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朝は「鳥鉄」、昼は「ササゴイ」、夜は「皆既月食」

本来なら、朝から晩まで「野鳥を追いかけてる」のだが、「野鳥燃えつき症候群一歩手前」なので、休養をかねて「なんだリかんだり(色んな事)」に挑戦してま~す。ひとつの事に集中できないと言うか、「なんでも飽きっぽい」ですよね~。

「野鳥写真愛好家」って、他のジャンルに直ぐ適応できるんですよ~。(逆は野鳥撮影ポイントを探すのが大変なので、思うようにいかないかな。どうでしょうか?)

※ 「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見る事ができます。

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▲ 2021年5月26日 E6こまち号  「七森ストレート」(岩手県雫石町)

朝、岩手山を見たら山頂に雪が積もっていた。今年(2021年)は例年の半分しか雪が積もらなかったので、「岩手山に雪と水田に新幹線」は撮らなければならないと、「七森ストレート」に出かけて来た。一本目(午前9時)は私一人、二本目(9時30分)は同業者(撮鉄さん)が現れたが「コロナの時代」なので、会話無し、5M以上離れての撮影です。

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▲ 2021年5月26日 ササゴイ  雫石水田(岩手県雫石町)

水田にはアオサギもいたが、警戒心が強いのでササゴイを撮影する事にした。

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▲ 2021年5月26日 スーパームーン 19:30頃  雫石水田(岩手県雫石町)

今日は「スーパームーンと皆既月食」なので、雫石水田で南東方向にカメラをセットした。

つい2か月前はハクガンとかカリガネでにぎわっていたのですが、やっと本来の田園風景になりました~。

雲が厚く、スーパームーンはダメでした。

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▲ 2021年5月26日 雲に隠れた「お月さん」です。19:50分頃 雫石水田(岩手県雫石町)

まとどくれせど、「厚い雲」は晴れず・・・、皆既月食はあきらめモードに突入です。

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▲ 2021年5月26日  皆既月食  20:20頃  雫石水田(岩手県雫石町)

一瞬(時間にして3秒位)、雲が取れ、「赤い月」が出てくれました。

「皆既月食の撮影」は諦めていたが、「野鳥愛好家にとって3秒は十分な撮影時間」でした。飛翔する野鳥を撮ってるもんで、(1秒に10枚撮影とか)。

「3秒間だけ見れた皆既月食」になりました~。

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▲ 2021年5月21日 皆既月食 20:20頃  雫石水田(岩手県雫石町)

野鳥写真を撮ってるもんで、野鳥愛好家にとって600ミリ望遠は「標準レンズ」です。

2018年「盛岡のササゴイの孵化」を確認できた~。

2週間前に「盛岡のササゴイの抱卵」を観察したので、今日はそろそろ「孵化」してるんじゃないかなと思い、「盛岡のササゴイの営巣場所」に出かけて来た。撮影・観察できないかも知れないと・・・(撮影・観察の為に草木を刈り払う事をしないから)の不安もあったが、「撮影・観察できなければ仕方がないのスタンス」で~~す。

ササゴイの巣としては珍しく、地上から高さ1Mに営巣してるので、巣に近寄り撮影しようと思えば撮影出来るが、ヒナが人間が付か寄る事に驚き、巣から転落すれば「落鳥」するので、「巣に近寄る」、「手前の草木を刈り払う事」はしません。(テレビの自然物で、巣が綺麗に撮影してるのは刈り払ってると思ってる)

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▲ 2018年6月29日 ササゴイ   (盛岡市)

上の画像 → ノートリミング

下の画像 → トリミング加工(雛がわかるようにトリミングしました)

雛が3羽確認できました。

2018年6月13日の観察時は「抱卵中」だったので、ここ2週間の間に孵化しましたね。ヒナの大きさから「孵化してから7日位か?」

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▲ 2018年6月29日 ササゴイ  (盛岡市)

