御所湖で、ムシクイの仲間に頭を悩ます・・・
今日は午後から御所湖に出かけた。ちょうどコブシの花が満開なので、「コブシの花とオオルリかキビタキ」狙いなのだが、そうそう上手くいかず、あきらめて車を移動したら、聞きなれない少しかん高い「ジィ!ジィ!ジィ!ジィ!」の小鳥の地鳴きが耳に入ってきた。鳴きやまないので双眼鏡で声のする方向を丹念に探したら、ブッシュの中にムシクイ類のシルエットが見えた。
ムシクイの仲間を見た時は、まず最初は「頭央線(とうおうせん)があるかないか」に注意し、囀りを聞くのがいつものパターンです。が・・・、今日は聞きなれない地鳴きに、嫌~な予感が。
センダイでもないメボソでもない・・・。
「オオムシクか!」と期待するも囀ずらないし・・・・、「疑わしくは普通種」の格言で
「エゾムシクイ」か~~~~。
私がもっとも苦手とするのが「ムシクイの仲間」なんです。
▲ 2017年4月30日 エゾムシクイ 御所湖(岩手県雫石町)
頭のなかで「オオムシクか?」とも考えたが、「エゾムシクイ」は
1 白色のはっきりした眉班(びはん)
2 細い翼帯(よくたい)が2本
3 頭上と背なかが色調差がある。
と言うことで、「エゾムシクイ」としました~。
「オオムシクイ」も、翼帯(よくたい)が一本出るのでややっこしいですよね。
他のムシクイは翼帯がはっきり2本出るのは「キマユムシクイ」と「カラフトムシクイ」くらいでしょうか?あとは翼帯が出ないからね~・・・。
「翼帯が出るムシクイの仲間は要注意」で~す。
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