毎年の事ですが・・・、春のシギチは種市海岸に
毎年恒例の「種市海岸に春のシギチ」を見に出かけてきました。
岩手県の場合いはほとんどが「リアス式海岸」なので、どうしてもシギチ観察に適したポイントが少なく、通いなれた「種市海岸でお茶を濁しておしまいにする」のがいつものパターンです。311の大震災の後は、蒲生(宮城県)とか石巻埋め立て地(宮城県)とか松川浦(福島県)には足が遠のいてしまいます。万が一「津波警報」が出た時に、30分以内に高台に避難できそうもないのと思っているからで~す。
「種市海岸」なら海辺で観察してても「5分以内」で安全な場所に避難できま~す。311でも「人的被害はゼロ」でした。(2010年に高さ12Mの津波防潮堤が完成された)
「種市海岸と言えばキョウジョシギ」なんですが、期待通り「キョウジョシギ」が見れたので満足です。
▲ 2017年5月21日 キョウジョシギ 種市海岸(岩手県洋野町)
キョウジョシギは10羽ほど。キアシシギが20羽、後はメダイチドリとコチドリで寂しい限りですが、「ガツガツ見る年でもない」ので、まったりと腰を下ろして、キョウジョシギが近寄ってくれるのを待ってました~。これがいつもの私の観察スタイルで~す。
キョウジョシギの写真は、15年前に種市海岸で撮影したのが「一番のお気に入り」で~す。
▲ 2001年5月19日 キョウジョシギ 種市海岸(岩手県洋野町)
私の写真の好みは「でっかく撮るより、群れで小さく撮る」のが好きなんで~す。
キョウジョシギは英名でTurnstone(タウンストン)だから、種市海岸のような小石が多い場所が大好きですよね。石を嘴で回転しながら餌を探してます。
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