手前の草木が大きくなってきたので、「今日の撮影が限界」かも知れません。あと2週間後の巣立ちの頃は、「巣はまったく見えないでしょうね。

ここまで大きくなったので、「たぶん巣立ち」出来ると思います。

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▲ 2018年6月29日 ササゴイ (盛岡市) ※トリミング画像

警戒心が強いササゴイなので、ブラインドに入らなければ撮影できません。

ただ新興住宅地ななので、地域の住民に「ササゴイの営巣場所」がわかれば、興味本位で「巣に近寄り撮影して見たいと思う人」が現れる事も考えられるので、「ササゴイの撮影は今日の30分で終了」します。

「盛岡のササゴイは10年連続の繁殖成功」になりま~~す。一般住民に気ずかれなかったからだと思ってます。

一番危険なのは野鳥を被写体として考えてない「野鳥写真愛好家」に見つかった時かな?

10年連続、「盛岡のササゴイの繁殖」を今日確認した

今年(2018年)は、繁殖場所近くの宅地開発で「盛岡のササゴイの繁殖」はあきらめていたが・・・、今日、昨年の繁殖場所から50M離れた場所に(1週間前はササゴイは観察できず)一組のササゴイのペアが抱卵中でした。これで「10年連続、盛岡のササゴイの繁殖」を確認できました~。

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▲ 2018年6月13日 ササゴイ   盛岡市

1羽は抱卵中です。そんな中1羽が巣材を運んできました。

抱卵の交代はしませんでした。

新興住宅地付近での観察は、一般人に気を遣うので、通勤通学時間帯や朝夕の犬の散歩時間帯には観察は避けなければなりません。車外に出と目立つので「車内に迷彩シートとを張り、望遠レンズの前を絶対人が歩かない場所に駐車する」が鉄則です。観察時間も30分以内と決めているので、過去10年間他の人から声をかけられる事も、他の野鳥カメラマンと遭遇した事は無いです。

「盛岡のササゴイも繁殖場所」は完全に守られてます。

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▲ 2012年5月6日  ササゴイの卵  盛岡市

2012年に「私のチョウゲンボウのブライイド設置場所」に、ササゴイがちゃっかり営巣しました。泣く泣くササゴイに場所をゆずりました。

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▲ 2012年5月7日 ササゴイ  盛岡市

ササゴイの巣の下が私の「盛岡のチョウゲンボウのブラインド設置場所」でした~。

仕方がなく、別な場所にブラインドを作ったのですが・・・

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50M離れた場所のブラインド入りする時に、ササゴイの親が巣を離れるのですが、チョウゲンボウがカラズを必ず攻撃するのでヒナがまる見えでも安心できました。

カラス対策にササゴイはチョウゲンボウを利用してましたね。

チョウゲンボウはササゴイのヒナを襲うことは無かったです。

2018年、盛岡のササゴイ集団繁殖地は・・・大変な事になってました。

昨年(2017年)まで、9年連続「ササゴイの集団繁殖」を観察してきたが・・・、今年(2018年)は「集団繁殖地の崩壊」になりそうです。と言うのは、「宅地造成の工事」が行われており、付近の水路沿いの樹木は綺麗に「伐採」されてました。

数年前から、小規模な宅地造成(10棟)が行われており、いずれは「ササゴイの集団繁殖地」にも宅地造成が来るかとは思っていたのですが・・・、現実になってしまいましたね~。

ササゴイは行き場を失うでしょうが、野鳥ですから「しっかり別な場所に集団繁殖地」を築くでしょう。「キュー、キュウー♪」の鳴き声をたよりに、また見つけ出すしかないですね。

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▲ 2018年3月12日  盛岡のササゴイ集団繁殖地  (岩手県盛岡市)

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盛岡のササゴイ集団繁殖地です。

道路がないので、人は近寄れないし、脇には必ず水路があるので(なぜかササゴイは水路脇の樹木に巣を集団で作ります。)糞が大量に落下しても、水に流すためでしょうか。

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ササゴイは鳴き声が独特なので、「キュウー、キュウー♪」と言う鳴き声が聞こえれば、近くに営巣場所があります。(警戒の鳴き声だと思われる)

