「こぶしの花」に野鳥(シジュウカラ)
桜より10日位前に咲く「こぶし」の花をみて、やっと春が来たと実感します。が、今年は異常な遅咲きで、5月連休後半でした。御所湖の桜並木も、1、2分咲きで、もう葉っぱがでてしまい、「満開の桜」は見れないんじゃないでしょうか。
私が始めて買った野鳥写真集「シング!シング!バーズ!和田剛一著」(1991年出版・初版本を持ってます)を持ってます。私にとっては「野鳥写真のバイブル」みたいなもので、勉強はしましたが、同じような構図は撮らないように心に決めてました。
「こぶしの花に野鳥」がない事を確認していたので、いつかは機会があれば、撮りたいもんだと思ってました。
和田剛一氏の「普通の野鳥を最高の絵として切り取る」写真集は、20年たっても色あせる事がなく、他の野鳥写真家のついずいを許さないですね。まったく個人的な感覚ですが、20年たっても若手野鳥写真家が追い越した「野鳥写真集」を出版できないと言うのはなさけないですよね~。
▲ 2013年5月6日 シジュウカラ 御所湖(雫石町)
普通種シジュウカラを「こぶし 」とからめて撮ってみました。バックがこぶしでなければ、「バック処理ができない、俗に言ううるさい写真」で終わってしまいます。私が野鳥写真で気をつけていることは「光線の処理」と「バックの処理」です。このふたつを理解していないと、「ただ野鳥を撮っているだけ」の普通の写真になってしまいます。
最近の私の野鳥写真の腕が落ちてるのは、「時間をかけないで、でたとこ勝負で撮ってる」からなんですね~。
最近のコメント