待ち人来る「5年連続カリガネの小群16羽、雫石水田に現れる」
今シーズン(2023-24)のカリガネは、先月2月16~18日に「5羽のカリガネ」が雫石水田に飛来したのだが、つねにマガンと行動を共にしていたので「伊豆沼で越冬してたカリガネではないか?(個人的な推測です)」と思っている。が・・・・、3月16日に飛来したカリガネ16羽はマガンと交わる事なく行動していたので、「伊豆沼以外での越冬個体の群れ」ではないか?と思っている。
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▲ 2024年3月16日 カリガネ16羽 14:00 雫石水田(岩手県雫石町)
午前中、この水田内で「亜種アメリカコハクチョウ」の観察をしていたが、昼食をとりに自宅に帰った(車で1分、徒歩で5分)のですが、アメコは別な場所に移動していたが、代わりにガンの群れが・・・。首を背中に入れていたので(日中に採餌しないで休憩しているのは新しく到着した個体が多い)、首を出してくれるまで待つ事にした。
▲ 2024年3月16日 カリガネ 雫石水田(岩手県雫石町)
マガンやハクチョウが混ざらないので、写真的には「最高のカリガネ」を撮影する事ができました。
ピンク色の嘴とでんび(雫石の方言で額のことをでんびと言う。いつも「でんび」と言ってる)の白色がマガンと違うので、遠くにいるガンでも「でんびの白色」が目に飛び込んできた時は、「あっ!カリガネだ!」とつい興奮してしまいます。
▲ 2024年3月16日 カリガネ 雫石水田(岩手県雫石町)
ガン5種(マガン、ヒシクイ、シジュウカラガン、ハクガン、カリガネ)では、カリガネが一番好きですね。
5年連続(2020年3月17日から)カリガネを観察&撮影してるので「雫石水田はカリガネの貴重な中継地」になりました。
▲ 2024年3月16日 カリガネ16羽 16:00時 岩手山バックに飛翔 (岩手県雫石町)
縄張り意識の高いハシボソガラスに置いたたれ、秋田駒ヶ岳方向に飛んで行きました。
17時まで待ったけど雫石水田に戻る事はありませんでした。
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