直接巣には入らないので、ある程度の方向を確認し、「葉っぱについた白い糞の痕跡」を見つければしめたものです。

頭上に必ず巣があります。

※ カラスの古巣を使う事もありますが、ペアは一日で「簡単な巣」を直ぐ作ってしまいます。それと~、集団と言っても、1(ワン)ペアごとに、1週間から10日のずれで渡って来るので、40日位の時間差で繁殖しますね。

9年連続、盛岡のササゴイがコロニー(集団繁殖場所)に到着!

「盛岡のササゴイのコロニー」にしょうか、「田沢湖のイヌワシ営巣地」にでかけようか、どちらも自宅から35~40分弱で到着できるのだが・・・、連休の渋滞の事を考えて「盛岡のササゴイのコロニー」に出かける事にした。

毎年のように「4月中にする野鳥行事」なのですが、今年(2017年)は、「御所湖のカンムリカイツブリの繁殖調査」に時間を取られ、体が二つ欲しいで~す。

私は「営巣場所は人に聞かない、教えない」をモットーにしてるので、他から「野鳥の繁殖情報はまったく入って来ません」が、その分、自力で捜し出してる「野鳥の繁殖場所」はいつも一人なので、「野鳥ファースト(野鳥第一)」になってると思ってます。

「繁殖場所」で一番気にかけてるのが、「人間対策、野鳥カメラマン対策」です。最初の1年目を無事「繁殖成功」してくれれば、後は連続して何年も繁殖してくれます。「盛岡のササゴイ」が実証してくれてま~す。なんせ9年連続ですからね。

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▲ 2017年4月29日   ササゴイ   盛岡市

今年(2017年)もコロニー(集団繁殖場所)に、第一陣が到着です。ササゴイは不思議なしゅうせいで、集団で渡って来るのではなく、7日~10日の時間差で、第二陣、第三陣と続きます。個人的な観察記録ですが、第五陣まで(2012年の観察)の観察、写真撮影の記録が取れました。

私が公式的な「論文」とか「観察記録」を公開しないのは、繁殖場所の情報公開になるので、それが野鳥の為にならないと思ってるからです。幸い、「盛岡のササゴイのコロニー」では、誰とも会ってないで~す。

※「盛岡のチョウゲンボウ」は、4年連続繁殖成功したのですが、4年目に「BW&カメラマン」に場所が見つかり、5年目から繁殖に来なくなりました~。でっかく写真を撮りたくて10M前後の観察&撮影でダメになりました。

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▲ 2016年5月13日  ササゴイ   盛岡市

昨年(2016年)の画像です。最終的には第4陣まで(5月末に抱卵)確認しました。観察&撮影時間は5分ほどで、ブラインドに入る時は左右を確認し、600ミリもシートで隠しての移動です。同じルートでの侵入、同じ時間の観察は意図的にしません。ランダムです。

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▲ 2012年5月5日  ササゴイ  盛岡市

超警戒心の強いササゴイが休憩してます。ブラインド作りの達人だぞ~(笑)

この年は、ブラインドに入る時に毎回飛び立たれました。でも50Mは離れていたので、30分後には巣に戻って」きました。

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▲ 2012年5月6日 ササゴイの卵   盛岡市

綺麗な水色の卵でした。地上1Mほどの高さに営巣したので、ブラインドに入る時に巣を離れた時に「パチリと1枚」です。

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▲ 2012年5月29日  ササゴイ雛3羽   盛岡市

親が巣を離れるので、巣に戻るまで責任もって「カラス対策」をしました。

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▲ 2012年6月17日 ササゴイ幼鳥3羽  盛岡市

ササゴイが歩いての巣立ちでした。巣はM2下にあります。

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▲ 2014年6月6日  ササゴイ   盛岡市

ササゴイのコロニーは、「必ず水辺(水路&小川)がある所で、近くに水田や休耕田」が有ります。なき声がQQQ「キュー、キューキュー♪」と独特の鳴き声なので、声を頼りに「コロニを探しだす」のが一番で~~す。

