雫石水田にカリガネ28羽が3月25~29日まで5日間滞在した。(3年連続の北帰行です)
今シーズン(2022年)のカリガネ北帰行は諦めていたが、マガンとかヒシクイとかが雫石水田に入るよううになり、「ピンクの嘴と金色のアイリング」を双眼鏡で確認。絶対カリガネの群れに違いないと・・・。過去の観察経験から「カリガネは田んぼの緑色の雑草が濃い所で採餌する」と「採餌場所に執着する」事がわかってるので、50~100Mは晴れて車内待機してれば、簡単に見る事ができます。
今シーズンの雫石水田の積雪は「半端ない量」で、ガン・ハクチョウの北帰行は「2週間ほど遅れた」のが幸いし、「白鳥屋さん(ハクチョウだけを専門の撮るカメラマン)が一人もいない」ので、ガン・ハクチョウに「無用なカメラ圧、観察圧をかけない」(私は車外に出ないし、基本的に100Mの間合い取るし、あとは近寄ってくれるのを待つだけ)ので、「カリガネが御所湖をねぐらにして5日間も滞在してくれた」と思ってます。
犬の散歩人が来ると、ガンは飛び立ちますが、「カリガネは必ず同じ場所に戻ってくる」のをわかってるので、安心して待つ事ができます。
「一に観察、二に観察、三、四が無くて、五に撮影」が基本的な私の「野鳥写真撮影スタイル」ですね。
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▲ 2022年3月25~29日 カリガネ 雫石水田(岩手県雫石町)
「岩手山」バックに飛翔するカリガネの群れです。雫石水田で撮ったエビデンス(証拠)ですか~。
伊豆沼でカリガネを何度も見てるが、「万の数のマガンの群れに混ざってるカリガネを60倍のスコープで見て、ぜんぜん感動する事は無かった」で~す。雫石水田で一人で見てれば、「警戒心の強いカリガネでも、20M位までは近寄ってくれる」のがいいですね。
▲ 2022年3月25~29日 カリガネ 雫石水田(岩手県雫石町)
カリガネは採餌場所に執着するので、「犬の散歩人に飛ばされても同じ場所に必ず戻る事」を知ってるので、車内で待つだけです。
▲ 2022年3月25~29日 カリガネ 雫石水田(岩手県雫石町)
たまに散歩人が通れば「飛び出し」てくれるので、レンズを構えて待ってれば、「飛び出しの撮影はわりと簡単に撮ることができる」ですね。
▲ 2022年3月25~29日 カリガネ 雫石水田(岩手県雫石町)
バックの白い建物は「雫石プリンスホテル」です。
▲ 2022年3月25~29日 カリガネ 雫石水田(岩手県雫石町)
マガン・ヒシクイ・シジュウカラガンもいたのだが、他のガンに混ざらず、日没寸前までカリガネだけが残ります。
「カリガネだけの群れ」を撮れるのも、マガンが少ない(100羽ほど)からですね。
北帰行の3月に「3年連続でカリガネを観察出来た」ので、「奥羽山脈・秋田駒ケ岳越えの渡のルート」が出来てますね。
ガン・カモ・ハクチョウ・オジロワシが秋田駒ケ岳を目指して飛んで行くのを毎年観察してます。(八郎潟に直行してるのだと思う)
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