御所湖でチュウヒか~???@2021年3月7日
ハクチョウのカウントするため、安庭橋(御所湖)から上流、下流と見ていたが、どうしても(ブッシュの茂みが高く)見えない所が出たので、「町場ポンプ小屋」に行ってみた。そこには先客3人組(ぜんぜん面識の無い初対面の人)がいた。まずは挨拶と「おはようございます」と声をかけ、「ハクチョウを見るだけですから直ぐ帰ります」(カメラ無し、双眼鏡だけ)といい、10分位いただろうか。
先客3人組は、カメラを持ってない私に安心したのか、「自慢のカメラ自慢や野鳥写真自慢のオンパレード」で、そこまでは我慢して聞いていたが、「野鳥の名前の教え魔」に変わったので閉口した。(双眼鏡をダウンの中に入れてたから、普通の一般人に見えたのでしょうか?)
しまいには、午後から「イヌワシの撮影に行く」とか言っていたので、「何処のイヌワシの営巣地ですか?」と聞いたら、急に大人しくなり、「野鳥自慢もしなくなり」、そばから離れていった。
カワアイサの群れが飛びたったら、今まで自慢げに言っていた「野鳥の名前もなくなり」、小さい声で「カワアイサだね」といったら、大きな声で「カワアイサ!」と連れの二人に叫び、カモ類がパニック飛出ししたら「オジロワシ!」と私に聞こえるように叫んでいた。
私は「オジロワシでは無い事」は直ぐわかったが「ノスリか?、マダラ雌か?ハイチュウ雌か?ハリアーか?(チュウヒ)」と思い、あわてて車の戻った。
私の「600ミリの望遠とジッツオの三脚」を見て、「御所湖の町場ポンプ小屋の場の雰囲気は一変に代わり」、3人組は20Mも離れていった。私は「集中してハリアーを撮るだけ」。
御所湖でチュウヒ(Harrier)を見るのは初めてと言うか、岩手県内で見るのも初めてで、「ラッキー!」と声を出したくなったが、「野鳥写真3人組」がいるので、声を出さす、静かにシャッターを切った。
全くの個人的な話ですが、1987年発行の「岩手の鳥獣/岩手日報。2200円」の本に「チュウヒの名前も写真掲載も無い」ので、「もしかして岩手県初のチュウヒの記録写真か?」と思ったりもしてます。「いわてレッドデータブックには岩手県沿岸で震災前は繁殖記録がある」と書いてあるが、「岩手の鳥獣に写真が無い」と言うことは、誰が観察したんだろうと・・・。私は1989年から鳥見をはじめ、1年で北東北3県をかけずりまわり、「ハチクマとカンムリワシ以外の猛禽類は全部見た」ので・・・。「チュウヒ」は仏沼(三沢市)で2度、八郎潟(大潟村)で1度、蕪栗沼(登米市)で2度の5度の観察経験しかありません。
今回の「御所湖のチュウヒも誤認も有り」。シギチ屋なもんでと言い訳しておきます。恥ずかしい話ですが、マダラ雌かチュウヒかと悩みました~(笑)。「疑わしきは普通種」のBWの格言があります。
※ 「写真」をクリックすると大きな画像(1000x666)で見る事ができます。
▲ 2021年3月7日 チッウヒ 御所湖(岩手県雫石町)
たぶん「チュウヒ」。
渡りの個体と言うことで、「もしかしてマダラチュウヒ雌・幼鳥もあるか?」と考え、画像をトリミング加工したのも貼っときます。
▲ 2021年3月7日 チュウヒ 御所湖(岩手県雫石町) ※ トリミング加工画像です。
マダラチュウヒ雌には腰の部分が「白色」なので、この個体は「マダラ雌ではないですね」
「疑わしくは普通種の格言」通り、「チュウヒ」だと思います。
▲ 1997年5月5日 マダラチュウヒ♂ 飛島(山形県酒田市)
600ミリを「手持ち撮影」したのでブレブレです。
「二の畑」には総勢3人位のBWしかいなく、マダタチュウヒ♂を見れたのは3人だけだと思う。
ブレブレ」写真ですが、「マダラチュウヒ♂」の記録写真になりまいた~
日本野鳥の会山形支部のYさんから、写真提供依頼の電話をもらいました。「山形県初記録とか言ってましたね~」
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