※ 「営巣場所は人に聞かない、教えない」が私のモットーです。自力で捜し出すのがなんとも言えない喜びですね。

2016年のササゴイのコロニー(集団繁殖場所)は・・・。

なんか急に「ササゴイ」を見たくなって、「ササゴイのコロニー(集団繁殖場所)」に出かけて来た。2009年からコロニーを観察してるので、「8年連続のコロニー」が出来てましたね~。(8年連続、誰とも会う事がないので、コロニー管理は責任持って出来てます)

■今年のコロニーは2015年より100Mずれてました。去年の営巣場所の樹が無くなってました。しかし、だいたい同じ場所に飛来しま~す。

ゴイサギと違って、サギの仲間では一番位に警戒心が強いです。(当然、ブラインドの中からの観察です)人間の気配があれば、「抱卵中でも30分は巣を空けます。だから水色の卵がカラスの餌食になる確率が高くなりますね。

私の営巣の撮影方法は、最初の1年目は巣立ち雛、2年目は雛に給仕、3年目は抱卵中、4年目が営巣準備で「4年サイクルでの撮影」をするように心がけてるので、結局は長く観察を続けれる事になります。(8年連続の観察です)

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▲ 2016年5月11日 ササゴイ(1番巣)抱卵中  盛岡市

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▲ 2016年5月11日 ササゴイ(2番巣)抱卵中 盛岡市

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▲ 2016年5月11日 ササゴイ(3番巣)巣作り中  盛岡市

今シーズンは連休前に一度来てましたが、その時はササゴイの気配も巣も無かったので、3番巣からの推定で判断すると、1、2番巣は抱卵して1週間位でしょう。

ササゴイの営巣はタイムラグを作って営巣するので、4番は5月20日頃、5番は5月30日頃、6番は6月10日頃です。(カラスなんかの空巣を利用する)

いずれにしても、あと10日もすれば、葉っぱに覆われ、完全に巣が隠れてしまいます。撮影する事もできません。

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▲ 2014年6月6日 ササゴイの巣

何処に巣があるか、ぜんぜんわからなくなりま~す。

年によって違いますが、ササゴイのコロニーは5~8巣が10日位のタイムラグ(時間差)で営巣する、興味深い営巣行動です。天候不順なんかの餌の増減に「種(ササゴイ)として対応」してるんでしょうね。どんな事があっても、種を残すことになるでしょう。

2015年の盛岡のササゴイは?

毎年のように集団繁殖する「盛岡のササゴイ」ですが・・・、2015年の按配を見に出かけて来た。例年早い個体は4月25日過ぎに姿を現し、その後7日~10日のタイムラグを経て、6月上旬まで渡って来ます。

ひとつの小集団ではなく、時間差をつけての渡り繁殖行動は、他の野鳥には見られない不思議な行動です。

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▲ 2015年4月10日 ササゴイの集団繁殖地(盛岡市)

まだ新緑前なので、前年使用(2014年)の産座がわかります。丁度、葉が生い茂る頃(4月25日過ぎ)第1陣のペアが飛来し、7日後に第2陣ペアが・・・、14日後に第3陣のペアがと時間差を持って、第8陣位(6月上旬)まで続きますね。

巣を造る場所としては、(20例の観察)必ず水路(水がある場所)近くの樹木に造ります。高さは2M~10Mまでとさまざまでした。しかし例外的に1回だけ、「チョウゲンボウの巣から50Mの場所」に造った時は、地上50㎝(ほとんど地上と言ってもいい)に造った個体がありました。

ササゴイの天敵は「カラス」ですが(卵&雛どろぼう)、チョウゲンボウは営巣100M以内に入るカラスには必ず攻撃するので、地上近くに営巣しても、チョウゲンボウがササゴイの卵と雛を守ってくれましたね~。(チョウゲンボウはササゴイの雛を襲うことはありません)

