2015年1月のガンカモ調査
今日は御所湖に出かけ、「ガンカモ類」の観察をして来た。1990年から25年連続「御所湖のガンカモ調査」に参加しているので、止めるに止めれないですよね~。1990年代の最初の頃は、「野鳥の会」はオブザバー的存在で、岩手県のガンカモ調査の公式記録は「鳥獣保護員」の観察記録が公式とされてましたね~。ボランテアの野鳥の会は一段低く見られてました。
それが・・・、2001年1月12日に「御所湖にアカハジロ」が越冬飛来し、白鳥餌場にいるのを同定した時を境に、「鳥獣保護員」の方を見る事もなくなりました。
一応、この「アカハジロの記録」が岩手県初記録になり、私が第一発見者だったので、「オープン情報」にし、沢山のBWに見てもらいました。(個体が飛び去った後に、情報公開されても意味がないと思っていたので)一度に100人あつまろうが、迷惑がかからないフィールドなら、「珍鳥情報は公開する」が私の基本スタイルです。
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2015年1月11日(日) 晴れ 9:00~
■御所湖(雫石町) 結氷率20% ※2015年ガンカモ調査
1 マガモ 87羽 (♂56・♀31)
2 カルガモ 29羽
3 コガモ 1羽 (♂19
4 ホジハジロ 243羽 (♂222・♀21)
5 キンクロハジロ 4羽 (♂1・♀3)
6 スズガモ 1羽 (♀1)
7 ミコアイサ 1羽 (♂1)
白鳥の餌付けが行われていた頃は、150+のオオハクチョウやオナガガモ500+が越冬してましたが、今日はオナガガモは1羽も見ることができませんでした。
変わりに「スズガモ♀1羽」を見ので、内陸奥の御所湖では珍しい鴨(かも)。御所ダムサイト下には、ホオジロガモが小群飛来するので、それに混じって北上川を北上して来たのかな?
今日もダム下にはホオジロガモ9羽(♂1・♀8)が飛来してました。
▲ スズガモ♀
▲ 2015年1月11日の御所湖はほとんど凍ってません。結氷率は20%と言うことで、「暖冬」ですね。
寒い年は結氷率99%で、御所湖に流れ込む小川周辺だけが、「かろうじて水面がある」状態です。そこにカモが集中するので観察はしやすいで~す。
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