「隠れ猛禽屋さん」かも・・・。
バードウォチングの世界には、「猛禽屋さん」とか「カワセミ系」や「シギチ屋さん」、はたまた「フクロウ専門」、「(赤)ショウビン専門」、「(海水吸引の)アオバト専門」、「カモメ専門」などなど、いろんなジャンルわけをしてます。私は「シギチ屋さん」を自認してますが、、、実は「猛禽類に直ぐ目が行く」ので、好きには好きですが、、、「隠れ猛禽屋さん」かも知れません。
何を隠そう、バードウォチングに足を踏み入れたのは、宮崎学氏の「鷲と鷹」(平凡社)の写真集を購入したのが始まりです。そしてスズメとツバメしかわからない私が「野鳥の会」に入会したのは、「イヌワシを探鳥会で見せてもらえる」との超初心者の大いなる勘違いがスタートです。考えが甘いと笑われるかも知れませんが、それほどの「超初心者」だったと言うことですね。
最初の探鳥会で、「イヌワシ」や「猛禽類の巣」は自分の力で見つけるほかないと言うことは直ぐ覚りました。誰に聞いても、超初心者の事は相手にもしてくれないし、それ以来、「猛禽類の営巣場所は人に聞かない、教えない」を肝に銘じて今日に至っているわけですが、、、。1年以内には「イヌワシ」「クマタカ」「オオタカ」「サシバ」「ノスリ」「ミサゴ」「ハヤブサ」「チョウゲンボウ」の営巣場所は自分の力でみつけ、2年以内には「ハチクマとツミをのぞく岩手県内で見れる猛禽類は全部見る事ができました。(ツミは関東に出かけてみました)
前書きが長くなりましたが、そう言うことで、今日も自宅近くで60キロの走行中に「チゴハヤブサ」をみつけ、車を止め「600ミリの手持ち撮影(ISO800にしての高速シャッター)」をしてみました。「チゴハヤブサ」はホバリングはしないし、早いし、橋の上にハザードをつけての路上駐車なので、三脚がつかえなかった事も要因ですが、30分のハンティングに付き合って、撮影できたのはほんの数枚です。600ミリの手持ち撮影は、飛島(山形県酒田市)でのマダラチュウヒ以来ですね~。
▲ 2012年5月27日 「チゴハヤブサ」です。 雫石町
高い杉の木の上に営巣していると言うか、とても巣が見える状況ではないし・・・。広葉樹ならまだしも「杉の木」は、よほど近い距離での撮影でなければ、あまり「撮影意欲」がわかないですよね~。ほとんどの猛禽類は、人を寄せ付けない「崖」とか「高い松や杉」などなどです。それと~、ブラインドなしでは「100M以内」ではまず無理です。100M以内での撮影をしようとする事が「馬鹿げた行動」なのですが。(夜明け前にブラインドに入り、夜るに退出する行為)
そう言うことで、「猛禽屋さん」は、バードウォチングの世界では「超大変」な事を知ってるので、いまだに「猛禽屋さん」にはなれない「隠れ(似非)猛禽屋さん」ですか~。
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