6年前の見前水田 de キリアイ
内陸の休耕田に「キリアイ」が入るとは思っていなかったが、2008年秋に鳥友のFさんから「昨日キリアイをみました」と情報をもらったが・・・。何度も「見前水田」「矢巾水田」と探しまわったが見れず、20キロ南の「石鳥谷水田」でやっと「キリアイ」を見た事をを思いだしました。
「キリアイ」は海岸に行かなければ見れないと、何度も宮城県の蒲生、鳥の海に足を運んで、やっと見れて興奮したのを思いだします。(1995年8月27日。鳥の海)
シギと言う名前がついていないので「キリアイ」と言う名前にとても憧れていて、どうしても見てみたいシギでした。漢字で書けば「錐合(きりあい)」と書きますが(嘴が錐ににているからキリアイらしいが、私にはちっとも錐に見えません)
先人の奈良の人は「田んぼに鳥と書いて鴫(しぎ)」と言っていたらしいですね。1200年以上も前から「田んぼでシギが見られてた」と言うことです。
そうそう奈良時代中期の聖武天皇が発布した「墾田永年私財法(743年5月)」のおかげで、山野が開墾され、田んぼが日本中に出来て、シギがあちこちで見られたのでしょうね。
▲ 2008年9月12日 「キリアイ」 石鳥谷水田(花巻市)
初めて宮城県で見て以来、13年ぶりに「キリアイ」を見る事ができました。まさか内陸の休耕田で見れるとは思ってもいませんでした。
▲ 1995年8月27日 「キリアイ」 鳥の海(宮城県)
この時は興奮しましたね~。
識別用に真横、正面と「石巻埋め立て地」で撮影しました。頭の4本の白い線をどうしても写真に収めたかったで~す。(眉斑2本+頭側線2本=4本)
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