内陸100キロの休耕田に迷行したコシジロウミツバメ
8月31日のブログに「たぶんコシジロウミツバメ」と速報版として写真を貼り付けたが、やっと写真整理ができたので、改めて「コシジロウミツバメ」の写真を貼り付けます。
大きな台風通過後に、外洋の海鳥が沿岸に打ち上げられる(落下鳥)話はよく聞いていたが、「内陸100キロの休耕田(見前水田)にコシジロウミツバメが飛来した」ことは、超珍しい観察記録だと思うので、出し惜しみなく「観察記録」を報告します。
▲ 2016年8月31日 コジジロウミツバメ 見前水田(盛岡市)
宮古市から100キロ、釜石市から120キロ、八戸市から160キロの位置する「見前水田(盛岡市)」です。台風10号に飛ばされてきたコシジロウミツバメは、落鳥することなく、休耕田で休憩してました。
内陸に入ることはない外洋の海鳥なので、超珍しい観察と言うことはわかっていたので、写真撮影と最近「カメラで動画も撮れる」ことを意識できたので(IBCテレビのカンムリカイツブリのニュース映像は、IBCのカメラマンが私のデジ一眼で撮影したのでした)、コジジロウミツバメの動画撮影もしました。
▲ 2016年8月31日 コシジロウミツバメ 見前水田(盛岡市)
台風で飛ばされてきたと思われるので、疲労困憊して「落鳥寸前の個体」かと思いきや、風もないのにジャンプして休耕田を飛び回りました。私のイメージとしては、崖から海上に飛び降りて、風を利用しなければ飛べない鳥だったのですが・・・・、そんな事はなかったですね。
▲ 2016年8月31日 コシジロウミツバメ 見前水田(盛岡市)
飛び上がる瞬間です。翼に比べ、足は貧弱ですね。
▲ 2016年8月31日 コシジロウミツバメ 見前水田(盛岡市)
連続撮影してみました。
内陸休耕田で撮影したので、コシジロウミツバメなんですが・・・海鳥の感じがしませんよね。ミスマッチな画像になりました~。
ただバーダーの感覚では「二度と撮れない貴重な写真」になりました。内陸100キロで外洋の海鳥が撮れる(落鳥ではない)なんてことは、今後ないでしょう。
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