今日は久しぶりに「ハチクマの飛翔撮影」に出かけましたが、大ポカをやってしまいました。ハチクマの営巣場所から400M離れた牧草地に車を止め(話は変わりますが、雫石の牧草地は秋田駒周辺がOKで、岩手山麓はセシウムで大変みたいですね)、ハチクマの出を待っていたのですが、中々出現せず、11時頃に♂が飛んだきりで、まてどもまてども出てこないので、「暇つぶしにヘリコ撮影」を・・・。(方向から言って、一本木駐屯地に飛んで来たヘリコ)
ハチクマ撮影の為に、高速シッターを切るように、ISO400で撮影したら、ヘリコの羽が止まってしまい、面白くもないので・・・、今度は帰りのヘリコを、「ISO100で、f11の1/160」で撮影し、羽が多少ブレで「満足、満足」と一人納得してました。
16時過ぎに、ハチクマが出現、猛スピードで「ハンティング」をしたのですが、てっきり蜂を追いかけてまわしていると思ってたのですが、捕獲の相手は、なんとサシバでした。今まで聞いた事がないほどの高い鳴声で「ピックイー!ピックイー!ピックイー!」と3鳴きして、森の中に飛び込んで、なんとか難を逃れたのですが・・・。
私の撮影画像は全部ピンボケでした。理由は・・・、ISO100とf11にしたまま(ヘリコ撮影時のまま)だったので、高速シッターを切ることが出来なかったからです。ほんと久しぶりの大ポカです。
収穫は5月中旬に渡って来るハチクマが、蜂の巣が出来る7月中旬までの間は、何を食べるのか疑問に思っていたのですが・・・、野鳥(サシバ)をハンティングする事を目にした驚きと、なんとしても撮影したいと言う(生態写真です)気持ちになりました。(クマタカみたいにヤマドリも襲うのだろうか?)
あまり他のジャンルに浮気するので、「野鳥の神様」からの宿題を与えられましたね~。
▲ 2012年6月1日 陸上自衛隊のヘリコです。シャッタースピードを1/160で撮影しました。これ以上遅くして、流し撮りも考えましたが、600ミリを低速シャッターの手持ち撮影する技術がありません。
▲ 2012年6月1日 三脚を使っても、ISO100のf11なので、ブレ写真になってしまいました。ハチクマに追い回され、ほとぼりが冷めてから森から出て来た所を撮影しました。この時に画像確認し、初めて大ポカをした事に気がつきました。まあ、これからサシバもハチクマもいくらでも撮影機会があるので、シーズン最初だった事が不幸中の幸いです。
▲ 「サシバの飛翔写真」です。 普通に高速シャッターを切れれば、飛翔写真はブラインドに入る事もないので、割と簡単に撮影することができます。
▲ 道路脇の電線にサシバはよく止まってます。電線に止まるのは「ノスリかサシバかチョウゲンボウ」ですね。
▲ 営巣地近くでは、こんな感じで撮影できます。
▲ サシバは「蛇がお好き」みたいですね。蛇を銜えた猛禽類を見たことがあるのは、「サシバ」と「イヌワシ」だけです。いずれも私の頭上を蛇を銜えたまま飛ぶので「落としてくれるなよ!」と声をかけました。
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