まさか繁殖と言うことはないよね・・・「5月のミコアイサ」
今年は(2017年)は、4月初めから集中的に「カンムリカイツブリ」を見ているのだが・・・。
ついでにと言っては何なんですが、何気なく「毎年のようにカルガモが繁殖する場所」に行ってみたら、ミコアイサの観察に驚きました。個人的な観察記録では、11月から3月までの観察で、4月は見た事がなく、5月ですからね・・・。
昨年は5月中旬に「カンムリカイツブリの番(つがい)」を見て、瞬時に「きっと繁殖する」と思い、1ヵ月間観察を中止する事にした。(雛を連れてだすまで観察をしないと決断)
▲ 2017年5月5日 カルガモ 岩手県雫石町
▲ 2017年5月5日 ミコアイサ♂ 岩手県雫石町
最初、肉眼で何気なく見ていたのだが「コガモ大のカモが潜水」したので、「あれ!コガモじゃなかったのか?なんだろう?」と思い双眼鏡で見たら「ミコアイサの♀」だった。写真を撮らなきゃと思い準備をしている間に、ミコアイサ♀はヨシの中に消えて行ったが、後から「白っぽいカモ」が現れ、直ぐ「ミコアイサの♂」とわかった。
直ぐに1ヵ月ほどほったらかして「観察を中止」する事にした。後は「雛を連れて泳いでくれる事を期待」するだけで~す。
いつものように、広角レンズで撮影。
橋や建物、残雪の山並み、桜を入れて撮影する癖があるので、岩手県雫石町である事。季節は5月である事が一目瞭然の写真は撮ってあります。望遠レンズより広角レンズが先が私の撮影スタイルで~す。
※昨年(2016年)の「岩手県初記録のカンムリカイツブリ繁殖成功」の例にならう事にした。最初の1年目が肝心で、観察圧、カメラ圧を加えると「営巣放棄」が考えられるので(ブラインド設置すれば、2年目以降、いくらでも観察できます。チョウゲンボウ、ササゴイで経験済)
▲ 2017年3月18日 ミコアイサ♂と♀ 岩手県雫石町
この個体が残ったのかな~????
▲ 2017年3月25日 ミコアイサの小群 岩手県雫石町
▲ 2007年3月20日 図鑑写真的にでっかく撮ってみました~。
▲ 2017年5月3日 今年の「雫石の桜」は遅かったですね~。
※ 日本国内での「ミコアイサの繁殖記録」は1例だけです。
1961年に北海道豊富町のサロベツ原野の砂丘林内の湖沼で「雛を連れた雌の観察例」が1回あるだけです。その後の繁殖状況は不評。森林内の湖沼河川沿いの「草むら」か「樹洞」が考えられると図鑑に書いてありました。
環境は岩手県雫石町内とそっくりで~~す。
雛つれのミコアイサが見たいぞ!!
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