「あんたは職人の気持ちがわかるし、3年もたつのに仲間を連れて一度も来た事ががないから信用できる」と・・・。
4年目には「花とともに全国を渡る養蜂業者のお話や、養蜂業界の暗黙のルールや、東北の養蜂場所の位置」など・・・。そして「仲間内の養蜂場でハチクマを撮影したかったら、俺の名前を出せばオーケーだよ」などなど。
なんでも「最初の挨拶」がかんじんとの事です。
仲間の山形県の養蜂業者は、「ハチクマに発信機を装着する」とかあって「えらい迷惑した」と言ってたらしい。
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