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▲ ササゴイの卵

QQ「キュウ、キュウ♪」の鳴き声を前から聞いていたので、「水色の綺麗な卵」を見た瞬間に「ササゴイの卵だろう」と目星を付けました。卵に気がついた時には、親が人間(私)に気が付き、巣から離れたのだと思います。その場にとどまれば親が巣に戻らず「繁殖失敗」が十分考えられるので、直ぐ立ち去りました。

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▲ ササゴイの雛3羽

孵化するまでは巣に近寄らないと決めていたので、孵化後、親が15分ほど巣を離れる瞬間にパチリと1枚撮りました。チョウゲンボウの営巣場所にブラインドを設置していたので、ブラインドえの出入りの時に、ササゴイは巣をどうしても離れてしまいます。

地上すれすれ(50センチ)でも、チョウゲンボウがカラスから巣を守り、人間対策はブラインドの中から私が注意してました。この年は、「チョウゲンボウの営巣」にも、「ササゴイの営巣」にも、私以外の人を見る事はありませんでした。

※ 1週間前まで(4月中旬まで)、私がチョウゲンボウを見る為にサブの簡易ブラインドを設置していた場所なんですが、1週間後に来てみたら、「水色の卵が4個」あってびっくりしました。ササゴイに「チョウゲンボウ観察の場所」を占有されました。

盛岡のササゴイの繁殖記録(中間報告その4)

昨日は大雨で、今日は午前中じっくり「ササゴイ」の観察をさせていただきました。なんせ会社から500Mほどなので、歩いてこれるのが嬉しいですね。携帯電話が通じるので、まあなんとでもなりま~す。

「Cポイント(Cペア)」の雛が・・・、昨日までは3羽と思っていたのですが、今日じっくり観察(親が餌を運んでくるまで待っていました)したら、なんと「ササゴイの雛は4羽」でした。それと・・・、巣の中のポジション争いで、産座のふちを歩いて、落下しそうな雛が1羽と(Aペアの観察中に雛が落下したのも、今日のような感じだった)動きが激しかったですね。

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▲ 2012年7月13日 「ササゴイ」(Cペア)です。

雛は・・・、4羽でした。親が餌をを運んでくるまで待っていれば、「正確な数」がわかると思ってたので、観察できて良かったです。

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▲ 2012年7月13日 「ササゴイ」(Cペア)です。

鳴き声はなかったのですが、親が来るのを察知したのか、産座を歩きまわり、激しいポジション争いをしてました。今にも落下しそうになった雛もあり、生存競争は厳しいですね。

■ 盛岡のササゴイ 今日までのまとめ

Aポイント(Aペア)  巣立ち2羽確認。(1羽の雛が落下)

※ 昨日までは、「地上に営巣か?」と思われる行動をとったササゴイは、落下した雛に餌を運んでいたのだと・・・、今日じっくりCペアを観察し、気がつきました。その時は、「落下した雛を見たが、あるがままにしないと、Aペアが営巣放棄するんじゃないかと考えました」

Bポイント(Bペア)  巣立ち3羽確認

C ポイント(Cペア) 育雛中(雛4羽確認)

Dポイント(Dペア)  抱雛中 ※ 雛の数は未確認

盛岡のササゴイの繁殖記録(中間報告その3)

前にも書きましたが、乗りかかった船なので、ササゴイの観察に昨日出かけてきました。やはり巣立ち雛の個体数はどうしても記録として残しておきたいので・・・。巣に近寄らないで、50M以上離れてみたら、産座の中は見えないが、起き上がった時に(親が来たり、糞をする時)なんとか雛の個体数を数える事が出来ました。

詳しくササゴイの文献は調べていませんが、時間差を持って、そして小コロニー(集団営巣)を作っての繁殖の記録は、岩手県では観察記録がないんじゃないかな?(繁殖の記録とか観察記録はあると思う)と言うことで、誰にも見向きもされない「ササゴイ」ですが、ぺっこだけ、真面目に観察してます。

