昨年秋(2020年11月24日)に「雫石水田でハクガン幼鳥2羽」を観察したが(見れると思ってなかった)、今度は春に(2021年3月6日)に「まとも雫石水田でハクガン幼鳥2羽」を観察した。首輪とか足輪が付いているわけではないので、「同一個体と断定できない」が、個人の趣味の観察記録としては、「ほぼ間違いなく同一個体」と考えてしまう。(秋も春も幼鳥2羽での行動。太平洋側に、幼鳥ハクガンが飛来してるとは思われないので)
今日も(3月12日)、夕方に「ミヤマガラス300±」と「日中は空だった御所湖にオオハクとコハクの100±の群れ」が入り、昼に雫石水田にいた、オオハク、コハクも同じ数がいたので、移動して来たハクチョウと思われる。と言うことで、「ハクガンの幼鳥しかり」、「カリガネしかり」で「雫石水田は太平洋側と日本海側を色んな野鳥が横断途中の重要中継地」に使われていると思う。
「ハクガン」でも「カリガネ」でも、伊豆沼や八郎潟は警戒心が強く、撮影が難しいが「雫石水田は警戒心が薄く(私一人と言うこともあるが、他の野鳥カメラマンに追いかけまわされないからだと思う)
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▲ 2021年3月6日 岩手山とハクチョウとハクガン 雫石水田(岩手県雫石町)
50ミリの撮影なので、ほぼ肉眼で見てるのと同じ倍率です。
ハクガン2羽がいるので「写真をクリックして拡大」し、ハクガン2羽を探し出して下さいませ。
オオハクかコハクか双眼鏡で嘴確認をしていたら・・・「何か雪玉みたいな小さな塊」があったので、ジズ(ぱっと見)で「もしかしてハクガン????」と思いました。そんな時は「600ミリの望遠で撮影し、拡大機能で見れば一目両全」。カメラのデジタル化の恩恵を受けてま~す。(あまりプロミナを使わなくなった)
▲ 2021年3月6日 ハクガン2羽を探せ! 雫石水田(岩手県雫石町)
伊豆沼でもない、八郎潟でもない「雫石水田のハクガンの証明」には「岩手山を入れて撮る」のが一番です。
コアBWの人はおわかりでしょうが「白いゴミ粒」と「黒いゴミ粒」と「ハクチョウ」です。この1枚で「雫石水田のハクガンとカリガネの証明」になりま~~~す。
▲ 2021年3月6日 青空を飛ぶガンたち 雫石水田(岩手県雫石町)
この写真だけなら、伊豆沼なのか八郎潟なのか雫石水田なのかわからないですよね。
だから、私は「山とか特徴ある建物とか」入れて撮るようにしてます。
小さくても「ハクガン」だけは初列風切羽を見れば、他のガンとの違いが一目瞭然ですね。
▲ 2021年3月6日 ハクガンを探せ! 雫石水田(岩手県雫石町)
地元の人だけが知ってる、「バックの山は箱石山」です。
宅地は年数がたてば変わる事もあるでしょうが、山と鉄塔は「永遠に不滅」で~~す。これも、雫石水田の証拠写真ですよね。
黒いゴミ粒はカリガネです。
▲ 2021年3月6日 ハクガン幼鳥2羽 雫石水田(岩手県雫石町)
望遠レンズ(600ミリ)で撮れば、ハクガン幼鳥とわかりま~~す。
▲ 2021年3月6日 ハクガン幼鳥2羽 雫石水田(岩手県雫石町)
ハクガンとカリガネ。どっちを優先しようかと思ったが・・・、「カリガネは毎年雫石水田に立ち寄るからと・・・ハクガン優先」にしました~。
上 2021年 3月 6日撮影のハクガン 雫石水田(岩手県雫石町)
下 2020年11月24日撮影のハクガン 雫石水田(岩手県雫石町)
3カ月ちょっとで変わった所は「嘴のピンク色」ですか~。
羽模様も白色が増えました~。
上 2021年 3月 6日のハクガン幼鳥2羽 雫石水田(岩手県雫石町)
下 2020年11月24日のハクガン幼鳥2羽 雫石水田(岩手県雫石町)
どちらもハクガン幼鳥2羽。
そんなに太平洋側にハクガン幼鳥は飛来しないと思われるので、「2羽での行動と幼鳥である事」なので、秋・春同一個体と・・・思うことにしようっと。
論文発表しないので、あくまでも趣味の観察だから、「同一個体と思って喜ぶ」ぶんには、誰にも迷惑かけないよね。
▲ 2021年3月6日 ハクガン幼鳥 雫石水田(岩手県雫石町)
もう「ハイアマチア野鳥写真家を廃業」し「野鳥写真愛好家宣言」したので、こんな「誰でも思いつく構図のパタパタ写真」を撮って、喜んでま~~す。
もう野鳥写真は「過去の人」になりました~。
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