※ 小コロニーから2キロ離れた場所に、5ヶ所目のササゴイの巣を昨日見つけました。ただ水田の中の農家の敷地の雑木林なので、写真撮影は遠慮しました。ほんと水田の中に、農家だけの私道なので、入っていけないんですよ~。

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▲ 2012年7月11日 「ササゴイのCポイント」です。(岩手県盛岡市)

最初2羽かな~?と思っていたら、3羽でした。 №2は糞をするところでした。

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▲ 2012年7月11日 「ササゴイのCポイント」です。(岩手県盛岡市)

親が1時間ばかり巣をあけてました。餌を持ってきたわけではなく、巣の脇にパーチ(止まる)していました。もう雛も大きくなって(推定、孵化13日目)カラスう心配がなくなったのでしょう。(Dポイントは抱雛中なので、雛の数をまだ数える事ができません。推定で、孵化10日前後?)

■ 観察のまとめ

Aポイント  2羽巣立ち  (4卵で3卵孵化。1羽巣から落下。)

Bポイント  3羽巣立ち  (10Mの高さだったので、巣立ちまで雛わからず。途中2羽撮影)

Cポイント  育雛中    (3羽の雛。孵化13日目か?)

Dポイント  育雛中    (親が抱雛続行で巣を離れないので、雛の数は未確認)

※ 別のササゴイのコロニーを見つける。が・・・、私有地なので、100M以上離れた場所からでないと観察できず。個人の住宅敷地内なので、たぶん撮影は駄目でしょう。(たのみに言ってないけど・・・。猛禽類とか県内初記録の鳥なら、菓子おり持って挨拶に行く。)

盛岡のササゴイの繁殖記録(中間報告その2)

週末は・・・、乗りかかった船と言うことで「盛岡のササゴイ」の観察に出かけてきた。自分の目で確認できたのは4巣なのだが、(その内1巣は地上に営巣かと思われたが、結局3Mの胡桃の木に場所を移動して営巣)2巣は完全に巣立ち、2巣が抱雛中でした。

文献では知ってましたが、時間差をもって営巣する「ササゴイ」を観察できるとは思っていなかったので、少々、真面目に観察を継続中です。7月30日までには残りのササゴイも、完全に巣立ちしてくれると思うので、来週も・・・、「ササゴイの観察」になるのかな~。

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▲ 「Aポイント」です。6月17日に2羽巣立ちしましたが、今は草ぼうぼうになって、何処に巣があったかもわからない常態です。

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▲ 「Bポイント」です。巣立ち日には立ち会うことができませんでしたが、7月7日にカラスに威嚇されていた幼鳥がけやきの木の中に、3羽ほど見え隠れしていたので、3羽巣立ちしたものと推測されます。Bポイントは高さ10Mに巣をかけていたので、産座の中を見ることが出来なかったので、2~4羽だと(2羽は写真撮影しているので確実)思われます。

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▲ 「Cポイント」です。高さ3Mほどの胡桃の木に営巣してました。写真では1羽だけですが、下から見上げるかたちなので、正確な雛の数はわかりません。

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▲ 「Dポイント」です。親が抱雛中です。なぜわかるかと言うと、雛の鳴き声を聞きました。

※ 4つの巣に共通しているのは、巣の近くに農業用水路(2M巾ほどの)があることと・・・、「盛岡のチョウゲンボウの巣」から半径100M以内です。AとBは、チョウゲンボウの育雛中だったので、カラスが巣に近寄れば、チョウゲンボウが追い払ってました。「カラス対策にチョウゲンボウを利用した盛岡のササゴイの繁殖」と言うことですか。

CとDは、チョウゲンボウは営巣していないが、ハンティングに時折現れるので、間接的に「チョウゲンボウ」を利用してます。

「盛岡のササゴイ」は頭がいいですね~。

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